2014年10月25日・・・
カナリアンズ初の公式戦は、セルリアンカップでした。
通算8回参戦させていただき、様々な地域の強豪チームとの対戦で、選手にもコーチ陣にも、大きな刺激と影響を与えていただいた大会。
私たちの成長の節目には、必ずこの大会がありました。
4回目の参戦となった、2015年5月31日の大会。
血と汗と涙にまみれ、激闘の先に掴んだ準優勝。
カナリアンズ初となる、トロフィー受賞。
初めて鳥肌のたつ歓喜を味わえたのも、この大会でした。
一つ一つの試合を通して、チームとして、個人として、本当にお世話になりました。
大会を主催する、FCボランチ大阪の皆さん、本当にありがとうございました。
さて、快晴で程よい気温の、最高の天候となった今日の大会の様子を。
参加チームは、,主催のFCボランチ大阪さんを含め、5チームによるリーグ戦。
リーグ戦ですが、15分ハーフを戦って引き分けなら、PKで勝敗を確定。
今日もチームの総力で戦い、お世話になったFCボランチ大阪さんの厚恩に、プレーで報いたいと思います。
さて、そんな感慨深い大会の、最後の挑戦の結果から。
1試合目:大阪東淀川FC (0-3)
2試合目:港南FC (4-1)
3試合目:ACアスロン (2-0)
4試合目:FCボランチ大阪 (0-3)
大阪東淀川FCさんが全勝優勝、続いて2位がFCボランチ大阪さん、カナリアンズは3位という結果。
正直、試合要項で今日のメンバーを見た時から、感情の起伏の激しい今のチーム状態では、全く歯が立たないのではないかと危惧していました。
しかし!
初戦でいきなり、格段にレベルの違う相手に翻弄されて落ちかけた気力を、敗戦後すぐに立て直し、あとの3試合は気迫の籠った、感動的な試合を見せてくれました。
まずは、大阪東淀川FCさんとの初戦。
チーム全体のサッカーに対する理解力、プレーの創造性、ボールコントロール全般の個の技術、スピード・・・
どれをとっても格段のレベル差があり、相手のボールさばきについていくのがやっと。
それでも全員体を張り、前半の終盤まで、相手の猛攻を凌いでいました。
頑張って守備をしてマイボールにしても、相手の攻守の切り替えと球際の寄せが早くて、なかなか落ち着いてボールをキープできないカナリアンズ。
焦りも手伝って、ミスも連発。
苛立ちから、プレーも言葉がけの質も荒くなり始めた選手たち。
しかし、今日は最初に選手たちと約束していました。
相手が強いのは最初からわかっていましたし、今日は全員でカバーして励まし合うこと。
その約束通り、ピッチ内でキャプテンを中心に、選手たちが自ら修正していってくれました。
本当に、頼もしく成長してくれたものです。
おかげで、私がとやかく口出しする必要もなく、穏やかに見守る事ができました。
結局、球際の個人技で振り切られて3失点。
やっぱり、個の技術って大切ですね~
2試合目は、先週の協会交流戦でボコにやられた港南FCさん。
足元の技術の高い選手も多いチームですが、先週は相手がどうこうよりも、私たちの数少ないストロングポイントの機動力を、自ら捨ててしまったことが、最大の敗因でした。
先週の惨敗の記憶も新しい選手たち。
今日は、その悔しさを晴らしたいと、選手たちは試合前から意気込んでいました。
その言葉通り、球際も集中して素早く寄せていき、多少の技術差を埋めるには余りある運動量で、アグレッシブな試合を展開。
1失点はしたものの、久しぶりに気迫で相手を圧倒する試合が出来て、本当に感無量でした。
そして、私が一番感動した3試合目。
相手は、ボールコントロール、ボディーバランスのレベルが超高いACアスロンさん。
ミスも少なく、相手にボールを触らせないボールさばきは、本当に見事でした。
個の技術では全く太刀打ちできないチーム相手に、どこまでやれるのか・・・
しかし、この試合で、サッカーは個人技だけが勝敗を分けない、サッカーは一人でやるものではないと、改めて痛感させられました。
(ウチの選手たちには、もっと個人技を鍛えてもらいたいところですけどね・・・)
ボールを持った相手に、2人でも止め切ることが出来ず、3人4人とブロックを厚くして必死で守る選手たち。
もちろん、球際に人をかけすぎれば周りはノーガードに。
小気味よくパスを回され、頻繁にゴールに迫られますが、体を張り、必死で走り、相手以上の運動量でゴールを死守。
そして、奪った後のカウンターで、数少ないチャンスをモノにすべく、守備での疲労も見せずに頑張って相手ゴールを目指します。
熱い!
