土浦シェルター医療報告 2/7~ | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ

2/7(金)

犬ヒカリ


お薬の処方
■体重 8.55kg
■処方
少しずつ食べているようなら、今のお薬を続けるように。
★膵臓のお薬

犬ペッパー


フィラリア陰転治療の開始
■体重 8.85kg
■咳について
咳は出るものの、継続的ではない。
(診察中に咳をしなかった)
フィラリア症からの咳ではないか。
■耳の汚れ
今は洗浄などせずに、そのうち行う。
興奮させると身体に負担がかかる。
陰転治療を開始するのであれば、まずはそちらを優先で。

■フィラリア陰転治療
お薬の処方。
明日より抗生剤を開始します。
朝夕2回

■その他
皮膚の汚れが酷い
ブラッシングをして余計な毛を取り除くように。

★注意
シャンプーをしたり、濡れタオルなどで拭くなどは
今はしないように。
まずは丁寧にブラッシングを。


犬和歌


膀胱炎の投薬後の受診
■体重 15kg
■尿検査
1)尿の色が薄い
2)ph8
3)菌は検出されず
とりあえず抗生剤は終了しました
■エコー
腹水、胸水なし

■今後
状態が安定しているので、今後は様子をみながら
通院。
調子が良いなら通院無しで、処方のみ可。

2/10(月)
犬ロルフ


去勢手術、耳洗浄
■去勢手術・・・済み
■耳洗浄・・・済み
■マイクロチップ
済み
■爪きり

■右前足指の化膿について
毛穴にばい菌が入ったもの。

■処方
術後の抗生剤(朝晩)×7日間
※足の化膿の治療も兼ねる

夕方シェルターに戻りました。

2/14(金)
犬


耳洗浄
■体重 17.55kg
■爪きり・・・済
■耳洗浄
行いました。



今回は沈静の効きが悪く、意識のある状態での
耳洗浄となり、とても嫌がりました。

耳周りの毛玉をトリミングしていただきました。

【その他】
1)フィラリア陰転薬の処方
★坂本ハウス
冬、チル、チョー、ジョーカー、ルーン
カシュー、マカダミア

★土浦シェルター
蓮、小花、とんみん、令華、プリン、妙、タカミー
ロルフ、スバル、白州、茶々、生、柴じい
★テツ

 

2/14(金)
犬ワカメ

本日14時半ごろボラさんから、ワカメの右耳の付け根が膿んでいると報告を受け
ました。
水道水で洗浄したところ、ズルッと膿みのかたまりのようなかさぶたが
とれ、中はぐちゅぐちゅの鮮血の血肉。
直径4センチくらいの傷があることがわかり、16:30受診。

傷の周りの毛をカットし、傷口洗浄を行いました。
おそらく傷を負ってから数日(1~2日)経っているのでは。
そのため化膿して皮膚が壊死している
縫わずに、毎日の洗浄、軟膏剤。抗生剤で様子見し
傷の治り具合で、今後のことを考えましょう、ということになりました。
(by あんこさん)

 

★注意!
ワカメとビッテは同時にランに出さず時間差で

1頭ずつラン出し。

 

2/17(月)
犬ガガ

皮膚の投薬後の再診
■体重 9.35kg
■爪切り・・・済
■皮膚
状態が良い。お薬がよく効いている。

■耳
綺麗になって新しい耳垢は少ない
<処置>
オスベニア1本を両耳に半量ずつ注入
■咳
咽喉を押さえると咳き込み。
気管虚脱疑い
<処方>
・気管支拡張剤
・モエギナール(一日2回)

犬レイ


前回の血液検査の結果を受けて受診
■体重 4.7kg
■血液検査
1)ミクロフィラリア(-)
2)尿素窒素(正常値~29.2)
前回40.6→今回 35.6
已然高いものの、少し下がりました。
<診断>
★腎臓も少しは悪いのかもしれないが、クレアチニン数値が正常値なので
もしかすると脱水の影響があるかもしれない。
尿検査を実施し、尿たんぱくがどのくらい出ているかによる。
※本日は尿採取が出来なかったので、明日持参。

