45年間、注ぎ足しのタレで焼いた「もの凄い鯖」…42℃の天然温泉が湧く露天風呂あがりに食べよう♪
今回の記事は、食通の間で話題沸騰の焼き鯖定食を、できれば日帰り温泉みたいなところで休日の昼間にマッタリ食べたい人には参考になるかも!
千葉県酒々井町の「京成酒々井」駅まで、電車に乗ってお出かけしてみました♪
※京成上野起点55.0km地点(2022年乗降人員5,598人/日)
東口から出発する、酒々井プレミアムアウトレット行きの路線バス(千葉グリーンバス)に乗車。
人気の酒々井温泉
土休日ダイヤのうち朝の1本(京成酒々井駅8:42発)だけが、アウトレットモールを経由して酒々井温泉「湯楽の里」まで直通運行します(運賃390円)。
※バスダイヤは2023.10.15時点
下足箱のロッカーに付いているICタグがお財布代わりとなり、入館時は受付のみ実施。
館内飲食代金を含めて、退館時に自動精算機で一括清算システムですよ。
今回4年半ぶりに着てみたけど、アメニティー関係はあまり変わってないみたいですね。
お湯は最高!
平成27年6月に地下2000mより湧出した酒々井温泉「湯楽の里」。
※千葉県印旛郡酒々井町飯積1-1-1(タオル持参なら休日でも1050円で入館可能!)
源泉かけ流しのお風呂は、露天の東屋下(高見の湯)だけですが・・・
ここの泉質は「含よう素‐ナトリウム‐塩化物強塩泉」で、太古の海水が長い時間をかけて地層の中で熟成された物で、琥珀色の湯を舐めると超・塩辛いです。
保温効果が高く湯冷めしにくいことから、【熱の湯】ともいわれているみたいですよ。
更にもっと凄いのは、よう化物イオン(ヨウ素)の含有量98.3mg/kgという数字。
PH7.7、成分総計32700mg/kgという数字だけ見ると、近隣同様施設と同じレベル。
「千葉あるある」的な、塩分濃度の高い赤or茶色に濁った温泉であることがわかります。
なるほど・・・2022年のニフティ温泉年間ランキングで上位入賞するだけのことはありますね。
人気の理由は他にも…
この日帰り温泉施設は丘の上にあり、露天風呂も田園地帯が一望できる見晴らしの良い感じでしたが・・・
※空気が澄んで晴れた日には、富士山も拝めるらしいです
お風呂上りに休憩する場所もまた、見晴らしよく寛げる設計になっているのが素晴らしい!
ここには、44台のゆったりリクライニングチェアが設置されていて、湯上りにゴロ寝できますよ。
ブランケットは、フロントカウンターに申し出れば貸していただけます。
もちろん、今どきのスーパー銭湯の先駆者ともいえる「湯楽の里」グループなので、漫画コミック本やフリーWi-Fiといった設備も充実!
ただ、やはりアウトレットモールに近い立地だけあって、休日は結構混んでいます。
芋の子を洗うような激混みといった感じではなく、少し待てば空席が見つかるレベルですが・・・
最大40分待ち
やはり休日の昼12時台の食事は、ある程度の待ち時間を覚悟しておいたほうが良いかな?
先ずは受付の場所で代表者名と利用人数を書き入れて、係員から空席確保の案内があるまでロビーのソファに座っておとなしく待ちましょう。
それでも、今回はピークを少しだけ外した午後1時時過ぎに受付を済また結果・・・
着席まで8分、オーダーから着膳まで20分でしたので、少しだけ時短できたかなと思います。
前回4年半前に利用したときは、タッチパネル式のオーダーシステムだったのですが・・・
どういう理由なのかわかりませんが、今回は一般的な呼びベルを押して駆け付けた係員に希望するメニューを伝える方式に変更されていました。
「おひとり様」用の窓際カウンター席には、電源コンセントも設置されています。
今回は茨城県神栖市の老舗干物屋「越田商店」から仕入れたという、創業から45年間注ぎ足し続けた「熟成つけ汁」で味付けられた鯖を使った焼き鯖定食を頂きましょう♪
※税込1260円
もの凄い鯖
まさに、鯖の旨味を最大限に引き出し凝縮したような、適度な塩梅のジューシー加減。
これはぜひ一度、魚好き(日本食好き)の人には味わっていただきたい逸品ですね。
ご飯は普通の白米と、十六穀米から選択できます(写真は十六穀米)。
本格的な天然温泉に浸かった後は「究極の焼き鯖」をマッタリと頂く、最高の贅沢を満喫!
帰りの路線バスは、最終の20:34だけが京成酒々井駅までの直行バス。
他の便は、アウトレットモールで乗り換えが必要です。
これだと、直行便なら390円で行けるところを、乗り継ぎの場合だとアウトレットモールまで200円+アウトレットモールからJR酒々井・京成酒々井の両駅まで310円の、合計510円になります。
JR酒々井駅まででも直線距離で2km以上ありますが、雨が上がったので歩いちゃお(笑)
飯積伊豆神社
湯楽の里から南西へ直線距離300m先で、この地域における御鎮守様がおわしていたのを発見したので、お散歩がてらにお詣りして行きましょう!
※千葉県印旛郡酒々井町飯積字堀ノ内293(いいづみ いずじんじゃ)
お祀りされている伊豆の神様は、火の神、鍛冶の神様として知られていますが・・・
こちらの神社に祀られているご祭神は、彦火々出見命(ひこほほでみのみこと)、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、誉田別命(ほんだわけのみこと)の3柱(敬称略)。
この、飯積伊豆神社の創建年代等は不詳。
しかしながら、後述する境内本殿裏の「飯積の大杉」が推定樹齢700年で、創建当時の植樹と推定されていることから、鎌倉時代の創建と推定されます。
明治維新後の社格制定に際し、村社に列格。
明治42年下谷津の天満宮・子安神社・浅間神社、飯積字台畑の白幡神社を合祀。
拝殿左手から本殿裏の高台に回り込むと、まず最初に境内社の古峯神社さま・・・
飯積の大杉
本殿裏に高く聳え立つこの大杉は、幹回り4.3メートル、推定樹齢600年(地元伝承)の巨幹を誇っています。
先述の通り飯積伊豆神社の創建年代・由緒などは不明ですが・・・
この御神木の大杉は、神社創建当時の植樹と推定されています。
※現地案内板(酒々井町教育委員会掲示)より
もし真実ならば、酒々井町における樹木中で最古のものと言えるでしょう。
棟札によると現在の社殿が再築されたのは、明治十四年七月吉日との事。
※「酒々井町史」による
現在ではどちらかと言うと、合祀されている子安神社の方が一般に知られているとの事。
子安神社と言えば子育て、安産、子授けの神様として信仰されたものですよね。
なので、今では常時無人の神社ですが、江戸時代から昭和中期までは、毎年三月十九日の例祭日には、近隣町村から講中をつくって参詣する人が多く、盛大な祭礼となったそうですよ。
いかがでしたでしょうか?
今回の記事は、食通の間で話題沸騰の焼き鯖定食を、できれば日帰り温泉みたいなところで休日の昼間にマッタリ食べたい人を想定して書いてみました。
「喜楽里」を含めた「湯楽の里」の系列の名物食事と言えば、カレーうどんが有名ですが・・・
創業から45年間注ぎ足し続けた「熟成つけ汁」で味付けられた、「越田商店」の焼き鯖定食も必食の価値あるという事が、上手く伝わりましたでしょうか?
では、今回も長文雑文乱文記事に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。