● がんになった家族をよりよく支えるコツは、自己決定を支えること
こんにちは。加藤隆佑です。
先日、占い師である蛭田えみさんをご紹介させていただいたのですが、この方は実は看護師さんでした。
そしてこのようなコメントをされていました。
患者さんをサポートしていく上で、とても大切な心がけですね。
しかし、闘病中の人を前に、悪かったところを探してしまっている風景を、たまに見かけることがあります。
また、医師も、患者さんの決定したことに(例えば、西洋医療を代替医療を選択したことなど)、怒りを示すこともあります。
そういうことは、慎んでいかないといけないと思います。
(明らかに不利益を被る選択の場合は、怒るのではなく、話し合うことが大切です。)
そして、最も大切なことは、患者さんに「自分は(医療従事者もしくは家族から)理解してもらっている」と感じていただくことです。
それが、信頼関係の構築につながります。そうなるためには、日々のやりとりの積み重ねが大切ということになります。
私も、「自分は理解して(分かって)もらっている」と感じていただけるような医療をしていきたいです。
それがない医療というのは、どれだけよい治療法を提案していたとしても、ダメなのでしょう。
ちなみに、家族が患者さんをよりよく支えるのは簡単ですよ。
手術、放射線療法、抗がん剤の副作用、食事療法、免疫療法など、がん治療に関わることをアドバイスしています。