わが人生最高の時 | small planet

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日々の散文。
もしくは 独り言。

昨夜は、久々に現場の仲間達とみんなが大好きな施設長と宴会。

春から祝い事が続いた我メンバー。
介護福祉士に合格したメンバーや、みんなの成果が実った事で受賞できた『石崎賞』。
そして、私なんかが結婚。(笑)
なので久々に美味しいお酒を飲もうと集まった。
当初、相棒が『結婚祝いをしたいとみんなが言ってるの。だから集まろうよ。』というのにたいし、
事もあろうに私はあっさりと断った。
私は、他人を祝うのは大好きだが、祝ってもらうのはなんとなし苦手なのだ。
たんに、恥ずかしいのだ。それに、私なんかのために、みんなの大事な時間やお金を使わせるわけにはいかん。
だからこそ断った。しかし相棒は珍しくあきらめなかった。
日をあけて何度も誘ってくる。確かに、介護福祉士に合格したメンバーのお祝いを約束したまま開催していなかったのが気にかかった私は、自分が夜勤の日にみんなで集まるように相棒に指令をだした。しかし何とも気のない返事。(笑)

結局、一度に全部のお祝いをするという目的で集まることに同意した。

なんだか気のないまま相棒の車で会場に向かう。

一番年上のメンバー、通称「兄さん」がいつになく軽快に喋り若いメンバーを沸かせている。
そんな光景を横目に相棒が飲み物を注文していく。

一時間ほど飲むと、メンバーは何かと『トイレにいきたい!』と次々と代わる代わるに席を立つ。

私はだらだらと飲んでは喋っていた。

メンバーの中でなんとなく気が合うアナーキストなメンバーのMちゃんが、急にしゃべりだした。

『ちょっとここでスペシャルゲストの登場です!!』
急になんだ??と小首をかしげていると、そこに登場したのは我が家の『旦ちゃん』である。

私は普通にたまげた。しかも「シャレオツ」な花束をてにしている。
その姿は、さながらレオ・レオ二の描いた『フレデリック』のようである。(笑)


                   (うちの旦ちゃんこんな感じ)




そして次々と渡されるプレゼントの数々にさらに驚く。

どれもこれも素敵な品ばかり。
驚いている私を見てメンバーが喜ぶ。『サプライズ大成功!!』と。

どうりで旦ちゃんは、夕飯は作らずに遊びに行きなさいというはずだ。
なんて言ったって、相棒たちとこそこそ連絡をとり内緒の段取りをしていたのだから。(笑)


あとで聞けば、一度会場に来てから、かわいいMちゃんに『花束をもって登場したほうがかっこよくないですか?』と言われ、気をよくした旦ちゃんは、
『あー、まじっすか?』といそいそ出戻りバラの花束を買いに戻ったらしい。
旦ちゃんは、昔から女のこに弱いのだ。(笑)



これは施設長にいただいたライト。私の好みである。



これも施設長にいただいたガーベラの花束。

そして仲間達からは、イカしたパスタ用の食器。



ありがたい。
ありがたいことこの上なし。


飲んで騒ぎ家路にたどり着く。

自宅に戻り携帯をみると、この日夜勤の新人メンバーからメールが届いていた。

『宴会は楽しんでいますか?私もお祝を言いたくてメールしました!』

このメンバー達。泣けてくるね。
最高のメンバーだとつくづく思ってしまった。

うまいことこんな良い奴ばかりをユニットに入れてくれた施設長に感謝します!!



こんな余韻に浸りながら歯磨きをする。
途端に気分がすぐれなくなりトイレに向かう。

致し方なく、余韻の半分を水の中に流してまう。

最高の仲間達に最悪な自分。

しかし、思い出はしかと心の中に。



最高の仲間たちに囲まれて私は幸せ者です。

泣けてきます。