前回の日記ではWBCに否定的な文章を記しましたが、あくまでもTV局の姿勢に対して否定的であったというだけで、決してわたしがアンチWBCということではないので、素直に日本の1次ラウンド通過を心から喜んでおります。
わたし達はと言えば、相変わらず時間さえあれば、花見行脚を続けて・・・・というより、むしろ「散歩に出かけた行く先々に桜が咲いています」といった方が正しいのでしょう。
河津桜が咲き終わった金曜日、そろそろコブシの花が見られるはずと出かけた城山公園では思いがけず、満開の足柄桜に出会い、そこからさらに足を延ばした深谷中央公園では、河津桜を一回りか二回り小さくしたような可憐なピンクのおかめ桜の並木に出会いました。
足柄桜に関しては、記憶違いをしていてソメイヨシノの後に咲く桜と思い込んでいたので、もし1週間遅れていたら見事な足柄桜を見逃すところでした。
「今回、城山公園を選んだのは正解だった♪」
もちろん、目的のコブシの花にもハクモクレンにもいろいろな場所で遭遇しました。
満開の足柄桜 まるでふわふわモフモフのモップみたい (城山公園にて3月10日撮影)
おかめ桜は初めて出会った桜。
桜は花をつけていないときは、ただの樹で(当たり前ですが)特に冬枯れの季節には、そこに桜があることさえ気づかずに歩いています。
深谷中央公園沿いの遊歩道は、昨秋から歩くようになった道なので春は初めて。
そんなこともあり桜並木を見た時には「ここにも桜があったんだ♪」と感動もひとしお。
地元の有志より寄贈されたという16本のおかめ桜並木(深谷中央1号公園にて3月10日撮影)
おかめ桜:河津桜に似た濃いピンクですが、花そのものは河津桜よりかなり小さいのです
散歩とは不思議なもの。
初めて歩く道はなんとなくよそよそしく感じるのですが、何回か歩くうちにどんな道にも親しみを覚えるようになります。愛しちゃったりもします。
知らなかった場所の景色や木や草花が、いつの間にか自分の景色や木、草花になって何日か出かけずにいると「そろそろ会いに行かなきゃ」と。明らかに散歩ホリックの症状です。
今日の雨が、花散らしの雨になっていませんように。
あ、それと侍ジャパンが16日の準々決勝でしっかり勝ち抜けしますように!