とうとう、この日がやってきてしまいました。
私たちの挑戦の終焉の日。
選手たちの、卒団の時。
振り返れば、新しいチームの息吹を感じ始めた2014年夏・・・
後にスタッフとなる誰もが、不可能だと判断した途方もない挑戦。
夢の中だけの存在だったFCカナリアンズが、本当に現実のカタチとなって息づくには、多くの出来事の連鎖から生まれたエネルギーが不可欠でした。
思いもよらなかった、数々の出会いの奇跡。
子供たちの、純粋なサッカーへの想い。
それを支える家族の理解。
細い糸を手繰るように、一つ一つの小さな出来事が結びつき、偶然のようで必然だったチーム誕生の瞬間。
ひとつタイミングが狂えば、13人の出会いはありませんでした。
かつて所属したチームでの出会い。
かけ持ちで通った、フットサルやサッカースクールで交錯した時間。
一度は道を分かった友が、カナリアンズという想いのもとに、チームメイトとしてまさかの再開。
不遇の思いを抱えた日々から脱却するため、かつての仲間の声を受け、賛同して集った新たな意思。
それぞれの事情を胸に秘めて集った13人の出会いそのものが、彼らの人生の大きな転機となりました。
チームを創る、最大の目的だった公式戦への参戦。
そのための、大阪府サッカー協会登録には欠かせない監督の役割を、快く引き受けてくれた某コーチ。
FCカナリアンズの基盤として、その銘と精神を借り受けた、社会人リーグの大人カナリアンズの存在。
大切なサッカー仲間たちからの、暖かい声援・・・
FCカナリアンズが誕生するには、どれも欠かすことのできないものばかり。
思い返せば、本当に全てが奇跡だったように思います。
夢・・・
一言で言い表せば、マンガの世界の出来事のような、”夢”の時間だったように思えます。
見方を変えれば、18か月前の状況の全てが、カナリアンズ誕生に向かって”現実”をひた走った、当然の結果だったとも思えます。
「カナリアンズ」は、確かに存在しました。
そして、これからも、13人の選手たちが歩む道に”カナリアンズ”は有り続けます。
それは、カナリアンズがただの”FC(フットボールクラブ)”ではなく、13人の想いの詰まった”意思”と”絆”そのものだからです。
全ての関係者の熱い想いから生まれた”絆”のエンブレム。
このエンブレムが象徴する姿こそ、カナリアンズの理念そのもの。
18か月の活動の中で、喜怒哀楽てんこ盛りのかけがえのない記憶が、”絆”を胸に抱いたユニフォームを纏った選手たちの心に刻まれてきました。
選手だけでなく、スタッフにとっても、選手の家族にとっても、この18カ月は人生において深い意味を持った時間となったはず。
カナリアンズを支えて下さった方々への深い感謝は言うまでもありませんが、チーム創設の理念に賛同して、子供の大切な時間を預けていただいた父兄の皆さんに感謝です。
そして、何よりも、実績も実力もある数多のチームが存在する中、生まれたばかりのFCカナリアンズでプレーすることを決断した選手たちには、言葉にならない熱い思いでいっぱいです。
「為せば成る」
これを、現実にやりきったのが”カナリアンズ”という挑戦。
何かをやろうと行動したとき、一途に想いを貫き通せば、必ずそれを支援してくれる人に出会い、同じ想いを持った同志に導かれ、道は拓けていくのだと痛感しました。
そんなFCカナリアンズに所属した選手たち・・・
これから進む道で、苦難に遭遇した時に思い出してほしい。
”カナリアンズ”という絆を。
”カナリアンズ”という志を。
不可能を可能にした”カナリアンズ”の存在を。
出来ない事なんて、そうそうあるものではないんだと言う事を。
出来ないと思った時・・・
それは、「やらなかった」時。行動しなかった時。
これからの人生の中で、どんな困難なことに直面しても、まずは”やってみて”ほしい。
考えて足が止まるなら、まずは行動してみよう。
失敗したっていいじゃない。
それが、カナリアンズで伝え続けた取り組み姿勢。
行動を起こせば、何とかなる。
前に向いて進んでいる限り、一人で解決できない苦しい事も、必ず助けてくれる人が現れるはず。
