山口萬吉邸(3) | 一応、カンパネルラ

一応、カンパネルラ

本当は「カムパネルラ」なんだけどね(笑)
あちこちと気になる建物、風景、夜景、お店の写真を下手クソながら撮ってます。

三回にも渡ってアップしている最後は階段周りです。

美しいカーブと装飾。

手すりも美しい。

二階の階段の奥は和室です。

階段の下、エントランスホールかな?

なんでしょうね?

使い込まれたタイルがまた素敵。

一応、奥の階段もこちらも、また普通なら、美しいって思うんだけどね。

最後にもう一枚、階段上、こちらの床も手がかかってますね。

キラキラはしてないけど、豪華で金かかってるな~とは思いました。

一応簡単な説明をするか(笑)

1927年(昭和2年)の建物です、敷地面積は270坪。

東京タワーを手掛ける内藤多仲(1886-1970)の構造設計、建築そのものは木子七郎、今井兼次、そして中央郵便局で知られた吉田鉄郎の協力によるものらしい。

スパニッシュ様式なことは、外観からも、エントランスホールの雰囲気からもよくわかる。

さすが構造設計の多仲、壁そのものが構造の一部となってるので、間取りは変えようがなかったようで、竣工当時とあまり変わってないようだ。壁を取っ払って結婚式場とかにならないで良かったと思う。

とてもいいリフォームだったと思う。

[kudann house]