年始にあった同窓会は学年全体のものだったけど、プチ同窓会は各地でやっているらしく私も近場の集まりに声をかけてもらって参加している。
話は変わって夫の友人が、
「うちの嫁さん、誰かに誘われたらなんとかやりくりして必ず参加するんよ。ほんま感心するで」
と言っていて、
それを聞いたとき夫と二人で
「偉いなあ!
誘ってくれる人は、一緒に行きたいと思って声をかけてくれるのだからありがたいことだ。
自分も声をかけた人に断られたらがっかりするよね。
誘われてるうちが花だ。誰にも声をかけられなかったら寂しい。」
と、出来る限りお応えするようにしようと言い合った。
だから、先輩に旅行に誘われた時もありがたくお受けした。
話をプチ同窓会に戻そう。
このプチの中のひとり、Kちゃんに誘われて遊びに行ったとき
私は、手術をしたことを話していた。
術後、しばらくはさっさっと歩くと息が上がってしんどかったとか、
体温調節がうまく出来ないのか熱くなったり冷たくなったりしたとか、
先輩との旅行の時、駅で具合が悪くなって救急車のお世話になったとか、
だから、夜遅くまで飲み歩くのはちょっと体力に自信がなくなったな~
と話していた。
もちろん言いたいことは、検診は大事だよ!行きなよ!だ。
さて、いよいよ本番のプチ同窓会でのこと。
その日は男女合わせて8人の集まりだった。
会が始まって間もなくOちゃんが
「あんちゃん、Kちゃんに聞いたわ。手術したんだって?大変やったね」
はい、この時点で私はアウトです。
これが「赤ちゃん生まれたんだって?」ならOKです。
私には、がんの話をしてもいい人と言いたくない人がいる。
話す相手によって深度も違う。
ここは、この話が膨らまないようにやり過ごすことにした。
「え?なに?」
「なになに?あんちゃんどうしたん?」
という声がある中さらにOちゃんは続ける。
「体力に自信がないんだって?そんなの運動も何もしてなかったん違うの?
私なんかずっと運動してきたから体力に自信がないだなんて一度も思ったことないわ~」
と言った。
その「体力」ではないと言いたいがうなづくだけに済ませる。
とにかく早く話を終わらせたい。
幸いこの話は、席の近い人にしか聞こえていなかったようで安心した。
聞こえた人にだけ簡単に説明した。
以上、モヤっとボールをぶつけたいのは、
Oちゃんに3個(。◕ฺˇε ˇ◕ฺ。)って話でした。