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「この手」があった!…模型用塗料で代用?自転車の傷修復と、ペイントリムーバーで誤塗装の修正
自転車って、駐輪場に置いておくと強風に煽られて転倒したり、そもそも駐輪場自体が隣との間隔が狭く、特に幅広の電動自転車から駐輪時に擦られたりして何もせずとも傷つきますよね。
特に、駅前のスーパーにある時間式コイン駐輪場によっては、隣の自転車との間隔が異様に狭い事例も多く存在します。
長年愛用している当方の「年代物」GRANT製クロスバイクも、駐輪場で隣の自転車とジャムったりして傷だらけになってしまいました(泣)
クルマ用のタッチペンを買ってくれば、それなりにジャストフィットするかもしれませんが・・・
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やはり、一般的なホームセンターの店頭でも「それなり」のお値段はしますね。
あと、トヨタの「白」だけでもたくさん種類がありすぎて、もし色が合わない場合に中途半端に使って再び「不良在庫」を家に増やすのも、風水開運学的に見ても疑問に思います。
ハンズで購入
もっと安価に、かつ鉄道模型やプラモデル愛好家なら家に置いていそうな「アリもの」で、手軽に補修できないかと思い試してみたのが今回の記事♪
そんな訳で、今回は下記のような人には少しだけ参考になるかも?
1.ガンダムマーカーや、模型用の塗料で安価に自転車の傷を修復できないかと思っていた人
2.間違って色を塗ってしまったプラモデル等、模型の塗装を、剥がす溶剤を探している人
↓
「この手」が、あるかも?
今から10年以上前に購入したガンダムマーカーが、中途半端に使用した状態で眠っていた当方の場合は、これをタッチペン代わりに使用する事を思いつきました!
以前、Nゲージ鉄道模型のジオラマ作成に使用したモノですよ♪
これ、そのままズバリ「ペン」のように少しずつ薄く伸ばしながら塗料を足していけるのが利点。
白色塗装車の場合は経年による日焼けも考慮して修復しないと、後から塗った部分だけが白輝し過ぎて逆に目立ってしまう可能性もありますので、意外と神経を使うのですよ。
コツは、
「薄く重ね塗り」
そんな訳で、薄く重ね塗りを3回重ねて何とか遠目には目立たない程度まで修復してみました。
まぁ、近くでじっくり見ると、まだまだ傷の部分はクリアに分かっちゃいますけどね(笑)
今後も更に、暇なときに根気よく薄塗りを重ね続けていけば、何とかなりそうな気配です。
今日は、この後も予定が詰まっていて、手も疲れてきたのでこの辺で止めておきます。
プラモ感覚♪
もう1台、普段は室内(玄関)保管している(こちらも、かなりの経年車になりますが)DAHON製の折り畳みミニベロを持っているのですが・・・
逆走してきた暴走クソ爺に突っ込まれて、狭い道路上でジャムった後に気づいた擦り傷(泣)
いや、待てよ・・・
最近付いた傷にしては黒く錆も出ていて少しオカシイので、やっぱりこれも隣車との幅が狭い駐輪場で気づかぬ間にやられちゃったのかな?
自転車って、クルマやバイクに比べて車両価格が安く、かつ老若男女問わず身近な乗り物なので、「惜しい(もったいない)」という感覚無く手荒く扱われることが多いのですよね。
駅の駐輪場を管理しているジジイの仕事見ていると、他人から決して安くは無いお金を徴収して預かった自転車を、平気でガツンガツン音を立てて衝撃を与えながら並べ直していますよ。
奴らの頭の中には、狭いスペースに無理矢理でも間隔を詰めて、多少接触しても仕方が無いとギリギリ突っ込むことしかないみたい(怒)
まぁ愚痴はこのくらいにして、今回は以前ダイキャスト製バス模型に塗装した際に使用した塗料の「余り」を使って自転車の傷を修復することにしましょう♪
要は、プラモデルを作って塗装するのと同じ感覚ですね!
