これから地方へ出張に行こうとする元気みなぎるビジネスマンの方々に検査を行ったら、ほぼ全ての人が陰性になると思う。
だから、全ての人に検査をすることはあまり意味が無い。
という趣旨の発言をしておられたけれど・・・
私も、出張こそしませんが、片道2時間かけて通勤する、元気みなぎる社会人です。遠隔ですむ仕事も一部ありつつ全てはそうならず、遠隔でない日は怖い思いをしながら、遠出します。
ほぼ全ての人が陰性なら、そんなに怖がらなくても大丈夫なんですね。
じゃあ、私を含むおそらく陰性であろうほぼ全ての人たちまで、なぜ自粛しなくてはいけないのでしょうか?
なぜこんなに、みんなで我慢しなくてはいけないのでしょうか?
我慢などというレベルではなく、収入を失い、住む家を追われ、命まで失う人もいるのに。
なぜこんな状態になるまでみんなで自粛しなくてはいけないのでしょうか?
ほぼ全ての人が陰性なのに?
オリンピック選手に毎日PCR検査を実施することで、海外から来る選手は日本到着後すぐ練習ができるようになる(まだ検討中?)そうで、喜ばしいことだと思います。
オリンピックなんかやってる場合か?という考えをお持ちの方ももちろんおいででしょうし、お気持ちお察しいたします。
でも私はやっぱり、トップレベルの選手のみなさんの活躍を見たいと思います。身勝手かもしれないけれど。
主催者の方々、逆風の中で、しかも、かつて無い状況の中で手探りで運営していかなくてはならないのが、本当に大変でしょう。ありがとうございます。私の知人が、チケット三種目当たったと言っていました。できるだけ観客が入れるスタイルで、よろしくお願いします。
ところで、オリンピック選手の方々だけでなくみんなが毎日検査すれば、ほぼほぼ普段通りの生活ができるのに、なぜやらないのでしょうか。
オリンピック選手は毎日検査を受けられるけれど、私たち一般庶民にはその価値が無いのでしょうか。
ゴールデンウィーク中もステイホームが呼びかけられていますが、本来ステイホームしなくてはいけないのは陽性の人だけです。
陽性の方々にはステイホームもしくは所定の施設で療養していただいて、陰性の方々にはどんどん外に出て経済をまわしていただくことができれば、休業要請も協力金(雀の涙)も給付金も必要ないのに。外に出てよい人まで自粛するから経済が滞って、たくさんの方々が収入を失って苦しんでいるという、この有り様です。
新型コロナウィルスの特徴を考えれば、症状のない人への積極的な検査が重要だと、すぐわかることなのに、なぜやらないのでしょうか。
経済を支えているたくさんの無名の一般庶民にこそ、もっと気軽に頻繁に検査を受けられるようにしていただきたいものです。PCR検査以外にもいろいろな方法が開発されているようですから、使える資源はどんどん活用して。
ワクチン接種も始まっていますが、ワクチンだけに頼るのは心許ない気がします。
普及の遅れが指摘されているワクチンについては、私は批判できません。もちろん、早く広く行き渡ってほしいとは思います。
イスラエルなどでワクチンの接種が始まったときは、正直「大丈夫なの?」という心配のほうが大きかったので。自分で接種するのは、海外の方々にある意味“実験台”になっていただいて様子を見てから、そのあとでいいやと思っていました。
という虫のいい考えを持っていたので、自分に順番がまわってくるのが遅くなっても仕方ないと思っています。
ただ、したり顔で批判する人たちを見ると、イラッとします。
ワクチン接種が始まったとき、副反応を警戒するニュースのほうが多かったと記憶しています。アナフィラキシーショックとか、じんましんとか、「また副反応」とかなんとかいう見出しで恐怖心や警戒心を煽るような報道をしておきながら、手のひらを返したように「日本は遅い」と、どの口が言う?
報道する側には先を見る目が必要ですよね。プロなんだから。まつりごとを司る方々にも。
一般庶民の私には先を見る目が無いので、今日もおとなしく自粛します。
岡山みやげのきびだんごを知人のお宅にお届けした時のこと。そのお宅のお嬢さんが「きびだんごって本当にあったんだ。」と感動していたそうです。桃太郎のお話の中だけの食べ物だと思っていたんでしょう。その時お嬢さんは小学2年生くらいでした。聡明で純粋で礼儀正しいお嬢さんでした。数年前に引越して少し遠くに行ったので、その後の成長をこの目で見ることはできませんが、立派な高校生になっているであろうと想像するのが楽しいです。
呪術廻戦に夢中になっているちびっ子たちが、やがて中学生になって進路を考えるとき、「高専て本当にあったんだ。」と感動するんだろうなと想像すると、これも楽しいです。感動ついでに高専を選んだら、その先におもしろいことがたくさんあるよと言いたい。呪術高専はないけどね。
いや、もしかしてある?私が知らないだけ?






