HI-TEC Sierra Lite Ⅱ |  キャンプ用品・資料倉庫からのつぶやき

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   旅が好きです。旅の手段、目的、楽しみなどに関わる諸々に興味を持ってきました。
   ここではキャンプ道具という枠で投稿するつもりですが、脱線話もお許しください。(^^)
仕事部屋、兼倉庫からのつぶやきです。

前回の流れから、Hi-Tecを記事にしておきます。

 

Hi-Tecは1974年に創設されたイギリスのスポーツシューズメーカーです。

70年代後半にシエラスニーカーという製品でアウトドアシューズの分野に進出しました。

90年代中頃はエバニューのハイテク事業部が取り扱っていましたが、現在はムーンスターが取り扱っているようです。

 

 

 

私はシエラスニーカーの記憶はないのですが、90年代中頃にキャンプブームと平行して中高年の登山ブームも起こっていました。

NHKの中高年の登山教室という番組で岩崎元郎氏がシエラライトⅡというモデルを推薦していたこともあり、このモデルが流行っていました。

当時、私は軽量の軽登山靴を探していて、流行っていたのを知らずに新宿の靴専門店で安売りしていたHi-TecのシエラライトⅡを購入した次第です。

 

 

 

 
化繊生地とスエードを組み合わせることで軽量の山靴の先駆けとなる製品でした。
しかし、防水性は皮革とは比べ物にならず、雨が降るとすぐ染みてきたものです。それゆえ、靴の中は通気性があり、蒸れにくく快適でもありました。
 
 
 
大分、底がすり減っています。
 
 
この頃、既に中国製でした。
 

正直、ずっと皮革製の重い登山靴を愛用していましたので、この靴でザックを背負うと足元がふわふわして心もとない感じがしたものですし、実際には歩き方も変えなければならないことにも気が付きました。

やはり、重いザックを背負うのには向かないと判断したのですが、結局真夏の八ヶ岳の縦走に履いて行くまでになりました。

 

 

二度、ソールが剥げて自分で接着しだましだまし、現在まで使い続けているのは私が貧乏性であるがゆえなのですが、とても愛着を持っているということでもあります。

 

先月、沖縄本島の嘉津宇岳と与那覇岳、大石林山などのトレッキングを楽しんで来ました。

前回までの嘉津宇岳では靴選びに失敗していたので、今回はHi-TecのCHASQUI WPを選んでみました。

 

 
化繊生地のみのモデルですが、防水生地で雨や雪でも染み込みにくい製品です。
それゆえ、通気性はイマイチです。
 
 
底はシエラライトⅡより厚く、ブロックパターンも細かいので、スリップしにくく安心感があります。
 
 
今はインドネシア製となりました。
 

沖縄までの行き帰りとトレッキング、その他にも海洋公園の散策や古宇利大橋や瀨底大橋を歩いて往復するなど歩きまくって来ましたが、ローカットながらその履き心地には大満足して帰って来ました。

 

余談ですが、沖縄でキャンプやトレッキングを楽しむための情報が他の都道府県と比較して圧倒的に少ないと感じています。

実はそれゆえ面白いわけですが、今回沖縄でトレッキングを楽しむためのひとつの秀逸な情報を得ましたのでご紹介しておきます。

 

 

 

私がコツコツ楽しんでいたことを、そしてこれから楽しもうとしていた所を完全に網羅していてちょっと残念でもあります。

でもまだまだ、現地に行くことでしか得られないことも多いので、これからも足を運び続けることになりそうです。