少なくとも、カナリアンズのコーチ全員、みんなの味方となって、これからも全力で助力します。
いつでも帰っておいて。
そして・・・
私の”代表兼コーチングスタッフ”という挑戦。
ヘッドコーチから「代表、やってや!」と、頼まれた夜・・・
一度は無理だと結論付けたはずの大業を、チームの枠を超えた数多の皆さんに支えられて、実際にやり切ることができました。
自分でも、ビックリです。
正直、途中何度も心折れそうになった事もあります。
それを支えてくれたのは、周りのスタッフやご家族はもちろんですが、まぎれもなく13人の選手たちの笑顔と、ひたむきな姿です。
週末、カナリアンズ関係者の皆さんに会えるのが、本当に楽しみな18ヶ月でした。
活動を終えた今、これからどうしようかな・・・
スポっと抜けた、週末の時間と心の大きな穴。
周りの人たちに、「ボケないよう注意しないと」・・・なんて、真剣に心配されています。
ほんとにその通り!ヤバイです。
まあ、幸い息子もサッカーを続けますし、他のメンバーの活躍も気になるし、いろんなグランドを徘徊しようかな~
選手のみんな、グランドの片隅で見かけても、嫌な顔したり知らん顔しないでね。
なるべく、ヤイヤイおせっかいはしないようにするから。
(中途半端にヌル~い事してたら、ガツンと説教タイムに入るかもしれませんが・・・)
家族の皆さんも、今後もひとつ宜しくお願いします。
最後に、今までこのブログで選手の名前を挙げなかった意味を語って締めくくります。
活動の様子を、個人名を挙げて説明するのは簡単。
初めはそうするつもりでした。
しかし、このブログの意図を考えた時、選手個人に伝えたい事をここで述べるのは違うと思いました。
ここで私が語り続ける意味は、チーム全体の様子を、代表として、FCカナリアンズを応援していただいている方々に発信し、FCカナリアンズの存在を示し続ける事。
(超~私見ばかりでしたが・・・)
それに、選手の家族の皆さんには、我が子の様子をこのブログで全て知るのではなく、各家庭で選手本人に直接話を聞いてほしかったのもあります。
楽しかった事や嬉しかった事・・・
苦しかった事や悔しかった事・・・
その全ての感情を、子供たちの表情から感じながら、Face to Faceの会話を楽しんでほしかったのです。
かけがえのない親子の時間の多くを、チームの活動時間に捧げてくれた父兄の皆さん。
せめて家に帰ったときは、親子のコミュニケーションの最大の材料にしてもらいたい。
「カナリアンズに所属して、親子の会話が増えた」・・・と、言ってくれたお母さんがいます。
それを伺った時は、本当に感激しました。
家族あっての選手。
選手あってのチーム。
その想いを貫き通してきて、本当に良かったと思えた瞬間でした。
サッカーを通じて、家族の間で笑顔が増えたなら、私自身ここで語り続けた事にも意味を見出せます。
個人名を挙げずに様子を伝える事は、文章力のない私にはかなりハードルが高かったのですが、頑張って貫き通せた自分を褒めてやりたいと思います。
(まあ、途中かなり妥協して、読みにくかったところも多々ありますが・・・)
そして・・・
最後の最後に、長らくこのブログにお付き合いいただいた読者の方々へ。
読みづらい上に、無駄に長~い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。
本日をもって、このブログの役割を終え、これが最後のアップとなります。
ここでは、カナリアンズに興味を抱いていただいた皆様に、「こんな感じでやってるよ」と、拙い表現力でお伝えしてきました。
かなり、私個人の想いに偏った目線でしたが、楽しんでいただけたなら幸いです。
国語の苦手な私が、ここまでよく書いてこられたな~と、自分でも感心しています。
(本業は、一応理系ですので・・・)
チームがなくなっても、ブログ続けたら?・・・なんて、数少ないファンからのご意見もいただきましたが、選手たちを思い浮かべながら書けないのは悲し過ぎるので、止めておきます。
では、これにて閉幕。
最後に、深い感謝の意を込めて・・・
今まで、ありがとうございました。
≪代表 宮武≫