こちらも筆で少しずつ、薄く伸ばして半渇きしてから再び重ね塗りしていきながら、気長に根気よく周囲の色と馴染ませていきますよ。
う~ん。。。
これもやっぱり近目で見ると該当箇所だけが浮き上がって見えてしまいますが・・・
遠目でパっと見くらいなら、何とか誤魔化せる程度まで持って行くことは可能かもしれません。
塗装の修正
続いて、模型屋さんの大型チェーン店に行って新しく今回購入したのは・・・
逆に、今度は間違った塗装を剥がして元に戻す際に使う溶剤でした。
その名もズバリ、塗装剥がし専用液「ペイントリムーバー」です。
「ホビーショップ タムタム」の千葉店(千葉市美浜区)で、税込304円でした。
塗装に必要なマスキングテープと、塗装剥離に必要な綺麗な新しい筆は、経費節減の為にダイソーで購入した税込110円モノで用意しました♪
大中小の筆が3本セットで税込110円というのは、かなり魅力的!
再び登場
先程、折り畳み自転車の傷修復でご紹介したオレンジ塗装のダイキャスト製バス模型ですが…
既製品をそのまんま、シール貼り換えだけで誤魔化して当方「架空バス会社」オリジナル塗装っぽい感じを表現している三菱ふそう車と比べると一目瞭然!
当方の完全オリジナルへ「ガチ再塗装」を加えてしまっている日野セレガは、フロントガラスが完全に曇ってしまっています。
塗装後の仕上げで水性塗料を重ねて、さらにトップコートを掛けた時に誤って付けたモノ(泣)
左右の客窓と、リアウインドーは「曇り(結露)」の表現だと言い張れますが、フロント部分は流石にこの状態では情けないので、修正する機会をずっと伺っていました。
再び、三菱ふそう車みたいな前方窓から車内が見える程に、修復は可能なのでしょうか?
先ずは作業準備として、今回は逆に不要箇所まで塗装剥離をしないように、クリアにしたい前窓の周囲は完全にマスキングテープで、まるで包帯を巻くように養生しちゃいましょう!
ってか、最初からフロントガラス部分だけマスキングしてからボディの塗装をしていれば、こんな面倒な事しなくても良かったのにぃ(笑)
まぁ、ブログネタに使えたから良いかぁ♪
新品への思い
間違っても他の色を、フロントガラスに「再塗装」するのだけは避けたい・・・
その思いから、100円ショップ品ではありますが、今回は新品の大筆を使用させて頂きます。
筆にペイントリムーバーをたっぷりと染み込ませたら、筆で「優しくゴシゴシ」していきます。
この「優しくゴシゴシ」がミソで、力入れすぎもダメ、逆に力不足もNG・・・
1面を丁寧にやったら、溶剤が乾かないうちにティッシュで一拭き♪
少しは改善?
まぁ、無加工品の三菱ふそう車に比べると、まだまだ「ダメダメ」ですが・・・
ペイントリムーバーで修正前よりはかなりクリアになってきて、いちおう前窓から車内が少し透けて見えるレベルに改善させることはできました!
これも、あまりやりすぎると「クリアな素材に使用すると、白濁する」ことがあるらしいのです。
ペイントリムーバーのラベル注意書きにも書いてあったので、ある程度やったら「ほどほど」に止めて諦めたほうが無難かな?
これもまぁ、近づけてみるとやはり日野車は「曇り」っぽい前窓に見えるけど・・・
遠目で見れば、それほど違和感無いレベルまで改善できたのではないかと思います。
少なくとも、作業着手前の写真と比べれば、一目瞭然でしょ♪
側面窓が白っぽいまま残りますが、冬の東北道を走る高速バスに「よくある姿」だから、気にしません(笑)
3つも一気にご紹介して、手が塗料まみれになったので、作業後は「チョコまみれ」で一服!
いかがでしたでしょうか?
今回は、模型イジリが好きな人ならたぶん家に常備していそうなアイテムを使って、自転車の傷修復と、模型塗装の修正方法について考えてみました。
既に本記事の内容についてはご存知の人もいるかもしれませんが・・・
もし初めて聞く人にとっては「そうか、この手があったか!」という話ではなかったでしょうか?
皆さんも是非とも、模型工作に使用して余った塗料は、自転車や壁の内外装などちょっとした塗装剥げをDIYで「応急処置」する材料として、試しに使ってみてはいかがでしょうか?