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さて、すっかり友達以上の関係になりつつある二人は(あ二匹か)今日も今日とて木のたもとで存分にイチャ.コラしておりました。
「もう~ユノったら…くすぐったいよ」
「でも気持ちイイんだろ?ほらこんなに乳.首がツンとしてる」
「あっ…ん、やだ…。ユノこそ…なんでここ…こんなに大きくなってるの…?」
「それならジェジュンだって…。触ってもいい?」
「…あっ、…うん…、僕も触らせて…」
「ジェジュン…あぁ可愛いよ、帰したくない…」
オオカミ族ではありえないフワフワの手触りに病みつきになったユノと、これまたヒツジ族では拝めないシャープな筋肉の腕に抱きしめられてウットリとするジェジュンは一日のほとんどをほぼ一緒に過ごしてしまうようになり、次第にそれぞれの仲間たちから行動を不審がられるようになってきました。
※②はデスマス調で行きマスデス。
──ユノの群れ。
狼A『よぉユノ。お前最近やけに浮かれてるじゃねぇか。単独行動が多いって評判になってるぜ。どっかにいいエサ場でも見つけたんだろう?それとも敵方の女でも出来たか?』
ユ『んなんじゃねぇよ』
狼A『ちょっとばかし格好良くて営業成績いいからって調子に乗らないほうがいいぜ、妬む野郎だって出てくるしな』
ユ『はん、お前みたいな、だろ?つまんねぇ話してる暇あったらとっとと営業に出るんだな、俺は行くぜ、じゃな』
狼A『けっ、スカした野郎だぜ。今に見てろよ』
一方ジェジュンも──
羊A『ジェジュン君!あの、ちょっと良くない噂を聞いたんだけど』
J『なに?』
羊A『君が…狼とつきあってるって…』
J『…………!』
羊A『…その顔…、本当だったんだね! 一体どうして!? 何を狼に言いくるめられてるか知らないけど、騙されては駄目だよ!きっとそいつはジェジュンを油断させて襲うに決まってる!そして君の次にはこの村を!』
J『馬鹿な!ユノはそんなことしない!ユノはすごく優しい狼なんだ!』
・・・・・
そりゃ二人とも内心では「どうしたもんか…」と悩まずにはいられませんでした。
決して友情(愛情・欲.情)など抱いてはいけない相手です。
しかも
オス同士。
ユノもジェジュンも、下半.身を大きく固くしたところで、どうやってこの想いをいさめあってよいのか
途方にくれるしかありません。
互いに手や口でシコ シコと擦りあってお汁を飛ばしても、(それでも十分気持ちイイのですが)
どこかいまひとつ、心に晴れぬ雲がつかえたままでした。
「……ハァハァ…、ね、ユノ…」
一発ヌき合った後、ジェジュンが言いました。
「…友達に聞いたんだけど(例の家畜出身の)」
「…ハァハァ、うん?」←ジェジュンのナニをプルプルと振って、汚れを清めてやっているユノ。
「人間は…‘好き’以上に好きなると‘愛してる’って言うんだって」
「……愛し、てる?」
「…うん。僕は…ユノを‘愛してる’って…思うんだけど……、ユノは…?」
「そういうことならもちろん。俺もジェジュンを好き以上に好きだから、‘愛してる’よ」
「ほんと!? 嬉しい!」
ジェジュンはユノの首に飛びついて、ユノもしっかりとジェジュンの背を抱き締めました。
そしてまた、瞬く間に自分の股.間がこんもりと復活して困るユノは心の中で
【あぁジェジュンがメスなら存分に子.作りしてやれるのに】と苦悩しました。
そんなユノの想いが伝わったのか、次の瞬間ジェジュンがとんでもないことを言いました。
「ユノ…、僕のこと…女の子みたいに扱ってみたい…?」
「へっ?」
「ユノ…いつも…僕のお尻.の穴に指を入れてくるでしょ…?
