犬猫救済の輪さん夜の来訪&TNRコツコツと | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ


苦しいときにそっと助けてくださる犬猫救済の輪さん。


これまで茨城の野良猫TNRに、どれだけ援助の手を差し伸べられてくださったかわかりません。


福島の帰りに高速サービスエリアで待ち合わせ、手術する猫を積んでもらい、数日後に手術の終わった猫をまた高速SAで受けとる、ということは何度もありました。


また、うちの会の保護子犬を結さんに託し、川崎の譲渡会から譲渡されたこともありました。



そして今回は、ビリーくんが大変お世話になったのです。





ビリーは東海村でのTNRでつかまえた子猫。


食がもともと細く、下痢がとまらず、いったん800gになった体重が600g台に落ちました。

水下痢がひどく、だっこをしていてもポタポタ。

脱水が怖く、下痢をしてもとにかく水やミルクを与えていました。


点滴に通っていました。


通院でもらった薬も続けていましたが、なかなか改善せずにおりました。


必死の授乳と掃除で疲労困憊していた夜、12時くらいに電話で署名のお話をしていて、

なにげなくビリーの体調を愚痴ったら、なんと1時間後にはつくばの我が家に駆けつけてくださっていました。


強制給餌の太いシリンジとAD缶、下痢止めの薬、点滴まで持参くださって。


時間との勝負だからと。Oh!




そして、すぐにその場でお薬をチーズに練りこみ、ビリーに食べさせ、

AD缶もシリンジでおなかにぐいぐい入れて、風のようにビリーを連れて川崎に

戻られたのです。



「○○という薬は持っていなきゃだめですよ、

いつでも補液できるようにね、

病院で1回やるより家で3回やれたほうが動物にもいいでしょ」



そして、その晩に川崎のTNR日本動物福祉病院に入院させてくださることになりました。


(ビリー、甘ったれでえんえん泣いてばかりのやかまし屋)

すべて、あっという間の夜の出来事で、目をぱちくりさせているあいだにこうしたことが終わりました。


こちらは呆然として、でも大きな安堵とともに、結さんの車を合掌して、見送りました。



たくさんの先輩ボランティアさんのなかでも、結さんは私たちにとって、ダントツのパワーと情熱を備えた、

知識の宝庫です。


TNRでもどんなにコツを伝授して頂いたことか。





私はそれをCAPINのみんなに伝えます。


結さんにいつも感謝です。


今回は、ビリーを助けて頂きました。


数日後、下痢はすっかりよくなって、ビリーはこのまま川崎の譲渡会から里親さがしをして頂けることになりました。








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先週のTNRで手術した子たち:



つくば市のTNRで手術したミケちゃん。




出産して乳離れしたばかりなのにすでに妊娠していました。



これがその子どもです。今回、手術もすることになりました。


依頼者のKさんは、ご自宅に猫を飼っていらっしゃり、ご理解があります。


庭にくるたくさんの野良猫が何とか増えないようにと、今回手術をCAPINに依頼されました。


こんな猫助けの方がおひとりでも増えますようにと思います。


お疲れ様でした。



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石岡の母猫さんです。



その子供の黒猫さんです。




小さかった(4か月くらい?)けど、もうシャー猫でした。手術してリリース。

ごはんをあげて可愛がってくださる方がいます。




2匹目の子ども。黒猫の姉妹。手術してリリース。






筑波大の黒白くん。

去年から手術予定だった、やっと今回つかまえられました。

あーちゃんががんばりました。






桜のはなびら耳カットが入りました。


駐車場でみかけても、しらんぷりして、見守ってね!




これは、私たちだけがやっていても、なかなか広がらないから。。。


野良猫問題解決のために、自治体への働きかけを少しずつやっていくことにしています。







来週は、石岡市民のT様とともに、石岡市役所へ行ってきます。


殺処分を減らしたいと連絡をくださったT様は、役所関係に人脈もおありで、動物のことを何とかしたいとおっしゃっています。


石岡市民の方で、私たちといっしょにお話をしに行ってみようという方は、ご連絡くださいませ。


市役所にごいっしょしませんか。




ロビー活動にご興味のある方は、infoまでご連絡ください。


自治体職員をなかまにしましょう。





byおかめ