おてんば娘ハイジのトレーニング講習です


会員のOさんより、10月26日のトレーニングのポイントと復習について
内容を頂きましたので、文末に記載しております。
ハイジ①2014/10/12トレーニング
ハイジ②2014/10/12 トレーニング
ハイジ③2014/10/12 トレーニング
ハイジ④2014/10/12トレーニング
ハイジ⑤2014/10/12 トレーニング
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2014年10月26日 ハイジトレーニング 前回の復習も
犬舎から出すまで (重要 時間をかけても)
リードをつなぐ前に落ち着かせる。しっぽフリフリ、前傾姿勢のお座りはまだ落ち着いていない状態。
1. 入口でお座り→ふせ
*集中できない時は何か音できっかけ作り(自分の脚を叩いたり、咳をするだけでも)
ボディランゲージも使って
2. ふせさせたまま待て
*待てが犬舎のドアを閉めても継続してできているか できるまで繰り返す
3. 散歩させる人が犬舎に入りお座りさせる
*犬舎はハイジのテリトリー 興奮が増す
*リードを短く持ち飛びつかせない、甘噛みさせない
*甘噛みする場合はさらに首輪を持つ 首の皮をつかんでもOK 皮で痛くない
*「ノン」など言葉はなんでもいい ダメはダメとしっかり
*母犬は首を噛んで教育する
犬にとっては首輪や首をつかまれるのはそこを噛まれているのと同じ感覚(ただしグリだとこの方法は逆に興奮させるかもしれないので犬によって)
散歩する
*引っ張ったら定位置に戻す(背骨に沿ってまっすぐひっぱらないこと 腰を痛める)
*本来は引っ張る前に定位置でリードを固定する→叱らなくて済む
*斜めに引っ張って戻したらリードをゆるめる
*ハイジが引っ張ったら向きを無理やり変えて歩く、ついたらリードをゆるめる
*常に緊張した状態でリードを引っ張っているとメリハリがない
*ハイジは普段から犬舎で自らリードを引っ張って首を鍛えているので多少強く引っ張っても大丈夫
*犬舎の脇を歩いて吠える犬がいたらリードを持っている人がその犬をおとなしくさせる→おとなしくさせられたらその人を頼りになる人だと認識する効果
*リードを2本つけて散歩はどちらの言うことを聞いていいかハイジが迷うので良くない
*犬舎でリードをつける時に、散歩する人と犬舎につなぐリードを持つ人で分担するのはあり その場合ハイジは散歩するリードを持っている人に集中させる
犬舎に入れる
1. お座りさせる
2. 落ち着いたらリードを付け替える
3. 犬舎の外に出るまでお座りで待て
4. 犬舎の外からお座りさせる
*ボディランゲージなしで言葉だけで言うことをきくかチェック
*できたら褒める
その他
*視線が合っていない時はお座りやふせをしても気持ちが集中していない時なので褒めない
*できた内容によって褒める あまり内容にそぐわず褒め過ぎない 興奮することも
*少しの甘噛みだからといって加減して叱らない 叱るときは同じレベルで
*おやつでつらない(先生のこだわり)おやつの切れ目が縁の切れ目にならないように
*噛まれる心配がある場合はあらかじめ厚手の服や長袖を着る
*同様に皮の手袋なども
*犬があくびをするのは緊張をほぐしている時
*訓練中首輪を掴まれてハイジが「キューン!」と鳴いたので先生が一喝しました
ハイジの頭の中が真っ白になってパニック状態で何をするかわからない状態
そういう時はドッグランなどでも他の犬に狙われやすい危険な状態
*リードや靴に噛みついたら引っ張ると余計に興奮 離すまで置いておく 「ドロップ」の言葉で命令
*何度も同じことを言うときは、ボディランゲージをつけたり距離を縮めたり変化をつけて
*ハイジが足を踏んでいたり、寄りかかっているときはお座りなどしていても甘えている状態
躾の支えに・・・
*犬は自分のことを思って叱ってくれた人をどれだけ厳しく叱っても嫌いにはならない
*ハイジは全力でトレーニングをしている 自分を出し切っている(躾をする人も全力でと思いました)
*疲れたらハイジをふせさせた状態でリードを短く足で踏んでおく たまには深呼吸
*犬にとって魅力的な人間であること 根負けしない 頼りになる
*叱った後に手を出しても嫌がらないのはその手が甘えさせるときの手にもなることをハイジが解っているから (もちろん叩いたりなどはしていません)
*感情的に叱らないこと(嫌われるやり方だそうです。)
*躾が大変な時期は犬ではなく人間が伸びるチャンス