たくさんの散歩をして多くの草花と出会うたびに彼らの名前を調べて、忘れないように花暦を作っているのですが、散歩歴4年目の今では友達になった草花は150種近くあり、その中には【似て非なる】ものも多くどれが何なんだか見極めるのに一苦労するものがあります。
例えば、花の形や大きさ・色がそっくりな上に、咲いても5mm~1cmぐらいの小さな花だと、ちょっと見ただけでは「全部同じだよね?」
ところが、虫メガネを使ってじっくり観察すると、花びらの先にちいさな切込みがあったりするのですが、その切込みの入り方が違っただけで、もう別物なので、野草を見分けるのは本当に難しいのです。
それでも、彼らに出会うたびに「ノジシャ!」「タネツケバナ!」「オランダミミナガグサ!」などと声に出して指さし確認しているうちに、かなりの種類を見分けられようになりました。
今では野草オタクの卵を自認しています。
とにかくどんな草花にも名前があるのが楽しく、覚えれば覚えるほど、自分たちの歩く道が自分たちの(←所有格のの)道のように思えて、以前は5㎞歩くなど想像もできなかったのに、今では自分の道なので、5kmや6kmなら歩くのは当然。
そんな勢いで、いくらかマシな天気だった火曜日に、桜の咲いていそうなポイント数か所を花見行脚してきました。普段は足元の小さな花ばかりに気を取られているわたしですが、桜の季節ともなると話は別。転ばないように注意しながら、せっせと上を見て歩きます。
最初に向かったのは自宅から歩いて10分ほどの綾西の桜並木、桜は5分咲きといったところ
空が青ければ、もっと見応えがあったはずですが、それなりには楽しめました(4月2日撮影)
お花見をしていると、桜にもいろいろな種類があって興味が湧くと同時に、その昔、桜を植樹して下さった先人に対して感謝の念を覚えるのです。「よくぞ植えて下さいました。お陰でこうして花を楽しむことができています」と。
あと何回のお花見ができるのか・・・・・そんなに多くはないはずですが、夫婦で足腰が丈夫な間は桜の追っかけを続けるつもり。
ただ、あいにく春のこの季節は天候が安定せず・・・・・火曜日には3か所の桜を見てきましたが、あと5か所ぐらいマークしている場所があるので、満遍なく見て歩くには、桜が咲いている期間と天気のタイミングがうまく合ってくれるかどうかが、今後の重要な課題。
世の中にはいろいろな問題を抱えてご苦労なさっている方が大勢いらっしゃるというのに申し訳ないです。
特に裏金問題の39人の議員さん達は、お花見する気にもならないんじゃないかしら。
桜以外の花の写真もたくさん撮りました♪
左上:真っ赤な寒緋桜 右上:真っ白なスモモの花
左下:黄色いグミの花 右下:イモカタバミ。オキザリスの仲間