本当に熱い!
全員が、こんなに気迫あふれる試合は、昨年の全日リーグ本戦の時以来ではないでしょうか。
見ていても、手に汗握る高揚感。
やっているサッカーは、セオリーに照らせば、無秩序で美しくないのかもしれません。
しかし、セオリー通りの教科書サッカーなんかより、プレーヤーの熱い想いがビンビン伝わってくる試合の方が、何倍も心動かされます。
結果、2-0で見事勝利!
圧倒的な技術差があるチームに無失点。
数少ないチャンスでも、諦めずに攻めの姿勢を貫いて2得点。
ほら!
やればできるでしょ?
例えどんなに相手が強くても、全員の心を一つにまとめ、集中して戦えば、こんな素晴らしい結果を掴むことができるんです。
カナリアンズの選手たちには、その資質があるんです。
もちろん、参加メンバー全員が出場して戦っての結果。
本当に、全員のスキル向上の賜物です。
苦しい時間帯の連続だったこの試合。
チームの苦しい時に見事先制点を挙げたのは、帰ってきた我らがエース。
受験ボケなのか何なのか、チームには戻ってはいたものの、プレーではずっと眠っていたエースが目覚めてくれました。
一足先に目覚めていたゴリゴリドリブラー、主力不在の苦しいチームを支え続けたテクニシャンとの見事な連携。
いやあ、得点のシーンは、ビデオを持つ手が震えました。
試合のDVDを楽しみにしている父兄の皆さん・・・
優秀なビデオカメラの、手ぶれ補正が間に合ってなかったらすいません。
そして、今日の最終戦。
いよいよ、FCボランチ大阪さんとの最後の戦い。
今まで、圧倒的な迫力で押し切られ続けた強豪チーム。
今までの感謝の気持ちを込めて、最後に気持ちよく勝って終わりたい。
3試合目を、素晴らしくアグレッシブに戦えたので、その勢いのまま戦えれば良い試合が出来るはず。
ただ、スタミナだけが心配・・・
しかし、先の試合でかなり消耗しているはずなのに、気力は途切れることなく、レベルの高い相手に、前線から厳しく勝負を仕掛けていきます。
さすがに、要領よくボールを回す相手に、ガムシャラに突っ込んでいく戦いを続ければ、攻守の切り替えで隙を見せる場面も多くなり、最大の課題であるカウンターから失点。
結局、0-3で敗れてしまいましたが、全ての試合を通して、今日の運動量は素晴らしかったと思います。
今日の試合のMVPは・・・
文句なしで、帰ってきたエース。
チームの苦しい時に結果を出すのが、真のエース。
おかえり・・・今日見せてくれた機動力と集中力、それに決定力の復活を待っていたよ。
あとわずかのカナリアンズでの試合、この調子で”ワクワク”させてくれることを期待しているよ。
(やんちゃな粗相で、”ドキドキ”させられるのはいらないよ。)
いよいよカウントダウンに入った、カナリアンズの活動。
その一日、一試合、一瞬の、選手たちの輝きを、しっかり目に焼き付けておきたいと思います。
明日の協会交流戦も、気合いを入れて、今日のようにみんなで盛り上がっていきましょう。
≪代表 宮武≫