乙女カウンター | ~ ~ 寄せてはかえす さざ波のように ~ ~

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~ 生まれは男 生きる方向は女性性にあり? 豊かな人生を目指して書き綴ります ~

わたしを指す「お兄ちゃん(さん)」([男]と分類される


こと)が、突き刺さるようになってきた。


外見も生まれも男子だから、そう呼ばれて普通なんやけど、


『男であること』を突きつけられているようで、


やるせない気持ち、痛くて辛い、こたえる。



文字や書面上で「彼」と表現されるのは、その通りと 


思えるのだけど、性別欄の【男性】に自分で◯をつけるのは、 


いたたまれなくて抵抗がある。














「(女性的な)オネェ!」とカミングアウトして、


乗り越えようとした。


極たま~に間違えられるww「女性かと思った!」に、


『イェ~ス!』と調子に乗って越えられたつもりでいたけど。


(マスクのお陰ww)


それだけでは苦しい。


(認めたくないけど)写真のわたしは思う以上に男性(泣)。


(鏡に映る自分は甘めに見てる。笑)


それに反して、ずっと前から気持ちは『女の子』のようです。











今は「トランスジェンダー(体は男性だけど中身は


そうじゃないよ!)です」と、名乗っている。


それでも「心が女子」は、自分を言い表すのに不完全で、


アワワァの連続。


わたしの告白は、まだ証明にはなっていない。



『女性性がわたし』=「心が女子」だとしたら、


そんなに違ってはいないけど。


そんなややこしい説明できないし、聞いてもらえない。


『(当事者同士でも分かり辛いから)わからんやろなぁ』




外見男だし(悲)、(だからと言って)外科的手術


(性適合手術)をしよう!とも、する予定もない。


女性ホルモンで胸が膨らんで、オチンチンありありで


上も下も〜状態は、耐えられない。


多分、心理的精神的に持たない。



元々、胸は膨らまない体質(男子)だからww、


ブラホック外す想像も難しいので、胸と親しく慣れそうもない。




女性の格好をして『女装!』と意識するのも


思われるのも絶対イヤっ!! 


わたしにとっては「やっぱり男」と諦めるようなものだから。













「性同一性障害だ!」と気がついて、肩の荷が下りた


その数十年前は、手術に思い巡らせた時もあったけど。


それは一瞬で、自分の現実ではなかった。


(心身の健康が大切やから)カミングアウトして


解決だと思っていた。


オチンチンは受け入れられませんが(謝)。




[誰かの認めが必要な女子]ではなくて、


『許可を必要としない心の女の子』が


わたしの内に在る、性自認の源?


だから、見た目の女子が、二の次になってしまう?


厄介〜ww。





















わたしは男の子として生まれた。


『〇〇(自分の名前)、男の子じゃない!


神さま、間違っているぅ!』神に問うた幼いあの日。 




「それは、あなたが『間違えて生まれた!』と捉えているだけで、


男性は男性、女性は女性として生まれたのは事実。


手術で変えられるのは、外見上と社会的性別だけ。


性別は誰にも変えられない。


彼(女)らは、手術で自分を殺そうとしている。


自分を愛して」と、男性からの性適合手術を受けて、


約40年程女性として生活した後、元の性別に戻された方が、


その後ご自分と同じ、トランスジェンダー1万人の相談に乗り、


彼らからの聞き取り調査したものと、自らの体験を重ね合わせた


強い危機感からの忠告。








確かに、生まれは変えられない。


それに、トランスジェンダー(性的少数者)は


死亡率が高い現実がある。



でも、だからといって、手術やその個人の理由だけで


そうなっていると、終わらしてほしくはない。




「(手術をしないと)男性女性としては認められない」の前に、


(姿形が変わっても変わらなくても)その人が、その人であると


認められる、トランスジェンダー(性的少数者)が受入れられる 


下地が、社会のどこにフツーにあるの?


社会的枠が日常的に用意されている?


身近な家族友人、知人の一人として、理解を示せる?


そもそも(一人として)カウントしてる?






『手術するしない』は、その個人の自己受容が占める


割合があるのは確か。


だけど「心が女(男)!と言えば通るのか?!」と、


時折、社会に糾弾される現実がある。



そうすると『社会に受け入れられるには、社会の常識と


される型に合わさなければいけない!』と、命がけを自他に


求めて、それが義務である様に流され易い構造があって、


堕ちてゆく命もある。 


「当事者の問題!」と、片付けられる現実がある。




だからぁ!!殺されてたまるかいっ!と、


「女性性がわたしぃー♡」と声を上げとんねん!


まもなく半世紀経とうとする(汗)ww現在になって、


そういう落とし所を見つけたんよ(軽)。


大変!汗でメイク崩れっww。


なんのこっちゃ(笑)。




でも、近頃(心身のリスクは別として)『自分こそ性適合


手術を受けたらしっくりする事もあるんやろなぁ』とも思う。


ただ、それもまた、現在のわたしの現実では無い。


〈両親の介護と共生が大きな足場の一つ〉となっている。


苦戦はしてるけど(笑)、両親との生活が優先するとなって、


進む方向の一つが定まったのは確か。


今は(日常に支障をきたさない限りで)自然な感じの


女性性?発動ww&脱男性性はしたい!とは思っているレベル。




周りからしたら(中途半端に見えるだろうから)


『どうしたいの?』と首を傾げられ、もっと広い


世間からすると『あんた何?』と、わたしを異なる存在として 


捉えているのかもしれない。













トランスジェンダーとは、心の性(性自認)と体の性


(身体的性)が一致しない人のことを指す。



例えば、身体が男性であることに違和(嫌悪)感があって、


心が女性だと自覚する人を、トランスジェンダー女性(MTF)


と呼ぶ。(その反対の性別はFTM)


LGBTQ(性的少数者)の〈T〉。


(広い意味で)わたしはここに当てはまる。



そのトランスジェンダーの中でも、外科的手術を望む人、または、


性適合手術を受けた人のことを、トランスセクシャルと呼ぶ。






でも、この大別は、A,B,O,ABの血液型分類みたいに、


大きく別けた場合であって、一人ひとりの血液型が違うように

トランスジェンダー(性的少数者)個人で違う。

虹色のグラデーションの様に、少しずつ違いがある。


定型的な(女性男性)型に当てはまらないと感じる人もいる。 








少し前[あなたのままで良い]というスタンスが気になって、


性的少数者の集まりに参加したことがある。


「〇〇さん(わたし)は、MTX(男性の身体には違和感がある


けど、どちらの性別とも言えない人)かもしれないですね」と。


わたしはそう評されたことがある。


(※少し違ったけどww自助グループがあることに救われました。

でも、セルフヘルプグループ(SHG)は知らなかった!

わからない方&猫好きの方はアメブロの【PrivateGarden】の「なぜ、人に話せないのか」を参照してみて!)






それは少し違う。


型にはまった女性男性と応えづらい、というだけで、


わたしは生まれも体も男性だけど(女性とは言えないけど) 


「女性性がわたしらしい。それがわたしです。」と、


はっきりと言える。(MTXではない。)



『トランスジェンダー』枠が、社会に認知されて


用意されたなら、名乗れるのに。





















自分の乙女の部分を数えていただけだったなんて、


気づきませんでした(反省)。


いったい今まで何をしてきたんだろう〜(恥)!?



そんな、自分への反省と鼓舞と目覚めろと思いを込めて、、

乙女のカウンターパ〜〜ンチィ!!で、締めとさせて戴きます。

長文読んでいただきありがとうございました。🙇