1年でいちばん忙しい時期。
なぜって、子猫の季節だからです。
1日に5本くらいの相談電話がありますが、子猫の相談が多いのです。
昨夜も、緊急に大学生から、電話あり。
「ベランダでえさをあげていた猫が子猫4匹を連れてきた。
そのうち2匹に減ってしまっい、残り2匹は1週間姿をみていない。
さっきは雨のなかを弱々しく子猫がやってきた。
助けたい。でも逃げてしまう。
18時から19時がエサの時間だから、もうすぐ親子がやってくる」
外国人留学生はやさしいので、こんな猫を放置できずに相談をしてきます。
infoやジャスミンさんに急いでメールで流しました。
事務員のライムさんに頼み、捕獲器三個とケージとタオル、電気マット、パウチ、ミルクを
おかめ号(車)に積んでもらい、M博士に来てもらって、その車で18時にそのアパートへ行ってもらいました。
あーちゃんもジャスミンさんも駆けつけていて、2匹を保護できました。
お母さん猫は、まだほかに残っているかもしれない子猫のために
そのまま逃がしました。
学生さんの家で、慣らしをしてもらってから、ワクチンやら駆虫をして、譲渡会に出すことになりました。
留学生で、お金もないので、お母さん猫の手術代や子猫の医療費は、パドドゥさんの虎の皮から(笑)。
こんな子猫の相談はしょっちゅうです。私たちは電話やメールにドキリとして、捕獲器とケージを準備します。
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この頃のシェルターのようす。
サラちゃん。
結膜炎がひどく、薬を常用することになりました。
ドッグランでうれしそうに駆け回るハイジ
純白のコートが輝いて、きれいなわんちゃんです。
ほれぼれします。
ハイジやランは、若いのでたくさん走らねばなりません。
炎天でないときに限り、30分ずつでも広いランに入れて、思い切り走らせます。
それから、みんなで栗ちゃんのおしっこ出しの練習。
みんなができるようになれば、いちぶのボランティアさんだけに負担がかからないから、
みんなで苦労をシェアできるように。
どこかで、排尿困難の犬猫を保護したとしても、病院で
「先生、大丈夫です、おしっこしぼりはできますから、生かしてください」
と言えるように。
安楽死をすすめられることがほとんどだから。
でも、ほんとうにこれは、大変な修行です。
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シェルターは夏支度。
栗ちゃんは、風がとおる場所に移動しました。
ぶーちゃんと栗の居場所にヨシズを下げました。
犬舎の大窓も、こんな風につっかえ棒をして、風がふきぬけるようにします。
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フォスターオエアレントのK様
サンゴは元気ですよ。
すりすりして甘えます。
甘ったれのロン。これまで飼ってきた猫のなかで、ダントツの甘え方です。
心がとろけてしまいます。
酷暑の屋根裏である「薔薇の小部屋」から移動した4匹は、ベランダのある新しい白血病ルームにもすっかり慣れてきました。
おどおどして弱気なミトは、いじわるな三毛のリリーちゃんとも、なんと寄り添って眠っています!
