高齢者支援施設でお話しました 並木会、キドックス、CAPIN | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
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10月27日に、水戸の高齢者福祉センターに出かけました。幼稚園や病院、専門学校を併設した施設で、たくさんの介護士や看護師が働いていらっしゃいます。

高齢者支援をされるケースワーカーさん社会福祉士さんたちの勉強会(ケース会議)があり、そこの講師として呼ばれたからです。

講師は、左から、NPO法人並木会の代表(土浦シェルターの大家さんでもあり、いつも太平お世話になっています)、 CAPIN おかめ、NPO法人キドックス代表の上山さん。

並木会さんは、知的障がい、精神障がいの方々を受け入れて、ともに生活をされています。人間の福祉の現場におられながら、私たちにご実家をシェルターとしてお貸しくださっています。もう4年にもなります。

キドックスの上山さんには、保護犬のトレーニングで大変お世話になっています。ぐり、ぐら、やまをはじめ、たくさんの犬が、キドックス上山さんのシェルターで楽しくトレーニングを受けて過ごしますが、上山さんも、児童擁護施設の青年たちに犬の訓練をさせ、ふれあいをさせることを通じて、家庭に恵まれない若者たちの心のケアと自立に貢献されています。

私たちCAPINも、犬猫をやりながら、結局は人の支援をしています。相談に対応していると、増えてしまった猫の手術と里親さがしでサポートが完了することはあまりなくて、市役所に同行して社会福祉につなげたり、犬猫フードだけでなく豆腐や食パンを運んだり、元気におられるか様子をみにいったり、掃除をしたり、結局は人間の支援をしていることがよくあります。動物問題の背景には、貧困と障がいがあり、blogには書けないことが多く、また私たちの身銭を切っての活動になります。

この日も、高齢者問題に対応される介護士さんたちから、お仕事を通して日々直面されている、動物に関するさまざまな悩みや相談を受けました。

集団手術、野良猫の捕まえ方、茨城県動物指導センターの相談窓口について、そして県条例や法律について、お話できる機会を頂き、とても有意義でした。

また、デイサービスの送迎で利用者のご自宅に出入りされるケースワーカーさんたちは、多頭飼育やネグレクトに関する情報をお持ちで、どうしたらよいかお悩みであることも改めてわかりました。