Coleman286A700C (5/1990)【Coleman 508の系譜12】 |  キャンプ用品・資料倉庫からのつぶやき

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   ここではキャンプ道具という枠で投稿するつもりですが、脱線話もお許しください。(^^)
仕事部屋、兼倉庫からのつぶやきです。

 

う~ん・・・・・・・なんだかなぁ~と悩んでしまうモデルです。

 
この大きな銀色ベースのロゴは珍しいですね。
286A 700Cのオリジナルかどうかは不明
 
5/90のタンク
 
タンクに貼られたステッカーに286A700Cと記載あり
輸入がカナダコールマンという記載もあり
 
カラーには286A703と記載
 
ポンプキャップがアルミと違う輝きなのは素材が違うのか?
 
ヒートシールドが無いが、ヒートシールドを押さえる金具がついているので本来は付いているはず。

 

最初にこの製品のモデルナンバーは286A700 Cです。

タンクに貼られたシールに記載があります。

このシールによると、このモデルはカナダコールマンが輸入したモデルでモデル名が286A700Cということのようです。

 

なんだかなぁ~とぼやいてしまうのはこのモデルについているカラーには286A703 とあるからです。

この状況を察するに、アメリカ本国の286A703 をベースになっていると解釈していますが、ベースモデルの痕跡を残しているところなど、コールマンらしいなぁと思ってしまいます。

 

 

カラーに286A703 と記載がある2台、右がタンクシールに286A700C と記載があるモデル
 

タンクのリム部分の厚みが少し違うのに驚きました。

右(286A700C )の方が少し厚く刻印の大きさも大きい。

左の方が一般的に見られる方だと思います。

 

 

元々、286はカナダモデルで採用した燃焼システムを継承したモデルだと思うのですが、このカナダモデルも80年代後期にはすべて生産が終了しアメリカ本国モデルと共通になりました。

このモデルのようにポツポツとアメリカ本国モデルをアレンジしたモデルもあるようで、当方ではもう1台290 でもカナダモデルを入手しています。

コールマンのカナダ工場閉鎖の詳細が今一よくわからないでいることもなんだかなぁ~とぼやいている原因の一つです。

 

タンク全面のコールマンロゴですが、このシールがオリジナルかどうかは確認できておりません。

古い製品については、その製品のオーナーが好みで張り替えていることもありますので同じ個体を何台か確認してからオリジナルと判断しますが、まだ確認できておりません・・・・・・ということもなんだかなぁ~というぼやきの元になっています・・・・・・・