世界はやさしい。人はやさしい。 | 否定しない子育て。森と自然と親子の暮らし。

否定しない子育て。森と自然と親子の暮らし。

ずっと強い自己否定をして生きてきた私。母親になって子供たちの生きる姿に自分の生き方を見直し「否定しない」ことが幸せへの道だと知った。保育士となった私が大好きな自然の中での暮らしとともに綴るママと子どもたちへのメッセージ。

不安からの行動ってろくなことを起こさない。
って分かってたんだけど、どうしても不安に呑まれて焦ってしまって失敗した。 

あちゃーって瞬間動揺してパニックになったけど、なんと救世主が現れた!

ほんと私は運がいいなぁ。
人の優しさに助けてもらい、つくづく運の良さに感謝する。

不安で焦ってパニックはもういらないよ。
安心して委ねていいよ、という神様からのメッセージ。






大学生のときスキューバダイビングをやっていて、私のガイドで海中で道に迷い、パニックになって酸素ゼロ。
岸までの数10メートルを自力で泳ぎ
崖の上で釣りをしていた、おじさんたちに引き上げられて、助かった。
バディの先輩はボート釣りのおじさんに助けられて、二人とも無事に戻れた。

あのときは波に飲まれたら終わり、崖に叩きつけられたら終わりだと、初めて命の危険を感じた。
数万円する機材もタンクも海に捨てて、命を守ることを優先した。
助けて!って見ず知らずの釣りのおっちゃんを頼った。

格好悪かったし、他のメンバーには心配かけちゃうし、先輩まで危険な目に合わせてしまって
何て自分はダメなんだと責めたけど
釣りのおっちゃんも先輩もダイビングサークルの仲間もタンクを借りていた民宿の人も
誰ひとりとして私を責めなかった。
みんか笑って命が助かってよかったと言ってくれた。
大したことないよと言ってくれた。
本当に。人も世界も優しかった。
海も私を引きずりこまなかった。
優しかった。


そんな経験して
優しさの奇跡は分かってるつもりだったのにね
忘れちゃう。

 
どーんと世界を信頼していいんだ。
世界は優しさに満ちている。
忘れないように、もう一度腹に落とし込んで行こう。