キャプテン翼の駅を降りたら、もつ煮込みが美味しい昭和の定食屋さんを見つけた♪ | ゆるポタで心リセット“おれ野_お散歩日記”by_✡CAMMIYA…ちょいマニアックで開運

キャプテン翼の駅を降りたら、もつ煮込みが美味しい昭和の定食屋さんを見つけた♪

 

今回の記事は、東京の城東地区で昭和の雰囲気が漂う定食屋さん(所謂「昭和の食堂」)を探している人には参考になるかも・・・

 

サッカー漫画「キャプテン翼」の作者・高橋陽一さんの出身地に因んだ装飾が施された、京成押上線の四ツ木駅で降りてみました♪

 

荒川(綾瀬川)の堤防に沿って、南へ約800m歩いて行き・・・

 

木下川(きねがわ)薬師と呼ばれる浄光寺さんの前を左へ進みます。

※東京都葛飾区東四つ木1-5-9

 

「きね川さくら通り」を85m進むと、左手に「王子白髭神社」の幟旗が立っているので、これを目印にして路地の奥へと更に進んでいくと・・・

 

左手に葛飾区立木根川小学校を見ながら、約100m進んだ路地の最奥部に神社がありました。

 

先ずは、ごはんの前に昭和34年建立の石鳥居を潜ってお詣りしましょ♪

 

王子白髭神社

938(元慶元)年に創建されたこの神社は、清和天皇第七皇子であった貞辰親王が東国巡行の途中、この地で薨去した際に祀られたことが始まりとの事。

 

上述した近くの浄光寺に偶然にも滞在していた慈覚大師円仁は、親王を葬って、浄光寺に墓の管理をさせました。

 

そして「王子権現」として祀ることになったのだそうです。

 

元々は別の場所にありましたが、荒川放水路の開削に伴い1919(大正8)年に現在地へ遷座。

※東京都葛飾区東四つ木1-12-26

 

こちらも移転

浄光寺も現在より西北約600mの場所(現在の木下川橋の手前)にありましたが、荒川放水路の開削工事に伴い大正8(1919)年5月、現在地に移ってきたそうです。

 

青龍山浄光寺は天台宗に属し、「木下川の薬師さま」として広く親しまれてきました。

 

その創建は嘉祥2(849)年で、葛飾区内で4番目に永い歴史を持っています。

 

天正19(1591)年には、江戸城に入ったばかりの徳川家康より薬師供養料として年貢・課役が免除された領地(五石の朱印地)を寄進され、以後は鷹狩り等を通じて将軍家と親密になります。

 

仁王門で睨みを利かせて向かい合って立つ2体の仁王尊(金剛力士像)は、何本かのヒノキを寄せて作る「寄木造」で、ガラスの「玉眼」が埋め込まれています。

 

寛文3(1663)年に浄光寺僧侶が願主、名主の大塚六右衛門が惣檀那となって京都七条の仏師五代目兵部藤芳が制作したとの事。

 

「登美(とみ)の松」は、徳川幕府第三代将軍家光公が参詣に訪れた時、家光公が自らの手によって植えられたもので、命名は第八代将軍吉宗公によるものとの事。

 

現在の松は二代目で、傍らにある登美の松碑は勝海舟の揮毫なのだそうです。

 

テレビに出た定食屋

上平井橋を渡って約115m、荒川(中川・綾瀬川)を背にして左手の路地奥に、今まで何度もテレビで紹介された「噂の定食屋(昭和の雰囲気がある食堂)」がありました。

※テレビ番組例「徳光さんの路線バス寄り道の旅」等

 

今回は、新小岩の住宅街にひっそりと佇む「食事処 島村」さんでお昼にしましょ♪

※東京都葛飾区西新小岩5-8-3

 

ここの注文スタイルは、先ず座席を確保してから壁に貼ってあるメニューの中から選び、厨房と客席を仕切るカウンターでオーダーする仕組み。

 

このオーダーシステムをまず理解しないと、無駄な時間を費やすことになるので要注意ですよ。

 

今回は、このお店の看板メニューである「(もつ)煮込み定食(税込750円)」をオーダー!

 

平日・土曜のランチタイム(11:30~13:15LO)だけしか営業しないという店内は繁盛していましたが、さすがに看板メニューは常にスタンバイしているみたいで、5分かからず着膳です。

 

さすが、地域住民から愛される定食屋さんだけあって、ごはんの炊き加減はちょうどよい加減。

 

適度に煮込まれたモツや、小皿に添えられた浅漬けも嫌な臭みを感じない良い塩梅でした。

 

この時は、食後にアイスコーヒーサービスでした。

※客が自らカウンターに申し出必要(中身は900mlペットボトルのネスカフェ無糖or微糖です)

 

四ツ木及び新小岩の駅から歩いて20分かかりますが、新小岩から市川駅まで行く路線バス(新小52系統)が30分間隔で運行しているようです(上平井町で下車)。

 

自転車バイクは店の前に置き、クルマは店裏の路地に回り込んだ場所に停めます。

 

モンチッチ公園

今回お昼ごはんを頂いた「食事処 島村」さんの、すぐ裏側にある西新小岩五丁目公園は、別名「モンチッチ公園」と呼ばれています。

 

パっと見は、どう見ても普通の公園なのですが・・・

※東京都葛飾区西新小岩5-7-2

 

公園の北西角部分にはモンチッチのオブジェがありました。

 

ああ、なるほど・・・この場所はぬいぐるみ製造会社「㈱セキグチ」の工場跡なのですね。

※現在も50m北側の東京都葛飾区西新小岩5-2-11で操業中

 

いかがでしたでしょうか?

今回は、主に東京の城東地区で昭和の雰囲気が漂う定食屋さん(所謂「昭和の食堂」)を探している人に向けて記事を書いてみました。

 

今回ご紹介した「食事処 島村」さんは特筆すべきところは無いけど、すべてにおいて「ちょうどよい」味付けで、価格も(多少値上げしたけど)比較的リーズナブルでしたよ。

 

「王子白髭神社」「浄光寺(木下川薬師)」「モンチッチ公園」といった、お散歩スポットが近隣にはいくつかありました。

 

有名な行列ができるラーメン店がある新小岩駅の北口からは、歩いて20分以上かかるけど・・・

 

皆さんも是非とも、「食事処 島村」さんでランチついでに近隣をお散歩してみてはいかがでしょうか?

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