ミツロウって素敵! | 大西先生のブログ

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Candle Studio Oneは、アロマとキャンドルが学べるスクールです。
福岡・天神という中心街にありながらも非日常的な空間で、キャンドル作りを楽しめます。
キャンドルを日常に取り入れたキャンドルライフを提案していきます。

ミツロウは、ミツバチの巣から蜂蜜をとった後に残るものに、熱と圧力を加えるか、あるいは湯で煮溶かしたりして採取される蝋のこと。

働きバチの腹部の腺から分泌されたものです。

 

今日はキャンドルにも使われる優秀な天然素材「ミツロウ」について書きます。


 

ミツロウは、熱を加えると簡単にやわらかくなるので扱いやすく、リップやキャンドルなどにも使われます。

天然素材なので安心・安全なだけでなく、すぐれた乳化剤としての効果をもっています。また、肌や唇をしっとりとやわらかくする効果があり、保湿成分としても優秀なのです。

ミツロウの香り
香りは、蜂蜜に似た甘味のある香りがほのかにします。ミツバチが採取した花の蜜が原材料となるため甘い香りがするのですが、そこにミツバチの唾液に含まれる酵素などが混入するため、香りにも個性が出てくるのです。

ミツロウの種類
ミツロウには、未精製のものと精製したものの2種類があります。

1つは未精製のミツロウ。

これはいわば「生のミツロウ」で、目の粗いフィルターで濾されており、蜜蝋の成分がたくさん含まれています。

 

もう1つは精製されたミツロウ。

目の細かいフィルターで濾して不純物が取り除かれたものです。

 

ミツロウの色
色味は精製した未精製のものは黄色味(黄色味の中にも薄かったり濃いもの黄色味があったりします。)で、精製されたものは白っぽくなっています。特に未精製のミツロウは、ミツバチの種類や花の蜜の含有物の違いにより、同じ黄色味でも微妙に色合いが異なります。花粉の色素も花によって違いがあるため、さまざまな色味になると言われています。

歴史
紀元前1300年頃、ツタンカーメン王の墓から4つの蝋台が発見されています。この頃蜜蝋キャンドルが使われていたと考えられています。とても古くから私達の身の回りでキャンドルとして使われていたものなのです。

ミツロウの効果、効能
ミツロウは、冒頭でも書いたように保湿効果が特徴です。天然素材であるミツロウで作ったアロマキャンドルを灯すと、精油に含まれる保湿効果のある美肌成分全てが燃焼し、保湿成分がミストのように部屋に拡散します。とても優秀なキャンドルです。
効果・効能としては、※1/f(エフブンノイチ)のゆらぎ効果、※マイナスイオン効果、※ライトセラピー効果など、視覚や自律神経のバランスを整えると言われています。キャンドルの灯りを眺めながら、ゆったりした時間を過ごす事でリラックス効果が望めると考えられています。

また、天然100%の蜜蝋キャンドルは、アレルギーのもとになる環境の中のウイルス、カビ、ダニ、花粉、PM2.5、建材から発する有害物質、排気ガス、チリなどを包み込み、花粉症や喘息をはじめとするアレルギー反応を改善するとも言われています
ミツロウ100%のキャンドルは焚くだけで、リラックスできるだけでなく、部屋の空気も清浄化する天然の空気清浄機とも言えます。


天然素材でキャンドルやアロマクラフトに使われるミツロウ。キャンドルとして灯すと、リラックス効果はもちろん、空気を浄化してくれる素晴らしい素材です。

 

ぜひ、ナチュラルで優しい香りと灯りを試してみてください。

 

※用語

※1/fのゆらぎ
キャンドルの炎がゆらめく状態は「1/fのゆらぎ」です。星の瞬き、波の音、小川のせせらぎ、鳥の鳴き声など自然界のゆらぎと同調します。「1/fのゆらぎ」には、交感神経の興奮を抑え、副交感神経を優位にし、リラックスする効果があります。リラックスすることで、脳はα波が出ている状態になります。

※マイナスイオン効果
キャンドルに灯火することで、マイナスイオンが発生します。マイナスイオン効果の主なものは、ストレスを軽減し、リラックス効果があること。また、空気を清浄に保つ効果もあります。特に蜜蝋キャンドルは滝の4~6倍のマイナスイオンを発生させると言われています。

※ライトセラピー効果
ライトセラピーは、光を効果的に使った健康療法です。太陽光やキャンドルの灯りなど、自然発生に近い明るさで質の良い光を定期的に浴びることで体内リズムを整えて体調を回復させる療法です。日常の中で手軽にできるヒーリングとして注目されています。

 

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