ハズレ無し!…房総の人気店はピタピタ麺の「燕三条系」♪食後はアウトレットまで不思議な距離標を追う
皆さんは「マルタイラーメン」という名前を聞くと、福岡にある棒状の即席麺を連想してしまいますが、千葉県木更津市にある同名のラーメン店は全く違います!
行列ができていることも多いこの店、市内でも屈指の人気ラーメン店なのだそうです。
「無化調」「大盛無料」「自家製麺」・・・食欲を誘う表記が目に焼き付いちゃいますね♪
今回は、JR内房線「木更津」駅東口からメインストリート(県道)を真っ直ぐ道なりに約2.2km行った先の左側にある「千葉房総 麺のマルタイ(千葉県木更津市東太田1-9-30)」をご紹介して、アウトレットまで自転車を走らせた際に道端で見つけた距離標(路面表記)を扱います。
背油のこく煮干しらぁめん(800円)
基本メニューと思われる券売機左上角のボタンをポチ押ししてみます。
カウンター10人+テーブル2名(コロナ対策で減席されています)の店内ですが、カフェを意識した女性客受けしそうな内装も見られる反面、天井はシンプルな造作になっていました。
ラーメンの場合は、恐らくは丼容量のバランス関係か?・・・麺の増量(特盛)が選択できませんので、大食い諸氏は400gまで無料の「つけ麺」を選択されているようです。
他店に無い不思議体験
背脂はギトギトした感じで浮いているのですが、煮干しスープとの合わせ出汁になっていて、両者のバランスが絶妙に絡み合って、不思議と最後まで食欲のペースを落とさずイケちゃいます。
(※ちなみに、オーダーしたのは「大盛」、すなわち麺量225gです)
このスープに柔らかく煮込まれたピタピタの平打ち太縮れ麺と、ホロホロに崩れるほどに仕上げられたチャーシューが組み合わされる様は、まさに「オンリーワン!」。
カウンターに味変調味料が瓶詰で数種類置いていあるのですが、全く使わずでも飽きることなく一気に完食してしまいました!
まぁ、一語で言うと「燕三条系」のラーメンなのですが、客に「他店では味わえない不思議体験」をさせるべくオリジナリティの高い領域まで既に達している感じですね。
単に無化調だからという意味だけでなく、味もハズレが無い「安心」して食べられるおススメの1杯だと思います。
恋の森
木更津駅東口まで戻る途中・・・「恋の森」という地元の若者や観光客受けしそうな地名が表記されたバス停を発見!
この辺で「森」といえば、以前の記事で取り上げた太田山公園しかありませんが、、、
もちろん、木更津市が市名の由来として広めている日本武尊と弟橘媛の悲恋伝説にちなんでいるようですよ。
アクアラインの入口近くにある三井アウトレットパーク木更津までクロスバイクを走らせます。
木更津周辺でよく見る不思議な距離標
次にご紹介するのが、木更津から袖ヶ浦にかけて、特に県道87号と90号沿いでよく見かける歩道と車道を仕切る縁石上にペイント書きされた距離標表示です。
上の写真の場所は「(主87)袖ケ浦中島木更津線」の金木橋南側なのですが、起点側(袖ケ浦市奈良輪)から見るとちょうど6km地点なので、恐らくは起点からの距離と思われますが・・・
しかしながら、「(主90)木更津富津線」の側は複数測定基準の距離標が点在していて、何が基準なのかよくわからない状況ですね。
写真は木更津警察署(旧木更津市役所)入口交差点北側なのですが、いったい何処を起点として42km地点なのでしょうか?
42km地点から255m北に「31km地点」があったりして・・・
推測するに、県庁所在地である千葉市からの距離、あるいはアクアライン経由で川崎市からの距離も絡んでいるような気がしますが、詳細は不明です。
同様の距離標が袖ヶ浦駅北口の市道「奈良輪北通り」にも存在するので、どうやら「県道」としての距離標では無さそうです。
それにしても、木更津港からたった8kmしか離れていないのに、方や「42km地点」を表記し、こちらは「23km地点」・・・この19kmの差とは(一体どこを起点とした表記なのか)?
ますます分からなくなってきました(笑)。
道路台帳基準点
千葉県管理の道路Ver.です・・・
県庁の地方出先機関(現業出張所)の名称が「地域整備センター」から、再び一般的な地方の「土木事務所」という名に変更・改組されたようですね。
船橋の国道14号(千葉街道)沿いには、現業土木事務所名が入らず単に「千葉県土木部」だけの表記になっている道路台帳基準点の標識も存在します。
(京葉道路「船橋」インター入口にて、、、)
いかがでしたか?
皆さんも是非とも、2021年も美味しいラーメン食って、たまには道端の小さな標識にも着目しながら散歩して、「新たな発見」をすることで開運を掴みましょう!