いよいよ、カナリアンズ最後の公式戦。
揃わないメンバー、雨の後の荒れたピッチ・・・
最後までベストな環境にはならなくとも、今日もみんなで力を合わせて走り切ります。
今日で、カナリアイエローの雄姿も見収め。
今日こそ、悔いを残す戦いはしたくない。
長かった挑戦の最後に相応しい対戦相手と、お互い泥まみれになりながら、熱い試合で締めくくりたいと思います。
今日は、チャクラネスト奈良SCさん主催の、「チャクラ卒業記念杯」に招かれて、奈良県大和郡山市まで遠征。
昨日の雨が残る朝。
本当は、朝からキックオフの大会でしたが、午後の天候回復に期待して、12時スタートとなり、15分ハーフの予定が、20分1本でのリーグ戦となりました。
大会会場の、治道小学校の天然芝グランドも、雨の影響もあり、荒れてスリッピーなコンディション。
足腰弱く、重心高いカナリアンズの選手たちにとって、これほど不利な条件はありません。
本来、「相手も同じ条件」と言いたいところですが、相手のプレッシャーのないアップのダッシュで、派手に転倒しまくる選手たちを見ていると、『大丈夫か?本当に、マトモに試合できる?』と、心配になってきます。
今日の参加チームは、主催のチャクラネスト奈良SCさん、AVANTI八尾さん、AVANTI S-ACTさん、生駒FCさんの、計5チーム。
優勝、準優勝にはトロフィー、大会を通してのベストゴール賞、各チームのMVP賞が授与されます。
それに、”さよなら賞”として、大会途中にリフティング大会もあり、17名の選手に、景品が授与されます。
さあ、いよいよ最後の大会のキックオフ。
まずは、戦績から。
1試合目;AVANTY S-ACT (1-2)
2試合目:チャクラネスト奈良SC (0-2)
3試合目:AVANTI 八尾 (0-0)
4試合目:生駒FC (2-1)
結局、最後の試合も、トロフィーGET出来ず、ベストゴール賞も獲得できずに終わってしまいました。
では、まずは初戦から。
相手は、AVANTI S-ACTさん。
予想通り、スパイク禁止のスリッピーなグランドでの戦いで、ボディバランスの悪さと、球際のミスも手伝って、落ち着きのない試合展開に。
当然、相手もやりにくさは同じなので、そんなに決定的に崩されるシーンもあまりなし。
ただ、カナリアンズの選手たちは、ツルツル滑りまくって、ヘタなスケートを見ているよう・・・
普段、どれだけ不安定な踏み込みと、アンバランスな体勢でサッカーをやっていたかが、モロわかりです。
それでも、開始直後に、中盤に下がったエースから、トップ起用のテクニシャンに絶妙なタテのスルーパスが通り、落ち着いてゴール隅に流し込んで先制に成功。
『なんか、最近にはない、良い滑り出しでは?』
(足元滑りまくりだから・・・?)
このまま、波に乗って勝ち切れるかと思った矢先、攻め込んだ後のカウンターというより、個々の1vs1の弱さと、最終ラインの判断ミスで痛恨の失点。
やっぱり、こうなってしまうんですね~
結局、1-2と逆転されて敗戦。
最近、使いまくりのコメントですが、またまた勝てる試合を落としてしまいました。
2試合目は、主催のチャクラネスト奈良SCさん。
この試合も1試合目と同様、ピッチでスケートを楽しんで、バタバタしているうちに、ボールに群がったウラの、ドフリー選手に決められて失点。
逆転を狙って、何とか足元にボールを納めて繋ごうとするものの、うまくコントロールできずにボールを失い、自ら守備の時間を増やす状況。
しかし!
