ぐりが、山猫亭にやって来ました。
深いセキをするようになったので、隔離するためです。
へんな感染症だとみんなにうつすから。
シェルターよ、しばらくさようなら。
早く治って戻れるといいけれど。
さあ、そのあいだに家庭犬の修行ですよ。
しっぽは下がり、すっかり元気をなくし、こわがって
最初の日はバリケンから出ず。
おしっこもその中でやってました。
が、翌日からお散歩に出かけました。
しっぽ、下がってます。
知らない人、バイクや車の音、
子どもの泣く声、
何もかも初めての経験。
街の生活はぐりには新鮮だったはず。
慣らしをするため、夜も私の足元に置いて、ぴったりくっつかせます。
でも、尻尾は下がったまま。
ねえ、くりや。
くるんの尻尾を見せておくれ~!
そこになんと、あのデレデレゆめちゃんが、気管支炎になって療養のために山猫亭へお出ましになられました。
おひさしぶり~!ただいま~!!
(ここにはセンター引きだし直後の9月~10月に、ケンネルコフを患って1ヶ月以上いましたので、
お里帰りですね。)
おかえり、ゆめちゃん。
ゆめちゃんはこんなふうな目線で、ハートを悩殺してきますので、ぐりとは対照的。
すると、ゆめにつられて、ぐりまでが、しっぽがくるんとなって、幸せそうにくつろぐようになりました。
犬の力は大きいな~!
シェルターに残ったぐらのほうも、カイトと栗坊といっしょのチームになって、
ぐんと人慣れしたようです。
慣れないぐりとぐらをいっしょにするのでなく、引き離して、なつっこい犬といっしょにさせるのが、
慣らしには効果的であることを実感しました。
これ、猫もいっしょですよね。
お散歩から帰って、走り足りないといけないので、庭をダッシュで走り回させてから、おうちに入れます。
ゆめが全力でかけてくるところ。
向こうには、ぐりがいます。
楽しみですね。
そして、ほんとうの家族探し、がんばろうね。
byおかめ