実は悲しい?童謡で有名な「證誠寺の庭」って、こんな所…タヌキを見たら、キツネを食べよう♪ | ゆるポタで心リセット“おれ野_お散歩日記”by_✡CAMMIYA…ちょいマニアックで開運

実は悲しい?童謡で有名な「證誠寺の庭」って、こんな所…タヌキを見たら、キツネを食べよう♪

 

♪しょ しょ 証城寺(しょうじょうじ) 証城寺の庭は
つ つ 月夜だ みんな出て こいこいこい……♪

 

この明るくリズミカルな童謡「証城寺の狸ばやし」のフレーズは、日本人ならば子供の頃から誰でも知っていますよね。

 

でも、この童謡の舞台となった「證誠寺の庭」って、皆さんは行かれたことはありますか?

 

実は、この童謡のもとになった現地で伝わる民話には、歌詞で言及されていない「悲しい結末」があったのだそうですよ。

 

境内に入ると、先ずは親鸞聖人様の像が目に入ります。

 

この證誠寺(しょうじょうじ)は、千葉県木更津市富士見2-9-30(JR内房線「木更津」駅西口から徒歩10分の場所)にある浄土真宗本願寺派に属する寺院です。

 

ちなみに、現在は御朱印を出していないそうですので注意してくださいね。

 

 

證誠寺の庭

 

その昔、證誠寺の辺りは竹やぶが鬱蒼と生い茂る「鈴森」と呼ばれ、昼でも薄暗く薄気味悪い場所で、夜になると一つ目小僧やろくろ首などの物怪が現れると噂されていたそうです。

 

そぐ傍には矢那川が流れています。

 

ちなみに、実在の寺の名は「證誠寺」ですが、童謡のタイトルが「証城寺」となっている理由については諸説あるそうです。

 

野口雨情。Wikipediaより。

一、作詞家の野口雨情(のぐち うじょう)が単純に「誠」と「城」を見間違えた(証は證の新字体)。

一、最初は実在の寺院名(證誠寺)にしたが、檀家から「和尚を狸と対等に扱うな」等のクレームが来たので変えた。

一、最初からあえて架空の寺院名にすることで、特定の地域にとらわれず広くみんなに愛される歌にしたかった。

 

まぁ、3番目あたりが「夢」があって良いんじゃないかと個人的には思いますが・・・

 

 

狸塚

 

内容は一言で言うと「秋の夜に和尚と何十匹もの狸が寺の庭で囃子合戦をした挙句、夜が明けたら腹鼓で調子を取っていた大狸が腹を破いて死んでいた」ということです。

 

證誠寺の境内には、腹を破って死んでしまった大狸の供養のために作られたといわれる狸塚があり、この伝説を元にして詩人の野口雨情が作詞、中山晋平が作曲して、1924年(大正13年)に童謡『証城寺の狸囃子』として発表されました。

 

今では町中にたぬきの像やイラストがあったり、10月には地元の子どもたちが伝説にちなんでたぬきと和尚の扮装をしておどるたぬき祭りが開かれたり、寺にたぬきを象った絵馬が奉納されたりと、すっかり木更津における町中のシンボルになっています。

 

木更津港にて、、、

 

證誠寺から5分も歩けば海に出れます。。。

 

どこを起点にして「1km地点」なのだろうか?・・・

 

現行の指定された県道上で、この場所から1kmの地点は、どれも路線の「起点(0km地点)」としては中途半端な場所ばかりなので、、、

 

「県道」ではないが、唯一ピッタリ1km先にあるもの・・・で考えられそうなのが、現在は耐震性に問題ありとして解体されてしまった木更津市役所の旧庁舎(木更津警察署との敷地境界)。

 

確かに、旧木更津市役所の跡地には、今でも木更津市における公共測量の「基点」が残されていました・・・

 

現在、木更津市役所の機能は木更津駅西口にある旧「そごう」(現・スパークルシティ)と、木更津駅から北東方向へ直線で約1km離れたイオンタウン木更津朝日へ分散。

 

 

どちらも商業施設内のテナントとして入居している形を採っています。

(現在は、スパークル側に大量の空きテナントスペースがあるので、どうせなら宮城県石巻市みたいに丸ごと旧デパートがあった商業ビルへ移転しちゃえば良いのに、、、)

■本ブログ内関連記事参照

 

 

駅前のマンホールも「しょ、しょ、證誠寺(証城寺)・・・♪」でした(笑)。

 

駅前の立ち食いそば

 

旧そごう(現スパークルプラザ)の駅を背にして左脇「みまち通り」商店街に入ったところに、2019年6月開店した「あたりや」という蕎麦屋さんでお食事タイム♪

 

アサリのかき揚げ(280円)が店一押しトッピングのようですが、ベーシックメニューの「かけそば」が400円もするので、合算すると680円になってしまいます。

 

今回、本ブログ管理者が注文した最安値トッピング(かけそば400円+揚げ120円)でも、軽々とワンコイン(500円)を超えてしまうので、正直言って「立ち食いそば」としては高価格な部類。

 

しかしながら、麺こそ普通の業務用生麺といった感じですが、汁はダシがしっかりとれていて美味しく、この部分は「立ち食い」レベルを超えているので、値段相応かな?

 

木更津という地域柄、あえて「立ち食い」と「普通の(1杯呑める・座席制の)蕎麦屋」との中間的なコンセプトの店にしたのでしょうかね・・・

 

ちなみに、食券制だったり、食器の返却口が付いていたり、お冷(水)がセルフサービスするとことは、やはり「立ち食い」クオリティ(笑)。

 

いかがでしたか?

この中途半端なユルイ感じが、果たしてこの鄙びた駅前商店街で生き残ることができるのでしょうか?・・・

 

皆さんも是非とも、木更津行ったら駅の西口で「タヌキ」を見て、ついでに「キツネ」を食べてみてくださいね♪