残照のなか 首周りをセメント塗らるる野の地蔵 鏝(こて)持つ老父も残照のなか 散歩のたびに気になっていた野に立つ地蔵様の 首のあたりの亀裂を 今日はお爺さんが鏝(こて) をもって首のまわりにセメントをぬって固定させ てゐる その姿がおりからの残照にてらしだされ 油絵のようにみえた
工事場 工事場に機械いくつも置かれをり 作動にそれぞれ音を違える 我が家の道の向こう側で工事をしてゐる現場に いろんな機械が置いてあり必要に応じて使われ るたび音が ダダダダダ としたり グオングオン グオン であったり キーンキーンキーンなど 一日中騒がしい 今 昼食中で思い思いにお弁当を 広げてゐる 空の下で食べるのはおいしそうだな~
山頭火を見る思い 畳に這う蟻に山頭火を見る思い (分け入っても分け入っても青い山) 青畳に這う蟻を見ていると ふと 山頭火と言う人 を想像していました黒衣の衣を纏い野道や山道を歩き 放浪の旅をしてゐたんだろうな~此処にいる蟻の目線 で見たら畳のめはでこぼこ道か 小さな山かもしな いね オイ 元気でお家え帰りなよ 言って励ましたい気持ち なってしまいました
畳に一匹蟻の這う い草匂う畳に一匹蟻の這う 黒衣の僧が旅するように 何処から上がって来たのかしら 蟻が一匹 畳のふちをは這っている い草の匂いが好き なのかね~ 歩をたしかめるようにゆっくり ゆっくり歩いている様子はお坊さんが黒い 衣を着て旅をしているような感じすこし 侘びしそうだね
膝を光らせ一年生 毬のような膝を光らせ一年生 走りては止まる花びら追いて 一年生の入学式におかあさんとつないでいた手を 振り放し走りだす入学児 なにもかもきらきら 輝いてゐる 転ばぬよう心配そうなおかあさん 桜並木の下道をゆく 一人が走れば追いかけて 走る子花びらを両手を広げてとらえようとする子 みんな希望に向かって走り行くんですね
膝を光らせ一年生 毬のよう な膝を光らせ一年生 走りては止まる花びら追いて 一年生の入学式におかあさんとつないでいた手を 振り放し走りだす入学児 なにもかもきらきら 輝いてゐる 転ばぬよう心配そうなおかあさん 桜並木の下道をゆく 一人が走れば追いかけて 走る子花びらを両手を広げてとらえようとする子 みんな希望に向かって走り行くんですね
姉の来るような よもぎ餅つくりて姉の来るような 春のうららな陽射し広がる 嬉しい春 麗らかな陽射しのなかに姉の得意と する蓬餅を作って来るような予感のする麗らかな 陽射しいつもなら此の陽気にさそわれて来て呉れる のになあ 姉の作る蓬餅は格別美味しいのでなんども 挑戦して作るって見るけれど姉の味は越えられない
ものぐさ掃除術。まず、5分掃除したら、寝る。寝ながら、次はこの部分を片付ける事を想像する。イメージする。イメージとおりに片付ける。5分経ったら、絶対、やめて、寝る。妙な向上心をもたず、寝る。これをくりかえす。ポイントは、思わぬ、懐かしいものが出てきた時、ノスタルジーに浸らない事。
がんばった、はらへった。さとうのごはん。この、CMが何故、頭に残るのかと思い考えてみました。まず、がんばった......五音次に、はらへった......五音おちは、さとうのごはん......七音五音、五音、七音という音の構成になってます。これは日本の短歌の構成ににてます。日本人には、遺伝子的にこのCMにひきこまれるのです。(多分)これをCM中に2回繰り返されることで、今日もがんはったなあ、がんばったから、お腹空いたなあ。そうだ、さとうのごはん。さとうのごはんを食べよ。そんな気になります。