義母への虐待疑惑をかけられて…その後③ー3外来受診 | 須藤 カンナのブログ

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看護師をしながら在宅介護、セラピスト、ファシリテーター、受験をむかえた親子のサポートなど北海道の母として活動中な日々を書いてます。

【義母への虐待疑惑をかけられて…その後③ー3外来受診】

いよいよ診察です。
かかりつけ医は虐待の通報をされたことを知っているのかも分からず…

医師「こんにちは〜史子さん、元気かい?」

義母は声は出しませんが、握手を求めていつも通りです。
市の人が一緒に入って自己紹介し、
「今回、史子さんの今後のケアなどについて考えるために相談など、先生のお話を聞きたいと思っているのですが。」
といった様な事を話しました。

医師「いいですよ、どうぞ」

医師は何も知らないのかちょっと、驚いているようにも感じました。

医師「それで、調子はどうかな?
前の受診後に一回来て点滴してるのかな。どうしたの?」

私「ショートステイの時に昼間オシッコが出ないから脱水じゃないかって連れて来たみたいなんですけど、最近の排尿は夜型で問題なかったんじゃないかとも思ってます。
その後も特に変わりまりません。」

医師「そうだね。採血もしてるけど何ともないし、訴えも活気がない、ご飯を最近あまり食べないって事だったみたいだけど…
大丈夫そうだね。
先月の嚥下検査で飲み込みは問題ないけどっ…て事だったみたいだね。」

私「嚥下反射もあるし、誤嚥のリスクも少ないって事でした。咀嚼してから喉まで運べず嚥下反射が起こらないので吐き出してしまうって事で、半固形じゃないと駄目だねって。
お粥やゼリー、オカズは刻みにして、施設ではミキサーにして食べれてます。
体重も今月36、8キロで先月が36、4キロで維持できたからもう少し様子見てもいいかなと思ってます。」

医師「維持できてるならいいね。」

私「4月は41キロくらいだったので、減ってはいるんですけど、本人も元気な時のベスト体重は38キロって言ってたし、もうちょっと増えたらいいかなと思ってます。
今は食べない時はメイバランスドリンクやゼリーで補ってます。」

医師「いいね、充分だよ。
史子さんは甘いもの好き?」

義母「そんなに」

医師「じゃあ、大変かな。」

私「お菓子好きで、一緒によく食べてたしょ?」

史子「おやつにお紅茶いれるって言った」

私「じゃあ、ゼリー持たしたからそれも一緒に食べなね。」

史子「楽しみ」

医師「いいね、夏バテはしてないかい?
あと1週間もしたら涼しくなるって言ってたからもうちょっとだよ史子さん」

いつも通りの診察が進みます。
かかり付けの医師はいつも時間をかけて義母にも話しかけながら診察してくれるので、不安も疑問も共有しやすい医師です。
市の人はずっと黙ってました。

診察が終わるかなとう時に医師が市の人に話をふりました。

医師「それで、何が聞きたいのですか?」

市「史子さんが今後、自宅で生活していくために何が必要かなど、先生の今後の見解を聞きたいのですが。」

医師「何が必要って…娘さん、間違った!お嫁さん家でどうしてるの?」

私「ご飯は形状を変えてますし、ドリンクで補助したりして。
後は着替えも出来なくなったのでこちらでしてますが、脱ぐのは出来るのでやってもらったり…です。」

医師「そうだよね。できなくなる事も増えてくるよね。
えっとそれで?」

医師が質問がよく分からないという顔をしています。

市「お嫁さんがショートステイが続くとADLが落ちると言っているのですが。」

医師「そうなの?」

私「家ほど動く機会がないのか、手伝ってもらうのか、何回も立ち上がろうとしてやっと立てるとか、出来なくなる事が増えるので宿泊を減らしてました。」

医師「そうか、だんだん出来なくなる事が増えるしね。」
「それで?」

医師にしたら訳の分かんないやり取りが続いてます。
虐待の通報の事を話さないとちんぷんかんぷんなんでは無いかと思いますが肝心のそれは出てきません。

私「私達、外出てましょうか?」

義母は通報のことを知らされていないので、義母がいてはマズイのかと思い市の人に言いましたが

市「いえいえいえ、いて下さい、そんな。」

医師「それで何が聞きたいの?」

医師だけ置いてきぼりです。
意図がわかんなくて大変だと思います。

市「今、リハビリとかしてないみたいなんですけど、必要ですよね。
どんな事をしたらいいとお考えですか?」

医師「リハビリが出来るか出来ないかは施設の環境によるんじゃないの?
やれっていわれて出来るもんじゃないでしょう?
お家ではどうしてる?」

私「以前、ここのリハビリで評価して作ってもらった運動をデイサービスでもやるようにしてもらってました。家でも手を繋いで足踏みしたり、立って座ってをして…
骨折してからは立つのがやっとなので手の曲げ伸ばしとか座って出来る事と、立つのだけは着替えや移動のときにしっかりやるようにしてました。」

