虎と猫の置物がある街…高層ビルの谷間で、本当に拝むべきモノとは何か? | ゆるポタで心リセット“おれ野_お散歩日記”by_✡CAMMIYA…ちょいマニアックで開運

虎と猫の置物がある街…高層ビルの谷間で、本当に拝むべきモノとは何か?

江戸城外堀跡 地下展示室

文部科学省構内に残る石垣は、江戸城を取り巻く外堀の一部で、寛永13年(1636)に江戸幕府が全国の大名を動員して築いたもの。

中央合同庁舎7号館の建設にともなう発掘調査成果をもとに石垣を保存し、文部科学省構内ラウンジ前と地下鉄銀座線虎ノ門駅の新庁舎連絡通路(11番出口)内に発掘された石垣の全貌が見える展示コーナーとして開設された。

60家の大名を6組に分け、それぞれ区域を分担し、現在のほぼ外堀通りに相当する全長14kmを積み上げたのだそうだ。

関東では石垣に相応しい花崗岩が採掘できないため、遥か伊豆から石を船で運んだという。

また、八重洲は湿地、神田は山、溜池は沼地であったため、台地と低地の高低差を利用していたといわれている。

(東京都千代田区霞が関3丁目にて本ブログ管理者2019.5.3撮影)

本当に「虎」が居る虎ノ門交差点

■本ブログ内関連記事参照

現在、2020年開業に向けた日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」新設工事に連動し、乗り換え駅となる銀座線側の既存「虎ノ門」駅でも拡張工事が行われている。

(国道1号線にて本ブログ管理者2019.5.3撮影)

猫(型ロボット)も居たwww

本家「ドラえもん」との違いは色が白くて縞模様があるのと、耳があること

2014年6月11日に開業した虎ノ門ヒルズは、ホテル・住宅・オフィス・商業施設などが入居する地上52階建てで高さは247メートル。

ビルの真下には環状2号線(通称:マッカーサー道路)が貫通している。

この虎ノ門ヒルズは、六本木ヒルズや表参道ヒルズなどに続いて森ビルが施設運営をする複合施設「ヒルズ」シリーズの1つで、日本初進出の外資系高級ホテル「アンダーズ東京」のほか、高級飲食店を中心に25店が入居する。

都心の高層ビル群を見下ろせる37階~46階部分はマンションとなっていて、賃貸用の部屋の家賃は、月額55万円から292万円なんだとか、、、

(東京都港区虎ノ門1-23-1/本ブログ管理者2019.5.3撮影)

金刀比羅宮(ことひらぐう)

この地で必拝すべきものといえば、コレ。

敷地内には、金刀比羅宮との複合施設として高層オフィスビルの虎ノ門琴平タワーがあり、社務所や神楽殿といった施設と一体化している姿が印象的。

□外部リンク参照

(東京都港区虎ノ門1-2-7/本ブログ管理者2019.5.3撮影)

先ずは社殿から、、、

戦災により焼失したが、昭和26年(1951年)に拝殿と幣殿が再建された。 
ともに総尾州檜造り、銅板葺きの権現造り

日本最初の建築史家、伊東忠太氏の設計校閲による建物で、我が国古来の建築技法が随所に用いられている。

平成13年(2001年)に東京都選定歴史的建造物に指定。

元々は万治3年(1660年)、讃岐丸亀藩の藩主京極高和が芝・三田の江戸藩邸に金毘羅大権現を勧請したのが始まりなのだそうだ。

(東京都港区虎ノ門1-2-7/本ブログ管理者2019.5.3撮影)

○金マークが金運を招く?

延宝7年(1679年)、丸亀藩江戸藩邸の移転とともに現在の虎ノ門に遷座。

そして、

平成16年(2004年)11月30日、虎門琴平会館ビルを建て替え、虎ノ門琴平タワーが竣工し、現在のようなビルの谷間・・・というか高層ビル内に同居する形態になったのだそうだ。

(東京都港区虎ノ門1-2-7/本ブログ管理者2019.5.3撮影)

境内社も重要!

拝殿を背に向かって右側が、ビジネス(金運)の神様である「喜代住稲荷神社」。

そして、左側が良縁(縁結び)の神様である「結神社むすびじんじゃ)」で、特に後者は江戸時代、良縁を求める多くの女性により厚い信仰を集めていたとの事。

その時代、良縁祈願に訪れた女性たちは、この結神社の前で自らの黒髪を一部切り取り、或いは折り紙を持参し、社殿の格子や周りの木々にそれらを結わい付け良縁を願い、成就させたのだそうだ。

(東京都港区虎ノ門1-2-7/本ブログ管理者2019.5.3撮影)

高層ビル1階に入居する社務所

執務時間は平日が9時から17時半まで、土日祝日が9時から16時まで。

(正月三が日、毎月十日は除く)

お守りやお札、おみくじの授与、ご奉納・御朱印の受付はこちらへ。

(東京都港区虎ノ門1-2-7/本ブログ管理者2019.5.3撮影)

公開空地制度を利用しているのね

高層ビルの下が境内になっているので、ベンチもあるし、雨の日とか居心地良さそう♪

三井不動産が施行し、そのまま管理し続けているようだ。

公開空地(こうかいくうち)とは、開発プロジェクトの対象敷地に設けられた空地のうち、一般に開放され自由に通行または利用できる区域(オープンスペースの一種)を設けることにより、有効容積に応じて、容積率割増や高さ制限の緩和が受けられる建築基準法の総合設計制度

(東京都港区虎ノ門1-2-7/本ブログ管理者2019.5.3撮影)

その手があったのか、、、

地下駐車場のスロープ上に神楽殿を配置。

土地資源に限りある都会の真ん中に位置する高層ビル街ならではの有効活用方法!

(東京都港区虎ノ門1-2-7/本ブログ管理者2019.5.3撮影)