男子床では、白井選手のキュルキュル~なひねり技を生で見ることができました。
内村選手のひねりもすごいと思いましたが、白井選手はそれより速く回転していました。
ただ、四回転なのかどうかは、早すぎてわかりませんでした。
鞍馬は、特に落下しやすい競技だそうで、加点を狙って難しい技を取り入れると、最後まで落ちずに演技することじたい大変なことだそうです(池谷氏情報)。
多少グラリとしたものの、力強くふんばって立て直し、ただひとり15点台をマークした亀山選手の演技、みごとでした。
加藤選手も、腰の位置が高く、旋回中も終始美しい体勢でした。
背筋を伸ばして襟をただして見たくなる、そんな演技でした。
吊り輪では、ザネッティ選手が大人気でした。
「ザネッティ、ガンバ!」の声援が飛ぶ中、とにかくパワフルで余裕さえ感じさせる演技を披露してくれました。
頭からつま先まで一直線に水平に保ったまま静止、そこから体を下げて静止、更にそこから上げて静止、という連続技が決まったときは、場内から拍手だけでなく「おーーー!」という歓声も上がっていました。
ブラブラしている不安定な吊り輪の上で静止できるのは、力以外のなにものでもないそうです(池谷氏情報)。
ザネッティ選手の肩や腕のムキムキ加減はハンパなく、納得の筋肉でした。
昨年は怪我でお休み中だった山室選手も、今年は静止技がピタリと決まる、力強い演技で2位に。
うん、よかった。
内村選手は、残念ながら、落下してしまい、点数は伸びませんでした。
目にアクシデントがあったのか、目をこするような仕草がちょっと心配になりました。
でも、吊り輪の上での倒立が相変わらず美しく、バレリーナのようだと思いました。
ポアンテと言うんでしたっけ?バレーで足首を伸ばすことを。「甲を出す」と表現する方もいらっしゃる、あれです(どれやねん?)。
演技中の内村選手の足は、バレリーナのポアンテのように甲が綺麗な曲線を描いています。
脚全体のラインも、単に伸ばしただけではない、まっすぐなんだけどまっすぐ以上に伸びて、逆にしなって見えます。
何かこう…異次元の美しさで、単に減点の少ない動きとは、一線を画するような気がします。
ですから、技の難しさだけでなく、美しさにも加点があれば良いのにと、心の底から思います。ミスしたぶんをEスコアから減点するだけでなく、美しかったら加点するとか、できないものでしょうか。
内村選手の演技には採点基準が追いついていない、そんな気がします。
カラオケに例えるなら、真に人を感動させる歌というものを、採点マシンでは採点しきれないように。
こういうもどかしさは、冨田洋之さんのときにも感じました。
冨田さんは、加点につながらなくても、ご自身が納得する美しさを追求されました。
もちろん、ひとりよがりに陥ることなく、ちゃんと加点につながる技も取り入れて。
…と、折々に思いだされる、印象に残る選手でした。
冨田洋之さんといえば。
吊り輪の表彰式では、冨田さんがメダルを渡していました。
メダルを受け取る側から渡す側になったかと、感慨深いものがありました。
だいたいこんな感じで一日目は終了。
まもなく、二日開始です。
内村選手のひねりもすごいと思いましたが、白井選手はそれより速く回転していました。
ただ、四回転なのかどうかは、早すぎてわかりませんでした。
鞍馬は、特に落下しやすい競技だそうで、加点を狙って難しい技を取り入れると、最後まで落ちずに演技することじたい大変なことだそうです(池谷氏情報)。
多少グラリとしたものの、力強くふんばって立て直し、ただひとり15点台をマークした亀山選手の演技、みごとでした。
加藤選手も、腰の位置が高く、旋回中も終始美しい体勢でした。
背筋を伸ばして襟をただして見たくなる、そんな演技でした。
吊り輪では、ザネッティ選手が大人気でした。
「ザネッティ、ガンバ!」の声援が飛ぶ中、とにかくパワフルで余裕さえ感じさせる演技を披露してくれました。
頭からつま先まで一直線に水平に保ったまま静止、そこから体を下げて静止、更にそこから上げて静止、という連続技が決まったときは、場内から拍手だけでなく「おーーー!」という歓声も上がっていました。
ブラブラしている不安定な吊り輪の上で静止できるのは、力以外のなにものでもないそうです(池谷氏情報)。
ザネッティ選手の肩や腕のムキムキ加減はハンパなく、納得の筋肉でした。
昨年は怪我でお休み中だった山室選手も、今年は静止技がピタリと決まる、力強い演技で2位に。
うん、よかった。
内村選手は、残念ながら、落下してしまい、点数は伸びませんでした。
目にアクシデントがあったのか、目をこするような仕草がちょっと心配になりました。
でも、吊り輪の上での倒立が相変わらず美しく、バレリーナのようだと思いました。
ポアンテと言うんでしたっけ?バレーで足首を伸ばすことを。「甲を出す」と表現する方もいらっしゃる、あれです(どれやねん?)。
演技中の内村選手の足は、バレリーナのポアンテのように甲が綺麗な曲線を描いています。
脚全体のラインも、単に伸ばしただけではない、まっすぐなんだけどまっすぐ以上に伸びて、逆にしなって見えます。
何かこう…異次元の美しさで、単に減点の少ない動きとは、一線を画するような気がします。
ですから、技の難しさだけでなく、美しさにも加点があれば良いのにと、心の底から思います。ミスしたぶんをEスコアから減点するだけでなく、美しかったら加点するとか、できないものでしょうか。
内村選手の演技には採点基準が追いついていない、そんな気がします。
カラオケに例えるなら、真に人を感動させる歌というものを、採点マシンでは採点しきれないように。
こういうもどかしさは、冨田洋之さんのときにも感じました。
冨田さんは、加点につながらなくても、ご自身が納得する美しさを追求されました。
もちろん、ひとりよがりに陥ることなく、ちゃんと加点につながる技も取り入れて。
…と、折々に思いだされる、印象に残る選手でした。
冨田洋之さんといえば。
吊り輪の表彰式では、冨田さんがメダルを渡していました。
メダルを受け取る側から渡す側になったかと、感慨深いものがありました。
だいたいこんな感じで一日目は終了。
まもなく、二日開始です。




















