笠間動物センターにいってきました。
散歩もされず、おびえる犬も多くいて、譲渡するための人ならしが全くされてない犬もいました。
昔使っていた焼却炉
ボタンひとつで犬が苦しむ姿も見ずに殺すことが出来る残酷な機械がありました。
なぜそんなものが出来てしまったのか。
なぜそんなものが命を預かる場所にあるのか、
センターは犬や猫を殺す為につくられたのだろうか?
そんなものを作り、設置するお金を、犬の譲渡するための訓練や、シェルターを作ることに当てられなかったのだろうか。
どうして県や市はこんな状況を改善しようとするわけでもなく、民間団体を補助しようとする訳でもなく、見ないふりをしていたのか。
そして私自身も知らないところで、犬や猫が殺されていて、自分は今まで何をしていたのだろうか。怒りと悲しみと疑問が沢山湧き上がってきました。
2年前には毎週4匹くらいが殺されていたそうです。
殺処分のあと、焼却された遺骨は、隣接する獣医師会経営のペット霊園に入れてもらうこともなく、産業廃棄物としてセメントや建築材になっているそうです。
最近になり少しづつ改善されてきたものの、またすぐに犬や猫が殺されてしまうかもしれない。
私達はセンターで何をやっているのかも知らないし、行くこともそうないと思います。
だからこそ犬や猫の命が粗雑に扱われていることに気が付かないのだと思った。
動物指導センターは県民に訴えるためにも、今センターで起こっていることを報せる義務があると思います。
そして私達はそれと向き合わなければならないと思いました。
まだまだ感染病対策や、犬の世話、譲渡するための活動など、すべきことはたくさんあり、そのためには意識改革が必要だと思いました。
「だから茨城は最下位なんだよ。」という言葉が心の中に残っています。
センターに行って、私たちは命がゴミのように扱われる場所に住んでいたと気付かされました。
県民の意識が変わっていけば、この問題は解決できると思います。
そのためにも行政がその問題を発信していくことは大きな一歩だと考えています。
そして私達はそのような問題にどう向き合って行けばいいのかこれから模索しながら活動していきたいと考えています。
以上、学生ボランティアのユキちゃんから写真と文章を頂きました。
ユキちゃんの思いが、県知事、県庁生活衛生課、県議会議員の皆様に届きますように。
夏の空に祈りを届けます。
by鶴田おかめ