★フィラリア陰転は尿検査の結果を待って決定。
場合によっては腎臓を一気に悪くしてしまう可能性もあり。

3)その他問題なし

■脱毛箇所
1)左前脇下
古い裂傷跡がある脱毛。

おそらくハーネスか何かで切れたのではないか。
(センター収容時の写真で既に脱毛している)
傷は治癒してるが、発毛はしないかもしれない。

2)背中
本日瘡蓋を剥がした跡。
何かで怪我をしていたようだが、傷口は治癒している。

何れも菌などではない。

■歯

奥歯に欠損箇所
犬歯一本も抜けそうな箇所あり
歯肉炎

■爪切り・・・済
足裏の毛も刈って頂きました。


■その他
1)後脚及び腰下、尻尾を触ると痛がる。
高齢であることから、脊椎にブリッジなどが形成される脊椎変形症が疑われる。
アンチノールの投与。

2)耳は中はキレイ。
洗浄まで必要なし。シャンプー時などに
洗ってキレイにしてあげると良い。

犬イタロー


■フィラリア陰転治療薬の処方
術後の化膿が治ったので
処方していただきました。

★明日よりビブラマイシンを開始いたします。

【その他処方】
1)フィラリア薬
銀河、サクラ、楓、マコ、美空、ビッテ、ポポ
バンビーナ(預り宅用×2か月分)
おもち(預り宅用・常服薬共に×2ヶ月分)



2/21(金)
犬レイ


先日行った尿検査の結果が出ました。
<結果>
UPC値が正常値だったので、陰転治療薬が処方されました。
抗生剤・・・開始でセット済

犬クルマ


失神するなどの症状があり受診
■体重 13.7kg
■血液検査
1)ミクロフィラリア(-)
2)貧血あり
3)GPT(正常値~78)
89
フィラリア症による、肝臓のうっ血

■エコー
1)右側心臓の弁が痛んでいる。
以前フィラリアが絡まっていた影響。
2)右心臓の肥大
3)腹水はなし
<診断>
肺高血圧症
★お薬が処方されました。
明朝より開始でセット済(1日2回)

■フィラリア陰転治療
とりあえず抗生剤+モキシハートで
緩やかに行う。
抗生剤を開始します。

■その他
お散歩はあまり長くしないこと。
食事は心臓サポートを。


犬ノボル


フィラリア陰転の開始
■体重 5.42kg
■血液検査
1)アルブミン数値が低い(栄養状態が悪い)
2)ミクロフィラリア(+)

■爪切り・・・済

■便検査
消化が悪い。
肉を食べさせるのを止め
「ドライフードのみ」与えること。
(もしくは白米+ササミ)
★整腸剤+下痢止めを服用させること。

■尿検査
たんぱくが出ているが、精子

■去勢について
アルブミン数値が上がってから。

■処方
フィラリア陰転治療薬
24日(月)から開始

犬バーニー(坂本ハウス)

■真菌の診断で、抗生剤、真菌薬を服用するも
改善されず受診。


<処方>
シンバリカ(本日投薬済)
痒み止め(1日1回×5日間)

2/26(水)
犬バーニー


前回、皮膚の赤みと痒みで
シンバリカ投薬、ステロイド服用後の受診
■体重 18.1kg
■皮膚
菌なし。

<処置>
一ヶ月効くお薬を注射したので
ステロイドなどの投薬はなし。
■耳
左耳奥に汚れの塊があるが、取れない場所。
とりあえず耳内にお薬を入れ汚れが浮き上がるか要観察。
■爪切り
狼爪および気になる部分をカット済
■抜糸

去勢後の抜糸・・・済

犬弥生


フィラリア陰転の今後について受診
■体重 13.2kg
■陰転治療の中止
腎臓の数値が已然悪い。
フィラリア薬を投薬すれば、腎臓を一気に悪くする可能性が高く
何を優先させるかの選択になり、フィラリア投薬の中止となりました。

■目について
眼球ろうとなりつつあり、萎縮してきている。
眼の反応が悪く、見えていない可能性が高い。


以前、緑内障や角膜炎など、眼の中に強い炎症があった影響ではないか。

■今後
心臓薬、甲状腺の投薬は継続
目薬の処方(目やにが酷いため)

犬チョコ

便検査・・・すべて(-)

犬ノボル


下痢が止まらず、相談(未受診)
■フィラリア陰転治療の中止
ビブラマイシンを投薬開始していますが、現状がよくないため
まずは下痢を治してから。
前回がほう菌が出ているため、フラジールと下痢止め
念のためドロンタールプラス(一回分)を服用させ様子見。

フードはドライのみ、余計なものは食べさせないように
来週以降、受診or便検査(様子を伝える)

【その他処方】
★シェルター
フィラリア(-)犬27頭分
<内訳 >
イベルメック 24頭
ネクスガードスペクトラ 3頭分

 

以上、2/7~の医療報告でした。

(by ぷう)
 

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