130年「合併しない都市」の総鎮守…道野辺八幡宮へ行く途中にある590円でしっかり背脂!麺屋義國 | ゆるポタで心リセット“おれ野_お散歩日記”by_✡CAMMIYA…ちょいマニアックで開運

130年「合併しない都市」の総鎮守…道野辺八幡宮へ行く途中にある590円でしっかり背脂!麺屋義國

 

千葉県の鎌ヶ谷市って、現在の市町村制度が成立した1889(明治22)年4月1日以来、130年以上にわたって一度も市町村合併を行っていない自治体なんだそうですね。

※千葉県内における同様事例は浦安市・富里市・酒々井町

 

今回は、そんな鎌ヶ谷市の総鎮守である神社と、かつての中心駅(時刻表では今でも「市の代表駅」)である鎌ヶ谷駅との途中にある、今時にしては格安な590円で背脂醤油ラーメンが食べられるお店をご紹介致します。

 

先ずは、東武アーバンパークライン(野田線)の鎌ヶ谷駅を目指して自転車(クロスバイク)を走らせます。

※ピーク時(2018年)乗降人員23,000人/日、コロナ禍(2020年)乗降人員17,955人/日

 

新鎌ヶ谷駅が開業する以前は、鎌ケ谷市唯一の野田線の駅だったのだそうですよ。

※東武鉄道の新鎌ヶ谷駅は、北総線の駅設置から8年後に地元請願(費用負担)により、1999年11月25日に北総線の開業から8年8か月後にやっと開業

 

ちなみに、市役所では「鎌ケ谷」という正式地名表記を採用しており、JP日本郵政グループ住所や千葉県庁もそれに倣い、また市の条例で「ケ」は大きく書くと定められているようです。

 

 

坂下が「表参道」

鎌ヶ谷駅を背に250mほど歩いて行くと、道が2手に分かれていて、どちらの方向にも今回お詣りさせていただく道野辺八幡宮さまへ辿り着く旨の案内看板があるのですが・・・

※正式名称は「八幡神社」(はちまんじんじゃ)で、「道野辺八幡宮」は通称

 

何となく再び来た道を戻ることを考えると平坦な右手を選択したくなりますが、実は左手の急坂を降りた側が「一の鳥居」がある正式な参詣道なのです。

※鎌ヶ谷駅から「一の鳥居」まで徒歩5分

 

下段19段+踊り場+上段37段の、計56段ある石段を上ると・・・

 

市の保全指定地区に指定された6,864㎡の規模を誇る鎮守の森が拡がっていました。

 

境内散歩♪

二の鳥居を潜ってすぐ左手にある巨石の上には、小さな鳥居と祠が乗っていまます!

 

個人的にはNゲージ鉄道模型ジオラマ制作(自宅神棚パワースポット化)の、参考になりそうな感じがして、思わずこの石の前で暫し立ち止まり眺め込んでしまいましたよ♪

 

小さな祠がある巨石の向かい側には、境内社である豊洲神社(石川稲荷神社と大黒社)。

 

コロナ禍でも、手水舎のお水を使わせていただくことができました。

 

手水舎の隣には御神馬である白馬(木像)。

 

参道を挟んだ対面側には、参拝者の「(個人的な)願い事を叶えてくれる神さま」である一願成就の社が鎮座されています。

 

拝殿の正面に向かって左手にも境内社が並んでいて、特に目立っていたのが合格祈願の天満宮様と、一生食べ物に困らないとされる食津神社(みけつじんじゃ)様。

 

個人的には今、後者に縋りたい(笑)

 

「三重連」の拝殿

社伝によれば、下総(現在の千葉県北部)を征服した平将門が中沢城(千葉県富里市)を築く際に、城の鬼門にあたる現鎮座地に、弓矢兵馬の守護神として鎮祭したのに創まるとの事。

 

現在では鎌ケ谷市の総守護神として崇敬されている道野辺八幡宮さまですが、ここの拝殿配置は他所と違って少し変わっています。

 

ここは何と、新拝殿―旧拝殿―本殿という具合に「三重連」の建物配置になっているのです!

※言い換えると「外拝殿―内拝殿―本殿」というフォーメーション

 

現在の最前面に位置する「新拝殿」の奥には、かつての拝殿であった「旧拝殿」の姿が伺えますが、さらにその奥に本殿が建つ構造なのですよ。

 

御朱印は書き置きながらも、拝殿向かって左側にある授与所にて頂きました。

※初穂料500円、対応時間9:00〜16:00

 

 

たった590円で!

背脂しょうゆラーメン

道野辺八幡宮さま一の鳥居から再び東武アーバンパークライン鎌ヶ谷駅へ向かって360mほど再び戻った途中の場所に2014年開店した「麵屋義國」で、参拝後の昼食を摂ります。

※千葉県鎌ケ谷市道野辺中央2-9-27(駅から徒歩2分、140m)

 

今時のこだわりラーメンで、レギュラーメニューが税込590円の割安価格帯から存在するなんてメチャ嬉しくないですか!

※店内入ってすぐ右側にある券売機で食券購入し、カウンター上に提示してオーダー完了

 

掲示されていた調理師免状の記載から、「麵屋義國」という店名は店主自らのファーストネームから採ったものだとわかりました。

 

店主の高橋義国さんは、某名店で修業を重ねてから、ご自身の出身地である鎌ヶ谷へ店を出したのだとの事。

 

8時間以上じっくり煮込んだスープの背脂醤油ラーメンは、見た目ほどしつこくなく、特に尖った部分は無いけど、毎日でも食べたくなるバランスの取れた1杯。

 

まさか、たった590円でマトモな背脂醤油ラーメンが食べられるとは思いませんでした。

 

恐らく、東京23区内ならば最安値でも780円くらい取るのではないでしょうか?

 

ちなみに味玉は、昼営業時間帯(11時30分~15時)だけのサービス品で、麺大盛りまたは味玉のいずれかが選択できます(店員から訊かれた際に返答すればOK!)。

 

店内はカウンターとテーブル席合わせて21席。

 

お冷はセルフサービスでした(荷物入れ籠の近く、カウンター席の背面にあります)。

 

いかがでしたでしょうか?

皆さんも是非とも、今からちょうど133年間前に現在の市町村制度が確立してから一度も合併をしていない千葉県鎌ヶ谷市の総鎮守「道野辺八幡宮」さまへお詣りした際には・・・

 

一生食べ物に困らないとされる境内社である食津神社様へご挨拶した後に、駅から神社までの途中にある「麵屋義國」にて590円の背脂しょうゆラーメンで〆てみてはいかがでしょうか?

 

お賽銭10円+御朱印500円+ラーメン590円=税込たった1100円!で、充実した鎌ヶ谷「ゆるポタお散歩」を、駅から徒歩圏内で満喫できちゃいますよ♪