ここに…お●ん○ん、入れてみたいんでしょう?」
「ジェ、ジェジュン…!」←図星。
「僕、ユノにだったら…食べられてもいいとさえ思ってるから…、女の子になるくらい何でもない、ううん、むしろシて欲しい…。
でも僕は女の子じゃないからお尻の.穴しかないけれど…」
「ジェジュン…ほ、本気で言ってるのか?」
「うん──。僕、…男だけど…ユノと交.尾したい…。
この身体にユノのお○ん●ん…受け入れてみたい…。
─愛しているから…」
「──ジェジュン!」
ふたりはヒシと抱き合って、明日きっとここで‘交.尾しよう’という約束を交わしました。
◇◇そして待望の翌日。
股.間いっぱい胸いっぱいのはやる気持ちをこらえ切れずにいそいそと逢ひ引き現場へと向かうユノは確かに油断しておりました。
待ち合わせの大きな木が遠くに見えてきて、知らずに目じりが下がってきた時にそれは突然起こりました。
狼A「ボス!あそこです!あの木の下に美味そうな羊がいますぜ!そしてさらに1キロ先に可愛い羊ちゃんのコミュがあるんでさぁ!」
狼ボス「よーし、Aでかしたな、今月はお前が営業トップだ! 全員出撃ーッ!」
【────ッ!!】
ユ「A!! 貴様──ッ!」
狼A「ヘヘッ、おっと噛み付く相手が違うぜ、てめぇも組織の狼なら甘い夢は忘れて狩りに集中しろよ」
ユ「───ッ!!」
憤怒の形相のユノは瞬時に群れ一番の脚力にターボを駆けて大群を追い抜き先頭に立つと、渾身のチカラで雄叫びをあげました。
【ジェジューーンッ!!逃げろーーっ!!狼が来る!!里に伝えるんだ、逃げろーっ!】
【ハッ!ユノ──!?】
ジェジュンはユノの悲痛な絶叫に震え上がり動くことができませんでした。
「ジェジュンッ、何をしてるっ、逃げろっ!」
「ユノォッ…」
これまで見たこともない恐ろしい顔で走ってくるユノと、その後ろに徐々に迫りくる大群にジェジュンは腰を抜かしました。
「馬鹿っ、立てないのか!? じゃぁ俺の背におぶされ、行くぞ!」
「えっ、どこに!?」
「まずはお前の里だ。みんなを逃がす!でないとお前の帰る場所がなくなる!ほらしっかり掴まれ!」
「ユ、ユノ…、きゃっ──!」
まるで大地を飛ぶように駆けるユノの首に縋りつき、ジェジュンは自分の招いた状況が恐ろしくて目をあけていられませんでした。
ただ、愛しいユノの背中のぬくもりだけを信じて、手に力を込めました。
ですが、羊の里に近づくにつれて、二人の異様な姿をみた村羊たちは悲鳴をあげました。
「オオカミが来るぞ!逃げろ!みんなバラバラに逃げるんだーッ!」
↑ってアンタだってオオカミじゃねぇかよ~~(>_<)と誰もが恐れおののきパニくりました。
そうこうしているうち、
「クソッ!追いついてきやがった。ジェジュン、しっかり俺に抱きついてろよ!」
ユノはジェジュンをおぶったまま、かつての仲間のオオカミ達の首に食らいついて格闘し、羊たちを逃しました。
+++
「よし、あらかた全員逃げたな。ジェジュン、お前もしばらくどこかへ避難するんだ」
「えっ、ユノはどうするの!?」
「俺は…群れの掟に背いたからもうこの辺りにはいられない。どこか独りで生きてゆくよ。
だからジェジュン、もうお前ともこれでサヨナ──」
「いや!僕もユノと行く!僕だってもう里には戻れないよ、こんなに迷惑をかけちゃったんだ、僕もユノと一緒に生きていきたい!お願い、僕も一緒に連れて行って!」
「ジェジュン。…後悔…しないか?」
「しない。ユノを愛してる!」
「ジェジュン…!わかった。一生お前を守ってやる!」
「ユノォ!」
こうして、二人は(あ二匹か)どこかで聞いた、(異種だろうがゲイだろうが犬.畜.生だろうが)幸せに暮らせるという緑の楽園を目指して、恋の逃避行へと歩を踏み出したのでした。
***③へつづく
チャカチャンチャン連れて~逃~げてよ~、ついて~おいでよ~♪
『矢切の渡し/細川たかし』