コピックで絵を描きました。
常に一定の表情が出てお互い馴染みやすく
ぶれずに予想外の動きをしない、
僕にとってはそんな奴です。
それがとっつきやすい日や苦手な日があります。
濃さと色がアルファベットと番号で記されているので
塗りわけしやすいと思います。
今日はボールペンとあわせて色をのせてみました。
コピー用紙やケント紙などと相性がいいようです。
36色セットを使用。↑こんな形をしています。
一般ではあまりなじみのない物かもしれません。
イラストによくつかわれる画材です。
コピー用紙やケント紙などと相性がいいようです。
まずボールペンで線画を描きます。色を乗せる予定なので
あまりボールペン線での陰影はつけすぎないように気をつけながら。
髪の毛は黄色で。
色と線を同時進行で様子をみながら進めていきます。
薄い色から始めて、あとで濃い色を影に使う予定で。
塗りやすい画材なので、
色遊びがしやすいところに活かしていきます。
ボールペン線の上から塗るとにじんでしまうことがあるので
それをあえて利用することもできます。
ただペン先が汚れると後々厄介なので注意。
点々が色とりどりに乗せられるとアクセントになります。
翼の隙間を、濃さの違うグレーを段階的に重ねて
ほどよく影をつくります。
上半身がまとまってきたので
ズボン、靴などの描画へとりかかります。
上で若干、色をおきすぎた感があるので
下のほうは質素にしました。
オレンジのズボン、茶色の靴。
少年の全体像がまとまりました。
ただ飛んでいる少年になりたくなくて
自分の中で想定外のものを描き足すのもまた遊び心で楽しいです。
ウサギの、おじいさんのようなおばあさんのような人を加えました。
翼の生えたやんちゃな子になってしまった。
余談ですが
まつげ描いたら女、あごを丸くすれば子供、かくばった輪郭なら男、
ひげがあればおじさん、しわしわなら老人、
って完全に描き分けをパターンにして考えるのをやめるのは、なるべく避けたくて、
なんか男っぽい、どこか女性っぽい、ぐらいの微妙なニュアンスで伝わるのがいいなと
よく思います。
こんなラフな感じで、お年寄りのウサギと遊ぶ少年の出来上がり。