ちょっと遠慮がちな一郎まで、すりすり甘えん坊になってきました。
ガラス越しにいつもこちら(子猫たち)を見ているせいでしょうか。
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6月4日、茨城新聞の記者Hさんから取材を受けました。
私たちの活動のひとつ、大学地域猫についてです。
すべては5年前、1匹のミケ猫の手術を東京在住のカメラマンさんから頼まれたことから始まりました。
「筑波大の猫の写真をとりに、ずっと通って来てるカメラマンがいる、
捕獲をできる愛護団体をさがしているらしい」と、
やはりCAPINで手術をしてきたM公園の売店のおばさんからカメラマンの名刺を渡されました。
それが、nekonekoさんでした。
nekonekoさんともこうして猫つながりで出会ったのです。
あれからこのエリアで100匹以上の猫を手術し、譲渡してきました。
活動を始めて5年。
とにかく交渉を重ねて、粘り強く継続して、命を守ってきたこのエリアの猫たちです。
学生サークルも立ち上げてもらいました。
そして、今年の2月に、晴れて大学と正式に覚書を交わしました。
取材には、当初から関わっている中心メンバーのかめこさんとジャスミンさんにも同席頂きました。
地域猫についての説明。
なかなか浸透していかない、終わりの見えない活動です。
医療費とフードに、お金もとんでいきます。
ごはんを待っている猫のために、毎日行う活動です。
寝不足の日も、どしゃぶりの日も、通っていきます。
命を裏切れないから。
大学だけでなく、映画館や公園など、私たちはそれぞれの持ち場も抱えています。
「旅行にも行ったことがありません、いつも疲れています。
でも、だんだん不幸な猫が減っていくのですから、みんなに知ってもらいたい」とジャスミンさん。
「どうか、メディアもがんばって、これを広めてくださいね!」
と、内部から大学に働きかけたカメコさん。
捕獲器の使い方を覚えて頂きました。
待っている猫たち。
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この頃は、院内集会やANJ総会を控えて、事務作業が半端ではありません。
秋田のパイナップルさんにも、秋田から来てもらって、いろいろとお願いをしたり。
パドドゥさんに電話かけを手伝って頂いています。
かいこうめさんには、仕事帰りによってもらって、写真の焼き付けやエクセルを
お願いしています。
あーちゃんなんて、いつも午前様でお帰りよ。
ごめんね、あーちゃん、遅くまで。
チロ事件の署名の集計や、ファイリングなど。
だらしないおかめの後始末ばかりやらされています。
2週間前にやってきた、ミルクのみの5匹の子猫たちの仮名は、
小次郎、銀之助、しずちゃん、ともちゃん、ときちゃん。
ミルクやりのときは、いつも赤銅鈴之助の歌を歌っています。
剣をとっては 日本一に
夢は大きな 少年剣士
親はいないが 元気な笑顔
弱い人には 味方する
おう! がんばれ 頼むぞ
ぼくらの仲間 赤胴鈴之助
父の形見の 赤胴つけて
かける気合も 真空斬(ぎ)りよ
なんの負けるか 稲妻(いなづま)斬りに
散らす火花の 一騎(いっき)打ち
おう! がんばれ すごいぞ
ぼくらの仲間 赤胴鈴之助
山は夕やけ 一番星は
母によく似た きれいな瞳(ひとみ)
つらいときにも 勇気を出して
正しい事を やりとおす
おう! がんばれ 強いぞ
ぼくらの仲間 赤胴鈴之助
これが鈴之助
巴御前(ともえごぜん)メスだけどいちばん声が大きく、体も強そう。。。
常磐御前(ときわごぜん)かれんな感じ。職が細く、低体温気味でペットボトルで暖めていました。
ピンぼけですが、かわいいキジ白の静御前。
上の猫が小次郎。
小ぶりですが、活発です。
5匹はミルクやりの上手なジャスミンさんにお預かりをしてもらっています。
パウチもよく食べるそうで、離乳もそろそろできそう、元気だそうで、今月末あたりに里親会デビューでしょうか。
またまた子猫の相談。
龍ケ崎のG場。
圭さんがみにいってくださいましたが、みつからなかったそうです。
別の場所では、ラッキーさんが親子の捕獲を頼まれたそうで、親猫と子猫3匹を数日かかって捕獲。
親猫は川崎便に頼みました。
谷田部IC近くの住宅地です。
子猫をつかまえるのに草むらに隠れてしまって大変でした。
木の根元や草をかきわけ、必死で探しました。
最初の2匹はすぐにつかまえました。
最初はシャーでした。
1匹は数日後にラッキーさんから連絡あり、
「つかまったよ」。
あ~また、胸のつかえがとれた、という思い。
つくばEPのK駅前ローソンでも、捕獲の依頼がありました。
依頼者の女性と捕獲器で早朝につかまえて、そのまま川崎便で手術。
ローソン脇の道を車がとばすので、リリースは危険なため譲渡対象にします。
依頼者さんのおうちで一時保護して頂き、ワクチンや駆虫が終わったら、里親会にデビューします。
キジ白の甘えん坊。
捨てられたのかな?迷い猫かな?
子猫のフードと猫砂がいまは必要になってきました。
各自の自宅での保護猫預かりの分も、シェルターも欠乏気味です。
砂はどんな種類でもOKです。
子猫カリカリやパウチ、離乳食などの物資をお送りくだされば助かります。
お願いばかりで申し訳ありません。
byおかめ


























