1月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1688ページ
財布のつぶやき
久々の群さん作品。あるある・・・あるよ・・・と、頷きながら、そして笑わせてもらいました。 また、自分もそろそろ老後(?)の計画をあらためて考えねば・・・と怖くもなったりしました。 金銭感覚が似ているのかなぁ?共感できた一冊でした。
読了日:01月27日 著者:群 ようこ
レインレイン・ボウ
一気読み!高校時代のソフトボール部つながりの人間が大人になって、それぞれの人生を歩んでいる。その独立した一話一話が、きちんとひとつのテーマ(部員チーズの死の真相)へつながっている。スゴイなぁ。早く次!次!と先を知りたくなってしまい、結局一気読みに持っていかれちゃった。寝不足(笑) 高校時代の仲間・・・どうしてるかなぁ。急に皆に逢いたくなりました。誰かの葬式で集まるなんて寂しいので、その前に連絡してみよう!
読了日:01月23日 著者:加納 朋子
絶叫委員会
ちょっと私には“用語”が難しい部分も多かったんだけど、なるほど・・・って思わせてくれる“言葉”の数々に笑わせて(うなずかせて)くれました。これからは、もっと“言葉”に敏感になってみたいと思います!
読了日:01月23日 著者:穂村 弘
サンタ・エクスプレス―季節風 冬
読み終わって、ホカホカな気持ちになれました。表題のサンタエクスプレス、ホロリとさせられました。 このシリーズは季節ごとにくり返し読みたいなって思わせてくれますなぁ。
読了日:01月23日 著者:重松 清
かあちゃん
基本線の「かあちゃん」は頑なに自分の意思を貫き、自分の人生をかけて償いを続けてきたけど、息子ははたしてシアワセだったのか?と疑問を持たせておいて、その「かあちゃん」からつながっていく、別の家族、子どもたち・・・点が線になっていくところは面白かった。それぞれの家族に「母親」がいて、それぞれの愛し方、考え方で子どもや家族を包む・・・私はどんな“かあちゃん”なんだろう?何かをつなげていけているのかなぁ?と考えさせられました。 子どもたちが、それぞれの“思い”を伝えあえたことは本当に良かったと思います。
読了日:01月04日 著者:重松 清
七人の敵がいる
思わずいるいる!と自分の周りの“陽子さん”の顔が・・・私自身は専業主婦でPTAの役もキライじゃないから会長さんに似ているかもしれない。でも決して自分の周りの“陽子”さんはキライじゃない。逆に頼りにできる人多いですもん。 この陽子さんだって結局はやるべきことはやっている!愛すべき人だと思います。せっかくなら、素直に引き受ければいいのに(笑) “現代”のPTA活動に一石を投じる形になっている一冊ですね。 私的には不安ですが・・・(笑)
読了日:01月01日 著者:加納 朋子
お正月休みもあったので、少しユックリ読める日がありました。
『絶叫委員会』と『七人の敵がいる』は、最近ちょっと話題になった作品。
『絶叫委員会』は、私の好み♪・・・とはいきませんでしたが
でも“言葉”の妙というものを感じ、アンテナ感度を良くして
自分の周りの言葉を拾ってみたいと思わせてくれました♪
『七人の敵がいる』はPTA役員を引き受けたりする自分にとっては
主人公の“陽子さん”こそが「敵」と思えました(笑)
実際、いるよ!いるよ!!って思いますから・・・。
でも、この“陽子さん” 仕方ない・・・引き受けるか・・・と空気を読んだり
引き受けてからは素晴らしいご活躍!
そうそう!そういう革命(?)をしてくれる人こそ
PTAにガンガン参加して欲しいのよ!と
保守派ではない私は共感すると同時に
素直に参加してれば敵を作ることもないのに・・・と
案外不器用な人間性に惚れたりもして・・・(^m^)ププっ
がんばれ陽子さん!
重松作品は2冊。 どちらも泣かせてくれました・・・(゜-Å) ホロリ
2月に入ってからも、ついついチョイス。
加納さんの作品も2月に入ってから続けて2冊目。
これまた泣かせてくれる・・・
涙・・・たまってるのかなぁ??ヾ(;´▽`A‘‘アセアセ
群さんの「財布のつぶやき」は自分の老後を考えさせられちゃって
怖くもなったり・・・でも、大切なことだよなぁ~と気を引き締めたり。
語り口調が、相変わらず!という感じで面白かったし・・・
こんな感じで、今年も“本を読む時間”を作れるように
そして、その中から“何か”に出会えるように 楽しんでいこうと思います!!