なぜか・・・・・・小川テントが続きます・・・
当ブログで記事にするモデルは、スノーピークにしても小川にしても現行のショップが取り扱う流行りのモデルとは、なんというかはるかにかけ離れた古いモデルなので、ちょっと気が引けます。
先日、武蔵村山のイオンモールで、小川のグランドロッジに寄りました。
もう、なんかブティックのような店舗は、小汚ない髭面のオヤジにはもう拷問ですよ。
今は無き、池袋の秀山荘やSRCのような雑多で床がゴトゴトいうお店には私のような身なりのオヤジがいっぱいいて懐かしい・・・・・・
それゆえか、どうしてもそんな時代の製品ばかりの記事になってしまい申し訳ないのですが、その頃の製品が何故か面白いと思うんですよね。
今回のグッドフェローは、90年代前~中頃の製品でしょうか?
何度も述べておりますが、小川のドームテントはいくつかの系統に分かれていて前回のウッドランドやグラスランドより後の製品ですが、よりリーズナブルな価格の製品でした。
ポール構造もクロスフレームでフライポール無しのシンプルで軽量なテントでした。収容人数も3人用、4人用、6人用が用意されていました。
クロスフレームは4箇所がベントしているので、多分ですが多くのアウトドアブランドにテントを供給していたあの製造会社の製品だと私は予想しています。
小川内でもこのフレームを使用したモデルをいくつも見られますね。
ベントのお陰でフレームの立ち上がりが急で、かつ天井部分が広くなります。そして何より通常のクロスフレームは天井部分により多くのストレスがかかり、曲がり癖がついたりするのですが、この天井部分のストレスの軽減にもこのベント部分が役立っています。
また、出入り口にキャノピー機能を持たせたモデルの走りでした。
軽量モデルゆえに、キャノピーポールも細いジュラルミンというある意味贅沢な点もありました。
決してデザイン的に優れているようには見えませんが、6人用のテントとしては小型軽量の極みのテントの一つだと思います。
前回のウッドランド同様、フライやインナーのボトムに加水分解が見られちょっとべとついて設営が鬱陶しいですし、ボトムの内側にシートを敷かないと不快ですが、それでも使ってればこのべとつきは治まりますし、2本のポールでこれだけテンションがきちんとかかる居住性がよい室内は、さすがにあの製造会社のテントだけあるなぁと思うものです・・・・・・