「愛とロックンロール」 | small planet

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日々の散文。
もしくは 独り言。



YO-KINGのアルバムを聴きながら、
相棒ちゃんのお母さんの家庭菜園で育った野菜を調理していく。

野菜はどれも新鮮でみずみずしい。
お母さんが心をこめて作ったから通常の二倍に美味しく育っている。
近頃は、野菜の物価も高騰しているから
たくさんのおすそ分けは非常にありがたい。

ホームの花壇には、社長が一生懸命に育てている野菜たちが
やっと実り始めている。
もうすぐ茄子が美味しくなるころだ。
実をいうと私は、その野菜たちを毎日観察している。
自分が育てているわけではないが、大きくなっていくのが少し嬉しい。

『愛でる』という感情が自分に芽生えたことに少し驚きだ。
ましてや、今の今まで『植物』には何の興味を持ったこともない。
お母さんが育てていたランの鉢植えは、お母さんが亡くなった後
どうしてよいかわからず途方にくれて信友のお母さんに育ててもらっている。
その甲斐あって、ラン達はすこぶる元気を取り戻し今も健在である。
毎年きれいな花を咲かせるので信友が写真を送ってくれる。
その写真を見るたびに母が生きているような気がしてならない。

ここ最近、自分は『愛でる』という感情がどのようなものなのかを一人空想して過ごしている。

ラブアンドピース。

旦ちゃんは、ベースを愛でる。
毎日弾いて可愛がる。
私は、愛犬を愛でる。愛猫をいつも抱き上げる。

胎児のころに、母親に大切にされた記憶がよみがえる。
たぶんこの感情は、その時の名残だ。

私は『脱皮』をしようとしているのかもしれない。

『HEY!BABY 夢は終わった 遠い目的よりまず踏み出すその一歩を
どうするかだ 自分で決めるんだ
現実を見きわめて 最高な一歩を毎日踏み出せ』

さあ、自分は何を愛し、何を形にしようか??




私にしかできない方法で、新しい形を創り出そう。