ボールペンで絵を描く | スギモト ダイキノ ブログ

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自分の
居る場所が
自分の
居場所になれ。

今回はボールペンでの描き方ダイジェスト。
コンビニやスーパーでも売ってる、
手頃な三本二百円ぐらいのボールペンを使いました。

ボールペン1
 

僕は大体最初に顔を描きます。鼻、アゴ、耳という具合に。
本来の顔のバランスから少しずらすのが好みです。
思いつきで描き進めてみます。


ボールペン2 
 
目、頬、髪の毛。
明暗を出すとおかしな輪郭でも説得力が出せます。
この時点でまだ全くどんな絵になるか未定。


ボールペン3


 帽子の毛の質感、アゴの影。
ボールペンは小回りがきく事や、
潔い線が出続けるところが長所。
素直な画材だと思います。


ボールペン4 

顔が大体きまったので服を描き始めます。
衣類を描くのは得意ではないですが、
襟元や裾など、端々をきっちり描くと服らしく見えるようです。


ボールペン7 

カバン、靴。影や汚れ、生活感。
なんとなく人柄や状況が見える段階まできました。
服とカバンに使った線の組み合わせは、
黒でも白でもない質感をあらわすのに便利。


ボールペン8 

あえて居そうにない場所に連れてきました。
描き込まないと淡白なそっけない線ですが、
これもまた良さ。 


 ボールペン12 

大きな木を加えて、完成に近付きました。
布、草、岩などの堅さや質感を、線の長短や筆圧などで工夫し
場合によっては油性ペンでアクセントをつけます。


ボールペン13 

近いものの線は太く
遠いものや背景の線は細く
気をつけて全体のバランスをはかります。

ボールペン14 

出来上がり◎

ボールペン15