withコロナと「モノ」から「コト」への流れ | 大西先生のブログ

大西先生のブログ

Candle Studio Oneは、アロマとキャンドルが学べるスクールです。
福岡・天神という中心街にありながらも非日常的な空間で、キャンドル作りを楽しめます。
キャンドルを日常に取り入れたキャンドルライフを提案していきます。

コロナの影響は個人消費へ大きく変化を作ったと思います。

 

外出自粛の中、消費者心理は東日本大震災直後の状況を下回り、歴史的な経済不況となりつつあると思う。

 

消費者行動の基本は、使える「お金」や「時間」があり、自由に移動できる事です。

 

外出自粛でいろんなことが制限される中で、いろんなオンライン化が進み、動画サービスや電子書籍、通信教育、オンライン会議やオンライン飲み会など、生活スタイルが大きく変わってきています。

 

そんな中、近年すでに見られてきた、

モノから『コト』への消費は今後も進んでいくと考えています。

 

Google 検索に連動した Google トレンドで「コト消費」と検索すると、2006年頃から言葉が使われ始めました。

 

そもそもモノ消費・コト消費とは

 

モノ消費とは、「商品・サービスの機能に価値を感じて使うこと」です。

 

コト消費とは、魅力的なサービスや空間設計等によりデザインされた「時間」を顧客が消費すること。(例えば、まち歩きや外湯巡りなど)

つまり、コト消費とは「商品・サービスによって得られる経験に価値を感じて使うこと」です。

 

では、なぜモノ消費から「コト」消費への変化が起こっているのでしょうか。

 

日本国内における変化の背景には、消費の成熟化が挙げられます。

「三種の神器(冷蔵庫、洗濯機、白黒テレビ)」や「3C(カラーテレビ ・クーラー・自動車)のような商品は人々の生活を豊かにするもとして、多くの消費者に選ばれました。現在では必需品としてほとんどの人に行き渡っています。

その結果、一定の機能的価値を提供するだけでは選ばれくくなってきています。

 

実際、株式会社ジェイアール東日本企画が行った「普段の生活に関する定性調査及び定量調査」によると、「家にモノが溢れていて、これ以上持ち物を増やしたくない」という質問に対して

「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた人は全体の52.1%でした。

そういったモノ自体へ意欲の低下が、コトを重視する消費動向への変化につながっているのでしょう。

 

モノ消費からコト消費への変動の背景には、「生活に必要なもの・買いたいものはすでに揃ってしまったので、目に見えない価値が欲しい」という価値観の変化です。

それは単純にモノが売れなくなったということではなく、モノに新たな価値が求められるようになったと個人的に思います。

 

大量生産、大量消費の考え方から、その物自体の価値へ質を上げることも、もちろん大事なのですがモノ自体のストーリーが必要になってくると考えています。

 

僕は、スタジオでのレッスン一つ一つにもストーリーがあります。

販売するキャンドル一つ一つにもストーリーをつけています。

 

そんなストーリーを感じてもらえるような「コト」作りをしていきたいと思います。

 

ではまた

 

大西博之

 

 

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