こんにちは!カンテウムの矢舗です。
今回は、曲を効果的に仕上げるための練習法について書かせていただきます。
練習の効果を飛躍的に高める方法、それは「意識的な反復」、やはりこれを置いて他には考えられません。何か特別な方法を期待されて記事を開いてくださった方には本当に月並みで申し訳ないのですが・・・
自分にとって明らかに声に合っていない曲を選択しない限り、実は曲全体の内、少なくとも8割は「楽に歌える」場所であることがほとんどです。
残りの2割がどこであるのかをよく見極め、どれだけ「純粋に」、「その部分のみ」を集中して反復することができたか。当たり前のことですが、これこそが練習効率の最も基本的な考え方と言えます。
とはいえ、歌詞の脈絡を感じながら歌っていると、ふと油断した隙にいつもの、歌い慣れた部分を歌ってしまうものです。そのことを自覚しつつ、自分の「最も弱い部分」に真摯に向き合うことで、自分が歌っている曲の真の魅力が立ち現れてくるのではないでしょうか。