かしましく♪ | 今日の空模様

今日の空模様

日々の出来事を徒然なるままに・・・

父が逝ってから一年になりました。

あっという間だったような

いろいろあって長かったような・・・



昼には妹が仕事を半日休んで合流するということで

少し早めに行き、母とゆっくり話でもしようかと想い実家へ。


昨夜の激しい暴風雨もどこへ?

本当に“雨”が嫌いな父だなあ~と想いました。

(昨年の葬儀・法要関連の時には、間際まで台風や雨でも

自分が外に出るタイミングには晴れてばかりです)(笑)


おかげ様で、私も濡れずに済み助かりましたけどね(*^_^*)

ありがと。



実家に着くと、早速に母が

“雨どいが壊れちゃったのよ。直してくれる?”

ですって~~~!?((((((ノ゚⊿゚)ノ屋根の上でしょぉ?



この前、直してもらったんじゃ???(^_^;)



確かに、途中で外れちゃってました。

丁度晴れてましたからね、やりましょ、やりましょ・・・と

何十年ぶりでしょうねえ~実家の屋根に上ったのなんて!


ベランダを乗り越えて(!)雨どいをつなぎ合わせ、

テープでしっかり固定。

ついでに雨どいを固定している針金が、あちこち切れていたので

それも全て交換してあげました。


職人になれるぜ、私。( ̄▽+ ̄*)フッ


ひと仕事終えて、部屋に戻ると、

!!!!そう言えば、父にまだお線香もあげてなかったじゃん!!



ゴメンゴメン…(^_^;) こにゃにゃちわ♪

で、お土産に買って行った、父の好物シュークリームと

これも父の好物で、最後の“食事”らしい食べ物が

サンマだったんですよね。

なので、サンマをお土産に・・・



サンマ?

の、形をしたローソクをお供えしましたww


ヘヘヘ・・・いいでしょ?('-^*)/



と、結局、母とゆっくりなんて話をしている暇もなく

妹が合流してきたので、そのままお墓参りへ出発。



その前に腹ごしらえということで、

母が父と行ったことがあるお好み焼き屋さんから

お誕生日月のため、割引のDMをもらったというので、

近かったし、父を偲んで行ってみると・・・


「お写真とケーキはどうなさいますか?」

って、いきなり店員さんに尋ねられちゃいました。



う~~~ん(-"-) 一応、今日は命日で~~~

静かに、つつがなく過ごすところなんだろうなぁ~~と

それぞれに想った三人ではありましたが

「よろしくお願いしま~す(*^_^*)ノ」と

軽くお返事しておりました(笑)



あ~~~父が、怒るだろうかぁ??(´□`。)



いや、喜んでいるはず!と、三人は同意!(笑)



母は、ランチの他にステーキを単品で注文!

「ハーフだから、大丈夫よ!」と

妹と二人で、ペロリと平らげておりました(ノ´▽`)ノヒェ~~~

お元気ですねぇ~。何よりです~~ww



食後には・・・お誕生日のケーキが!!





記念撮影までしていただいてね、

その場で写真にしてメッセージカードにしてプレゼントしてもらいました。



メッセージの欄には、妹と二人で母へ

これからも三人、楽しく笑って過ごしていきましょう!と記しました。

今日の日付入りで・・・(^_^;) 

そう、忘れちゃいけません。今日は命日なんです。

それも、初めての命日なんですよ~(^▽^;)



なのに・・・

私たちったら~~~~(^▽^;)タハハ


湿っぽいより、私たちらしくて良いよね~と自己弁護。




一周忌から、毎週のように来ているな~って語りながら

お墓のお参りを済ませて帰ろうと車に乗り込んだところ

母の大親友であり、私の幼馴染の母上で、

父の最期の瞬間、母をサポートし看取ってくださった方が

偶然にも来てくださって、ビックリ!!!


もう一回、父のところまで戻って・・・

また4人で、あ~だ、こ~だって長話(笑)

“あ~~うるせぇ!”って父が言ってるかも?!




父の眠る墓苑の向かい側の墓苑に、その方の家のお墓があるそうで

これから先も、ずっとずっとご近所だね~なんて

喜びあっておりました(は?)



女三人が寄れば姦しい(かしましい)と申しますが

不謹慎すぎるくらい、笑顔と涙で楽しく、明るく

元気に、この“命日”を過ごすことができたのも

父が私たちに残して行ってくれた“絆”なんでしょうね。



それと、実家には昨日からイロイロな方がお線香をあげに来てくれてます。

先ほどは向かいの家の小さな恋人ちゃんも(もう高校生ですが9

おじちゃんに・・・って麦酒を持ってきてくれたそうです。

そして義弟まで、仕事帰りに寄ってくれたそうで・・・



なんかね、父はあの日、母にさえ、なんの言葉も残さず

あっという間に旅立ってしまいました。

そのことを、母はずっと怒っています。

闘病中に一言でも“ありがとう”とか言ってくれたらってね。


確かにそうだったかもしれないけれど

何かにつけ、こうして訪れてくださる人が多いと言う事は

それだけ父が残していった物が大きいということじゃないでしょうか。



誰かが父を想ってくれている。

その嬉しさが、母の心の支えにもなるし

幸せな気持ちをプレゼントしてくれるのですから

間接的ではあるけれど、父の残していってくれた

生きた証と、温かいプレゼントだと私は感じます。



この一年父が逝ってしまって、私の中の何かが抜け落ちてしまったようで

ひとつのパーツを失くしてしまったがために

心も体も、うまく動かなくなっている気がしてます。



年齢も大台に乗ってしまったせいかもしれないけれど

一気に“老けた”自分が鏡の中に映るんです。



でも、今日、母と妹と過ごすうちに

冗談を言い合ったり、屋根の上に上がるような家の修繕をしてあげたり

まだまだ自分、動けるし、頭も回るじゃん?って

ちょっとだけ、自信を取り戻せた感じがしました。



“枯れ(涸れ)っちゃったな”って感じていたけど

水は自分で与えたり吸収しなければ、いけないんだよね。




一年を機に、頭を切り替えるようにします!って

父に宣言してまいりました。

もう、弱音は吐かないぞ!



寂しくなるのは当たり前。

素直に寂しがって、また次の“パーツ”を探そうって想います。



今でもお父ちゃんは

私の進む方を照らし、見守ってくれているんだね。

ありがとう。