6月21日(金)
8時15分起床。雨。気温15度。体重75.2キロ。
8時45分K子をイチゴファームまで送る。水を張って今頃田植えをしている女性がいた。至るところに栗の花が咲いているのが見られる。
今日は戸籍上の誕生日。雨がしとしと降っているが、生まれたときも雨が降っていたのか(親に確認すればよかった)、湿ったひんやりした空気はぼくの肌にしっとりくる。とはいえ、少し涼しすぎるので、21日生まれのキンクスのフロントマン、レイ・デイヴィス作詞作曲の名曲たちを楽しみながら、リハビリ運動をして体を温める。
やがて雨はやんだ。文学講座のチラシが足りなくなったので印刷。有島武郎「生れ出づる悩み」を読む。とくに理由なく、誕生日にかこつけて選んだ。芸術家小説。有島武郎の北海道の自然描写は何を読んでもよい。漁師として厳しく過酷な生活をしながら絵を描いている青年がよい。理想的人物。半分ほど読んだところで昼になる。
昼食後はだらける。K子を迎えに行く時間を考えると「生れ出づる悩み」の読了は無理だ。鴎外訳のリルケでお茶を濁し、3時45分K子を迎えに行く。
K子を家に送り届け、長坂図書館へチラシの配布を頼みに行く。陽がさしてきた。厚着をしていたので暑い。コンビニでチリ産の安い赤ワインを買う。ワタナベでスペアリブ、綿半で金魚や猫の餌を買って帰る。
自分の誕生日を祝うほど酔狂ではないが、夕食はスペアリブを焼いて食べる。赤ワインはぼくもちょこっとなめたが、K子のために買った。ウッドデッキで食べられればよかったのだが涼しすぎた。
夕食後は『Bosch 4』の4、5、6を観る。