怒りのなかの、雪やこんこ | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ



日曜にメールをながしました。
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CAPIN掲示板【会員の皆さまへ】に投稿されたのでお知らせします。

記事タイトル:明日の雪に備えてお願い
投稿者:おかめ
投稿日時:2018/01/21 17:53:05


いつもお世話になりありがとうございます。

明日は昼前から夜、翌朝にかけて関東甲信越地方でかなり大雪となる見込みです。
車のタイヤがノーマルですと立ち往生したり事故に巻き込まれるなど考えられますので、ボランティアの皆様は、どうぞ無理に来られないようお願いいたします。

万が一、すでに明日の朝に雪が積もるなどし、ボランティアさんが積雪でシェルターに来られない場合に備え、今日の夕方は多めにごはんを与えていただくよう、圭さん(本日のシェルターご担当)と打ち合わせをしました。
排泄は新聞紙の上で仕方ないかと思います。
少人数でしょうから、無理なく、おしっこうんち終わればすぐに、部屋に戻してくださいね。部屋でやれる犬(音芽、マロ、ホーム)より、外でしか排泄出来ないラッキーやトミー、ユリを優先してくださいませ。

どなたも来られないときは、最悪、ごはんだけでも、宿泊のウオンくんにお願い。ウオンくん、すみませんがよろしくお願いいたします。

明日は授業なので(休講にならないか期待ふくらませています。。。)夜になりますが(電車とまって帰宅難民にならねば。。。)、つるたが最後、シェルターに直行し、みんなを確認します。
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月曜の昼前から雪が降り始め、夜にはかなり積もってきました。夜のうちからシェルターに泊まり込むことにしました。


翌朝に車が出せないと困るため、夜のうち、車は陽当たりのよい通りの脇に乗り捨て、田んぼをてくてく歩いてシェルターに着きました。

犬舎もひと通り見回り。



黒ちゃん寒さのなか、元気にしていました。



とら

くろみ

430に猫の世話をスタート。
朝は誰も来られないだろうな。
まずごはんと薬だけ、先に。

キャラ


火曜の朝には雪は止んでいました。


並木さんとルル、早々と散歩。


白銀の世界。




犬の喜びようったら、ない。


あお、M博士は辿り着けた!
粉雪状だからかな。
次郎吉部屋の面々と、福ちゃんを、散歩してくれました。

日陰と日陰は別世界。

並木さんが、見かねて3頭をやってくださいました。
トミー、ラッキー、ケント。

なんまいだー


ドッグラン使いながら、散歩を急ぐ。



ユリオ、可愛いなあ。

ホームとモコは寒そうです。





火を起こす並木さん。

「災害時でも、火が起こせられたらば、何とかなる。
セリなんか、そこら辺に生えてるでしょう。
野菜なんかどうにでもなるし。
味噌と米と塩さえあれば、生きていかれるよ」








南天。
黄色のは、ヒイラギ。

赤いのも。





この子たちは、capinがなければ、もう死んでた犬たちだ。

とっくにセンターで、殺されていた犬たち。

常総の生かす収容施設。
小さな自治体が始めた県内初の試み。
殺処分ゼロを目指す施設。

そこの施設をよくするため、協力しないことが分かりました。

フェンスなど、必要な見積もりを出すよう、県はさんざん当会に話してきましたが、いざ見積もりを市から出すと、あっさりはじました。答えは出ているのに、こちらに伝えてこない。

ワーキンググループ会議開催を求めても、断ってきました。

ワーキンググループとは、名ばかりだった。
結局は民間丸投げ。

動物行政は、都道府県と中核市が行う。
県は知らんぷり出来ないはずだ。
しかし、結局は予算をつけても
現場の苦しいところには回さない。


茨城県は、結局、変わっていない。








深い絶望感。



私は、目指したことに、道は開けなかったのです。



煙に巻かれて時間を浪費した、
貴重な時間。
期待だけさせて、時間切れにされてしまう。

県知事室に電話をし、面会を求めています。


八間堀さんが、雪かきに来てくださいました。


ラスト、14頭目の散歩。
朝ごはん、10時を過ぎてしまった。


道は遠くて険しい。

予算がどんなについても、殺処分をなくすための施設を作る気は県にはないのですから。



民間丸投げ、ボランティア酷使。

どんなにやっても、相手は強か。

煙に巻いて終わり。


疑問持ったら、県庁では生きていけない。
みんなムラ社会。
出世するのは、イエスマン。

それにひきかえ、本気で助けようと、民間ボランティアは死にものぐるい。


常総殺処分ゼロを、2年以上にわたり、私たちは実践してきた。

行政に殺すのでなく、生かすことをさせる、そのためでした。

行政は集めて殺してきました。

きちんとした収容施設もないのに、集めることは、違法です。


法律にはどこにも書いていないのです、殺してもよいとは。

県民はだれも、殺してほしいとは思っていない。
税金の使い方は、県民が決める。

そうでしょう。

税金は、官僚のものではない。
あんたたちは、県民の代理で県政をやっていること忘れるなよ。


残念なことに、殺処分ゼロ条例ができて予算をつけても、今年度、すでに茨城県では、犬300頭弱、猫400匹弱を殺しています。

知事は殺処分ゼロを公約に掲げました。

それなら、殺処分ゼロを実現すべく、尽力すべきです。



生かすために、何をするかというと、

啓発?
譲渡?

目の前のを殺していって、啓発?譲渡?

啓発のための予算はわずか。譲渡数も少しよ。
年間たった10匹?

それに一億円以上かけて、動物行政をやって。

ほとんどを、給料と、犬猫殺しに使う。

もう限界です。

震え上がるようなことしなければ、この国の行政は、変わらないことが、改めてよく分かりました。
よく分かりました。



by 鶴田おかめ