安倍晴明公を祀る…新千葉にある令和の新神社、参拝後は新名物?チーバカレー | ゆるポタで心リセット“おれ野_お散歩日記”by_✡CAMMIYA…ちょいマニアックで開運

安倍晴明公を祀る…新千葉にある令和の新神社、参拝後は新名物?チーバカレー

 

今回の記事は、以下のような人には参考になるかも?

    

・家内安全や金運、商売繁盛、出世、縁結びのご利益があり、秘かにお詣りできる神社を探している

 

・千葉県の公式ゆるキャラ「チーバくん」グッズで最近出た珍しいモノを探している

 

・新千葉という駅が気になるが、降りる機会がない

 

先ずは1923(大正12)年7月24日に開業した、京成線でメチャ古いけど「新」千葉駅で下車。

 

当時、現在の千葉中央公園の場所にあった京成の千葉駅(大正10年開業)に対して、千葉の中心市街地西端に新設された駅という事で「新千葉」と名付けられました。

※元からあった京成の千葉駅は戦災復興区画整理に伴い昭和33年に移転し、現在の「千葉中央」駅になります

 

2022年度の一日平均乗降人員は2,041人で、京成線内69駅中第65位で、大佐倉駅、印旛日本医大駅、成田湯川駅、東成田駅に次いで5番目に少ないのだそうですよ。

 

そりゃそうだ・・・昭和42年に「国鉄千葉駅前」駅として開業した京成千葉駅(JR千葉駅)まで僅か600mの距離なので、日中10分間隔で運行される電車を待つより歩いたほう早いかも(笑)

 

令和3年

新築・遷座再興

さて今回は、京成千葉線「新千葉」駅から南東へ200mの場所に鎮座する真新しい神社「太上神社(だじょうじんじゃ)」さまにお詣りしてみました。

※千葉県千葉市中央区登戸2-5-17

 

休日早朝ダブルワークの出勤途中での参拝だった為、誰もいない静かな境内。

 

神社の正面向かって左手に社務所がありますが、10時にならないと開かないようですね。

 

平安時代中期~後期の名高い陰陽師であった安倍晴明公は、皇族や貴族から庶民まで幅広く悩みや苦しみを取り払うことで大きな信頼を得ていました。

 

こちらの太上神社さまは、安倍晴明の末裔として代々朝廷に仕え、天文道を家学として担ってきた陰陽道宗家・土御門家の流れを汲む神社なのだそうですよ。

 

しかし、明治維新により暦を西洋歴に合わせるため明治3年に陰陽寮が廃止となり、明治5年陰陽道が迷信として禁止されます。

 

その後永らく土御門家の邸内社として千葉市花見川区幕張町にありましたが(後述)・・・

 

令和の時代に入り氏子崇敬者により現鎮座地に移築再興され、新たに社殿が建立されました。

 

銭洗弁財天?

鳥居を潜り右手に手水舎があり、今時よくあるセンサー感知式で水が出ます。

 

但し、境内参道を挟んで対面の位置(鳥居を背に拝殿正面向かって左手側)に御座す銭洗弁財天様と思しき水は、社務所開所時間外は稼働していない様子・・・

 

銭洗いの際に必要な笊が、早朝に行った時には撤去されていました。

 

他者のブログ等ではこの場所にきちんと銭洗い用の笊と、使用方法を説明した案内看板が存在する写真がアップされているので、10:00~17:00までの間に行けば利用できるのかも・・・

 

6柱を祀る

御祭神は安倍晴明公(神)の他、太上神仙鎮宅霊符神、天之御中主神(アメノミナカヌシ様)、市杵島比売神(イチキシマヒメ様)、大国主神(大黒天様)、寿老人様。

 

ゆえに、太上神社は家内安全や金運、商売繁盛、出世、縁結びなどの神社とされています。

 

拝殿手前の右手側に、大黒天様と寿老人様の姿がありました。

 

拝殿の参拝作法は、一般的な「二礼二拍一礼」のようですね。

 

御朱印は素敵なイラストが入った月限定デザインもありますが、すべて書置きみたい・・・

 

初穂料は500円で、社務所開所時間帯(10:00~17;00)に拝受可能。

 

最後にもういちど鳥居を見上げると・・・

 

何と、紙垂はプラスチック製でした(笑)

 

前鎮座地?

宗教団体リサーチサイトによると、今回ご紹介した太上神社さまの前鎮座地は千葉県千葉市花見川区幕張町4丁目818番地との事ですが・・・

 

Googleマップ(グーグルアース)で2014~2015年の写真を見ても、神社っぽいのは無いですね。

 

宗家とその関係者以外に参拝できない、本当に文字通り完全な「邸内社」だったのでしょうか?

 

余談ですが、路地にまで食い込む「県道57号」の文字がウザイ(笑)

 

これを見て「交差点の隅切り部分は、脇道に食い込んで県道指定されている」と、マジ顔で主張するアホが居るので困ったものです。

 

そもそも、Googleマップはマニア向けに正確な道路管理境界を示すモノではない・・・

 

もっと日常生活に即した情報を提供する目的の為、イメージ(見映え)を優先している事がある。

 

閑話休題・・・

 

現鎮座地の40m南は、千葉街道(国道14号)の「登戸2-7」交差点です。

 

ちなみに地名の呼び名は「のぶと」。

 

神奈川の小田急線沿いにある「登戸」と混同しないように要注意♪

 

チーバカレー?

参拝を終えた帰り道に近所のドラッグストアに寄ったら、皆さんお馴染み山崎製パン「ランチパック」に千葉県の公式ゆるキャラ「チーバくん」が描かれていたのが目に留まる・・・

 

千葉県誕生150周年記念事業の一環として、千葉県立商業高校4校と共同で企画し2024年1月1日から発売された、関東(主に千葉県)限定のランチパックなんだそうですよ。

 

「千葉×キーマカレー=チーバカレー」という高校生から出たアイデアを商品名として採用。

 

年代を問わず親しまれているキーマカレーなら、商売として成立しそうな感じがしますね。

 

もちろん、「世界のヤマザキ」が出す公式商品の1つなので、老若男女問わず受け入れられそうな「無難な味」に仕上がっていましたよ。

 

パンの中には、千葉県産豚肉の挽肉入りキーマカレーフィリングが詰まっていました!

 

授業の一環として、こういう企画に携わることができる今の高校生が羨ましい(笑)

 

いかがでしたでしょうか?

今回は、陰陽師・安倍晴明の末裔として代々朝廷に仕えてきた陰陽道宗家・土御門家の流れを汲む、千葉市中央区の太上神社さまを中心にお伝えしました。

 

ここなら、家内安全や金運、商売繁盛、出世、縁結びのご利益を頂きながらも、秘かにお詣りできそうな感じですね。

 

ちなみに、東日本で安倍晴明に縁がある少し大きめの神社というと、真っ先に思いつくのは福島県福島市の中心街に鎮座している福島稲荷神社さまかなぁ。。。

 

まぁ、せっかく千葉に来たなら、千葉市を代表する千葉氏ゆかりの千葉神社さまと併せてお詣りしてみてはいかがでしょうか?