なんてハッピーな夫婦であろうか。
会場は、案の定「大人」ばかりであったが、世代を超えてみんなが幸せになった。
幼いころ、テレビドラマにでていた鮎川氏を私は、どのような人物かを知らずに眺めていた。
それをみた母親が一言『鮎川誠だね?奥さん(シーナ)とロックバンドをしてる人だよ。』
そう言って教えてくれた。なんとなくそれが出会いだ。
20歳になりテレビで何時間もかけてフジロックを堪能した。
『レモンティー』を歌うシーナに妹と釘付けであった。
テレビ画面でもパワフルな彼らが、今夜目の前で『レモンティー』をうたった。
会場には、二人の実の娘様が」物販を担当していた。
友人は、フェイスブック仲間だそうで一緒に記念撮影。
私の旦ちゃんは、静かな男なので興奮しはしゃぎまわる私と友人コンビに手を焼く始末。
ライブが終わり、ロビーでは多くのお客様たちが一息つく。
大人が多いのでよくある興奮任せのばか騒ぎにはならない。
しばらくすると鮎川氏が登場。
場内が沸いた。紳士的に一人一人お客さんとあいさつを交わして談笑したり、握手や記念撮影に付き合ってくださった。
とても優しい。
自分も音楽をしています。という青年が歩み寄り思いを伝える。
きちんと話を聞いてうなずきながら『頑張ってね』と声をかける姿は本当に優しい。
優しい人は、人をハッピーにする。
私たちは、まぎれもなく『ハッピー』な一団であったはずだ。
私は、シーナさんの本を買った。その本に鮎川氏がサインをくれた。
『僕が書いたのも入ってるから読んでね。』そう言っていた。
友人と旦ちゃんと私と鮎川氏で記念撮影。
夢は必ずかなう!というシーナさんも来ないかなと淡い期待をしつつ逢うことはできなかったけど、鮎川氏とお話しできたことだけでもハッピーなことだ。
『なりたい自分になろう』『夢を持とう!』
彼らの言葉はしっかりと受け取った夜であった。
お母さん!あの鮎川誠にあっちゃったよ!とても優しい人だったよ。
シーナさんは、お母さんと同じ誕生日だよ。
ロックンロールは最高なのです。
鮎川家のような家族になりたいと憧れる。
いくつになっても、好きなことをやり続けるって格好いい!!
バッチは、いつも使う鞄に。
イカシタTシャツは私のユニフォームに。
本は家宝に。
私の興奮と夢はいつまでも続く。
音楽って最高。
ビバ・ロックンロール。