今週の金曜日に、水戸地裁で公判があります。
税金を殺処分に使わないでほしい、との住民訴訟です。
昨年の夏に殺処分された子たち。
譲渡不適を根拠に、殺処分された犬たち。
あの子たちを、絶対に忘れることはありません。
昨年の茨城県動物行政をめぐる裁判が、今、水戸地裁で行われています。
殺処分が当たり前の県から、生かすことが当たり前の県に変わるために。
原告の皆さんに情報提供をしています。
譲渡適正ガイドライン施行に至るまでの経緯、2019年2月にセンターで開かれた登録愛護団体の意見交換会記録、
施設増設と人員増強への願い、
殺処分に揺り戻そうとの動き、
インターネットに流れた誹謗中傷バッシング、
それを利用しCAPIN排除する茨城県、
他団体による茨城県や茨城自民県連への殺処分再開を求める要求、
それを受け県連で殺処分再開を決めた。
ガイドライン施行とパルボ発生と住民監査請求の棄却が重なった6月。
殺されていった犬たち。
そしてワクチン詐欺から明確になった特定団体と行政との癒着、利害関係。
「生きているだけで可哀想、早く殺してあげましょう」の発言。その考え方。
インターネットに流れた発言や意見、動画、音声も併せて証拠物件として提出します。
茨城県の税金を、殺処分でなく、生かすために使ってください、という訴訟です。
目の前の子を簡単に殺してしまえるのでしょうか。だれもが感じる素朴な疑問です。
センターにつかまって怯えている犬猫をなんとか
工夫して命を助けてあげてあげましょう、というお願いです。
あのとき、
殺された犬たちを忘れない、それに尽きます。
by鶴田真子美(おかめ)