医師「そうだよね。できない事は手伝うしか無いしね。
それで?」

市「今後どういった事が考えられるかとか先生の見解を。」

医師「う〜ん、これから先は改善する事はないよ?
だからリハって言っても機能をあげるようなものじゃなくて、今出来てる事が明日も出来ればいいと思ってます。
リハってより日常生活の事だね。
今日できる事をいかに続けられるか。
それでも出来なくなる事があるから、そこは周りがフォローしていくのが1番だね。
そう思っているけど。」

市「ちゃんとしたプランとか必要ですよね。」

医師「それはね、評価はしていかないと食事の事とか変えてるみたいに、ねえ?」

医師が私を見たので

私「食事の件は体重が落ちてきて、毎日の様に補助食品が必要になったらエンシュアみたいなのを処方して欲しいです。
今はいらないと思ってます。」

医師「そうだね、毎日になったら処方でだした方がコストも安くなるからそうしよう。
それにお嫁さん、看護師だから今後も分かってると思うんだよね。
このまま食べれなかったら、胃瘻や経管、あとは点滴、それか食べられないというのを生きるという視点でどう捉えるかだよね。」

私「夫には説明して考えておかなきゃいけないと言ってますが、やっぱりなかなか考えたくない様で。」

医師「考えたいことじゃないけど、考えないとね。」

私「はい。」

何回も同じ様な話が繰り返されている気がします。
核心に触れない、意図が通じてない。
もっとはっきり言ったらいいのにともどかしいです。
私がもどかしく感じるのもどうかと思いますが。

包括支援センターの人が口を開きます。

包括「これからのケアについては専門家の意見を聞きかながらやっていく必要があるって事ですよね?」

ちょっと間が空いて医師が質問します。

医師「何が言いたいのか分かんないんだけど。専門家って何?」

包括「リハビリの専門で理学療法士とか。」

医師「そういうのを望むなら、リハビリ科を紹介するよ。入院して評価する事も出来るけど…
さっきからリハビリの事ばかり聞かれるけど、僕は脳神経外科でリハビリは専門じゃないんで、聞かれても答えられないよ。リハビリがいるなら紹介はできるけど?」

市「いえ、いいんです。ありがとうございました。
また今後もソーシャルワーカーを通して先生に協力いただく事もあると思うのでよろしくお願いします。」

医師「それはいいよ。」

微妙な沈黙が少しあって、次の受診日決めようかと医師と決めて、薬の相談もして…

医師「お嫁さん、疲れてる?
大丈夫かい?」

私「最近、暑いですもんね。ちょっと疲れが出てるかもしれません。」

苦笑いです。
だって先生の言ったことはドンピシャなんですが、虐待の疑いをかけられて義母とは暮らせてなくて、しっちゃかめっちゃかなんですから。
その上、虐待の通報について医師は知らないようだし、市の人も言わないし。
市の人の質問もモヤっとしてるし。
もう何が何だか訳がわかりません。

医師が市の人ももういいの?何もない?と確認してくれ診察室を後にします。

これ何のための受診だったんだろう。
しょっぱなから大事な栄養状態とかについては置いてきぼりで、市の人も義母の状況を知らないみたいなのに、ケアマネとかも一緒じゃないし。

私に同席できるけどしますか?って聞いてきたけど、私がいかないと通常の診察成り立たなかったんじゃない?!
と思います。

保護するならちゃんとしてくれって思います。
しかも今までの施設のままなのに、あちらでも全然考えられてないのが露見してるじゃないですか。
家族任せだから、診察で確認して欲しい事が腰痛ベルトの事だけなんですよ。
目先のというか、腰痛ベルトするの面倒くさいからやめていい?
ってレベルじゃないの?!と憤りを覚えます。


診察は終わりましたが、まだまだですよ。
この後はこのメンバーで薬の処方を待つのです。
お会計は家族なのでずっと一緒です。

長くなったので、その後③ー4に続きます。
4で終われるかな。