何度も同じこと言ってしまうけれども
私は、“柚香光”ちゃんそのものが好きなので
「宝塚歌劇団、花組、男役」などの枕詞がなくなることの寂しさは
もう乗り越えたと思っていました。
退団後は、制約があってできなかった事をし、
自由にのびのびと過ごして欲しいと心から思っています。
れいちゃんなら海外に行きそう、なんて想像もしています。
しばらく会えなくても、生存さえ確認できれば大丈夫！
な～んて、わりと本気で思っていたのですが、
ところがどうでしょう
観劇された方のレポに「Ｍｙ楽」「観収めてきました」「あと何日」「最後」
の言葉が増えてきた近頃
その言葉を目にしただけでちょっと過呼吸になりそう 
読ませていただくの楽しみだったＸやブログもちょっと苦しくなる
なんなら今日届いたサヨナラショーのBlu-ray、見られるかしら…
ほんとに自分の本心が迷子です
さて、『アルカンシェル』ですが、
宝塚大劇場で2回、ライブビューイングで1回、Blu-rayで数回観ました。
東京前楽と千秋楽は、映画館よりお見送りします。
結論から。
私は大好きです
ちょっと嫌な（どこまで真実かわからない）話題になった小池修一郎先生ですが
日本のミュージカル界を牽引し、数々の名作を生みだした巨匠に違いなく、
公演していない時がない人気の作・演出家だと思います。
そのお忙しい先生が、ここまでれいちゃんの花組を把握して下さっていた事に驚き、
見事なあてがき作品を作ってくださったこと、感謝の想いでいっぱいです。
話の筋が「都合よすぎ」「薄い」という声も聞きました。
そうかもしれませんが、私は、宝塚で重苦しいのは苦手。
仲間が誰も死ななくて、トップコンビが笑顔で手をつないで去っていく。
爽やかで温かくて、まるで花組そのもの
最後の公演に悲劇はいらない。同じ涙なら温かい涙を流したい。
そのあとのフィナーレもこれぞ花組！という群舞
そして劇場中が多幸感に満たされるデュエットダンス 
ミュージカルの良さは音楽にかかっていると言われますが、
その楽曲も心に残る素敵なものばかり
れいちゃんを中心に団結している花組をひしひしと感じました。
最後のお役マルセルもれいちゃんの魅力満載で、
男役集大成にふさわしいものだと思いました。
何の不満もございません！
今日は書店に宝塚グラフを買いに行きました。
まだ買いたいグラフがあることが幸せ
それもいつまで…（マリーアントワネットのセリフ風に）