コールマンのPZランタンのバルブ基部を付け換えることでキャンピングガス製品をOD缶でドライブすることができましたが、すべてのキャンピングガス製品で可能かというと、やはり出来ないモデルもありそうでしたので、出来なさそうなモデルについて、分解して検証してみました。
ラプソディーというランタンはバルブのつまみとイグナイタースイッチが連動しているため、バルブ基部内が複雑な構造をしていそうでした。
分解自体、ネジ止め等とは違い、分解の手順が分からず少し慎重に進めたところ、なんとかバラすことができました。
しかし、手順さえわかれば比較的に容易に分解できるとはいえ、バルブ基部と上部のバーナー部分の接続方法が、PZ ランタンとは異なる点、さらにはニップルについてもナットの形ではないため、脱着方法が分からずOD缶仕様にするのは困難と判断しました。
このラプソディーは1992年頃販売が開始されました。このモデルは80 年代末、現行のCV-270/470に適応するモデルとして登場したシンフォニーの流れを汲むモデルです。
【2024.Oct.6 訂正、追記】
"CV-270/470に適応するラプソディーは1992年頃販売が開始されました。このモデルは80年代末頃販売されていたシンフォニーの流れを汲むモデルです。”
上記が私が述べたかった内容です。国語力が乏しくお恥ずかしい限りです。
この流れのモデル達は構造が違うため、すべて確認したわけではありませんがPZランタンのバルブ基部では無理なのではないかと予想しています。
この他にも90年代のツーバーナーなども構造上難しいと思っています。
ラプソディーの構造は、正直、ユーザーが手を入れることを拒んでいると思われ、ニップルの詰まりに対応すべく分解手順が分かったことは収穫でしたが、不必要に分解はしない方がいいようです。
ガス燃焼器具の中にはこのように、ユーザー個人のメンテナンスを拒むモデルも見受けられるので、個人でメンテナンスしたいのであれば、他のモデルを選ぶと良いですね。
・・・・・・ということでキャンピングガスのOD缶化についてはここまでとします・・・・・・