今日は、うまくゲーム運びができなくても、文句を言う選手はいません。
ピッチに立つ全員、ミスが目立つ厳しい環境の中で、お互いを励まし合い、気合いの籠ったアタックを何度も見せてくれました。
もともと滑りやすいならと、気迫のスライディングで相手の攻撃のチャンスを食い止め、泥まみれになって戦います。
結果、0-2と敗れてしまい、悔しさはありますが、後味の悪いゲームではなく、やり切った感のあるゲームでした。
それは、選手たちの表情を見ていてもわかります。
ここまで2敗しているにもかかわらず、全力で戦った後の頼もしい表情。
もちろん、悔しそうではありますが、悔いを残す戦い方ではありませんでした。
2敗で迎えた3試合目。
恐らく、今日の対戦相手では一番苦しめられるであろうAVANTI 八尾さんとの対戦。
試合を重ねるごとに、気合いの入ってきている選手たち。
(初めからそうしていれば、2試合とも勝てただろうに・・・)
序盤から、球際にガンガンアタックして相手のミスを誘い、拮抗した良いゲームとなりました。
お互いチャンスは作るものの、気迫籠ったディフェンスで、なかなか相手ゴールを割らせません。
スリッピーなピッチにも関わらず、素晴らしいプレーを見せる相手選手にも、臆することなく戦い切り、0-0のドロー。
この試合も、どちらに軍配があがってもおかしくない、接戦で良い試合でした。
最終戦の前に、今日のお楽しみイベントのリフティング大会。
ゴールラインからセンターラインまで、インステップを交互に使ってリフティングで進み、早くゴールした選手が勝ち。
落としたらゴールラインまで戻ってやり直し。
5チームの選手全員が一同に整列し、一斉にスタート。
商品をかけて、最初の17名に入るのは誰か!?
我らがカナリアンズから、何人が受賞できるか?
どのチームの選手も、なかなかうまく進むことが出来ない中、最初の6~7人くらいは、安定していて早々にゴール。
その中に、我らがエースとキャプテンも交じっていて、ほっと一安心。
結局、4人が受賞して、シューズ袋や缶バッジをもらって帰ってきました。
参加チームの皆さんや、応援の父兄の皆さんも含めて一緒に盛り上がり、激戦の合間の楽しいひと時となりました。
さあ、いよいよラストゲーム。
これで、カナリアンズのユニフォームを纏って戦うのも最後・・・
最後の試合の相手は、生駒FCさん。
選手たちは、全員良い表情で、最終戦のピッチに散っていきます。
最後くらいは、勝たしてやりたい・・・
良い表情で、『このチームでサッカーができて良かった』と、胸を張って言わせてあげたい。
直前まで、バカやっておちゃらけていた選手たちも、ピッチでは引き締まった笑顔で最終戦に挑んでくれました。
ぬかるんだピッチは相変わらず。
3人欠けた、10人のメンバーも変わらず。
しかし、最後の円陣の気迫そのままに、声を張り上げ、球際で熱く勝負し、ボールを繋ぎ、ベンチからコーチングの声を送り、全員で戦えた、良い試合となりました。
前の3試合では、なかなかうまくいかなかった攻撃の連携もうまく嚙み合って、素晴らしいサイド攻撃、タテの突破を何度も見せてくれました。
結果、見事2-1で勝利!
奪った2ゴールも、素晴らしいゴールでした。
今日の試合・・・
どの試合も、モヤモヤと悔いの残る試合はありませんでした。
最後の試合に相応しく、全員で一つとなって戦えて、本当に感無量です。
今日のMVPは、選手たちが4試合を通して一番楽しかったと評価した最終戦で、2得点の起点となったサイドの貴公子。
左サイドの突破で、相手を崩した勢いは素晴らしかったです。
実は、今まで13人のメンバーの中で、一人だけMVP賞のなかった選手。
お情けとは違う、プレーで掴んだ堂々たるMVP賞です。
おめでとう。
最後の最後に、良かったね。
これで、カナリアンズの戦いは終焉を迎えました。
活動期間中の大会で、MVP賞を全員受賞・・・
これは、当初から狙ったものではありません。
一人ひとりが努力で掴んだ栄誉。
カナリアンズは、全員が活躍することを掲げたチーム。
一人のエースが支えるチームではなく、全員が支えるチーム。
立ち上げ当初の、スタッフ全員の想いを、選手たちは実現してくれました。
チーム理念を貫き通してきて、選手全員のスキルアップと絆を強めて結果を残せたことが、何よりの成果です。
(トロフィー、欲しかったですけど・・・)
明日は、立ち上げからお世話になった高師浜グランドでの最後の練習。
私たちのホームグランドを、みんなでしっかり味わいたいと思います。
(立ち上げ当初から、勝手にホームと言い切ってます!)
明日も笑顔で、みんなで楽しもう!
≪代表 宮武≫