少しの罪悪感と共に 晴れれば お花見 | キャンディBBの日記

キャンディBBの日記

いわゆる団塊世代。3人の子供たちは独立し現在は夫と二人暮らし。

健康寿命を延ばすべく、あれこれ努力する中で、文章を綴る作業は、

ボケ防止に効果があるのではと勝手に信じて、

日々心に感じたことなどを綴っております

土曜日と日曜日、2日連チャンで桜を見て回りました。
桜を見ている間は、ある種の興奮状態で元気だったのですが、さすがに2日続けて歩き回っていたら、夫婦ですっかりお疲れモード。顔を見合わせて「疲れたねぇ」

なにも今生の別れでもあるまいし、来年も桜は咲いてくれるのだから、毎年1ヶ所か2ヶ所、気に入った場所の桜をじっくり眺めればいいものを、欲張って桜の名所と言われている場所を片っ端から巡った結果の疲労感。

月曜日と火曜日は、天気も良くないらしいので、その間にしっかり体を休めて、水曜日以降の桜行脚に備えます。なぜなら「4月は桜の追っかけをして忙しく動き回る♪」と宣言しているので有言実行なのです。

【しっかり動いて、しっかり食べて、しっかり休養を取る】

高齢者の健康維持にはこの3つを意識するだけで十分だと、何かで読んだので、どうせ動くなら桜の追っかけが良いと。


土曜日に出かけた市庁舎の桜の下では、入学式を済ませてきたらしいランドセルを背負った新1年生とフォーマルな装いのご両親が記念撮影している姿が目立ちました。
入学式の日に桜が満開になったのなんて何年ぶりでしょう。

 

タウンヒルズ屋上から見た市庁舎の桜と大山、天気さえ良ければ中央に富士山も見えたはず(4月5日撮影)

 

 

日曜日には、再び市庁舎経由で城山こみち→城山公園とお花見の王道を歩きました。

城山公園の桜の広場には、日曜日ということもあって幼い子を連れた若い家族連れが多く、穏やかで幸せな世界が広がっていました。

 

城山公園の桜の広場(4月7日撮影)

 

公園のベンチに腰掛け、三々五々集まった家族連れがお花見を楽しむ様子を眺めながら、わたし達は幸せな思いでここにいるけれど、同じ桜を複雑な思いで眺めている人もいるんだろうなと。


多分、闘病生活をなさっている森永卓郎氏や小倉智昭氏の記事を読んだからだと思いますが、ドラマや映画のシーンの中で、不治の病の患者さんに、医師が桜の咲く時期を一つの目安のように「次の桜が見られるかどうか」のように余命を告げるシーンがありますが、現実にそういうことはあるだろうと思われ、そう告げられた患者さんにとって、目の前の春爛漫の桜にはどんな意味があるのだろうか・・・・・などと。

能登半島地震で被害に遭われて皆さんにしても「わ~い、桜が満開だぁ♪」と単純に浮かれられるはずもなく、人々の心にはそれぞれの思いがあっての桜。