7月の2週目は、木曜日と土曜日の2回の散歩で8.5km歩きました（何もしないよりマシな距離）
木曜日は薄曇りで辛うじての散歩日和。いつも歩く市役所裏のコースで、あるお宅の前でそこのマダムとお話しする機会がありました。そのお宅の道路に面したお庭にはいつも珍しい花が咲いているので注目していたのですが、その日も珍しい花を見つけ、夫とあれこれ話しているところへマダム登場。
「いつもお花を楽しませてもらっています」と挨拶すると「どうぞどうぞ、奥の花も見て下さい」と。
「この珍しいお花の名前はなんですか？」
「あぁ････それは、友達にアジサイをいただいた時に、一緒についてきたもので名前が分からないんです」
「それなら今調べてみましょうか（スマホで検索）これは〇〇という名前のようですよ」
「あら、分かって良かった。早速、メモしておきましょう」
こんな感じで会話が始まり、植物の話からお庭にやってくる４匹の地域猫の話まで･････あれこれの四方山話に発展。初めてお会いした方ですが、お話好きのマダムだったようで「これからはいつでもご自由にご覧になってください。わたしが居ると話好きなので長くなってしまうかも知れませんが」「ありがとうございます。また寄らせていただきます♪」
マダムに教えて上げた植物の名は【スモークツリー】でした
そして今日の土曜日、日差しはあったものの風もあったので、しばらくぶりに蟹ヶ谷公園へ。
蟹ヶ谷公園の東屋で休憩していると、賑やかな女性３人組が「相席いいですかぁ？」
女性たちはこの東屋でランチをする予定だったらしく、テーブルにお弁当を並べ始めました。
「いいですねぇ、ここでランチですか」と夫が言うと
「良かったらどうぞ」とデザート用に持参したらしきお菓子を進められました。
「いやいや、どうかお気遣いなく」と夫もわたしも固辞しましたが
「妹の手作りのケーキなのでぜひ！」そんな風に言われて断るのもどうかと、有難く頂戴。
「とてもおいしいです♪」と言うと「これ簡単なんですよ。(妹さんの方を見て）ねぇ、レシピを教えて差し上げなさいよ」こんな感じで15分ほど。
３人組の女性のうち２人は姉妹でアラウンド60。１人は２人の共通の友人で70代の前半ということでした。わたし達が散歩で綾瀬市のあちこちの公園や森を訪れているというと、彼女たちはキツツキの森近くの住人だという事が分かりました。
「ご馳走様でした」とわたし達が東屋を後にするときには「今度はキツツキの森でお会いしましょうね♪」と手を振ってのお見送り。
そうそうもう一つ、今日は目久尻川遊歩道沿いの市民農園の一角で作業していた男性とも短い会話。フェンスに絡まっているたわわな木の実を見て「このベリーはなんですか？」と訊ねると
「ブラックベリーですよ。黒くなったらどうぞつまんで食べてください」
「えぇっ、良いんですかぁ♪」
「もともと散歩している方に食べて頂きたくて育てているベリーですから」
「うわぁ、食べて良いというお墨付きをいただけたので、これからは熟すのを楽しみにして散歩できそうです♪」
わたしは友達がいない人間ですが、人嫌いというわけではないので、こういった一期一会的な出会いはとても楽しいし貴重な体験。
「暑い、暑い」と家に籠っていたら出来ない経験をして、つかの間とは言え楽しい時間を持てたのは幸せでした。
たまたま今日は、運よく良い人にばかりに出会ったのかも知れないけれど。
見頃の蓮の花（蟹ヶ谷公園にて ７月13日撮影）
